ジャパリ・フラグメンツ   作:くにむらせいじ

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 まえがき

 はかせの長い説明は、読み飛ばしてしまっても構いません。



〈 みみみ 〉

 

 早朝。ロッジ「アリツカ」の一室。※1

 

 一つのベッドにかばんとサーバルが横になっていた。サーバルはかばんの方を向いて眠っていて、かばんは天井を見ていた。大きなブランケット ※2 からのぞいているふたりの肩は裸だった。

かばんがサーバルの顔を見て、かすかに微笑んだ。そして、少し視線を上に向けて、はっとした。

 

 サーバルの、前髪のM字模様の上、けもの耳のすぐ前に、髪色と同じ黄色の、こぶしより少し小さいくらいのふくらみがあった。

 

 かばんが、サーバルの頭にあるふくらみに、恐る恐る人差し指で触れた。それはやわらかく、指で押すと、ふにゃり、と形を変えた。

サーバル 「みゃ……」

 突然、サーバルの目が開いた。

かばん  「わっ!」

 サーバルは目が半開きで、眠そうだった。

サーバル 「なに……どうしたのかばんちゃん?」

かばん  「サーバルちゃん、あたまのそれ、なに?」

サーバル 「あたま?」

 サーバルが右手で後頭部から前へ頭をなでた。けもの耳が前へ倒れた。 ※3

サーバル 「あれ? なにこれ? なんかぽこってあるね」

 サーバルが急に体をおこした。ブランケットが開いて、ふたりの裸の上半身があらわになった。

かばん  「うわあっ! とりあえず、服を着ようね……」

 

 

 ロッジの食堂。

 

 かばん、サーバル、タイリクオオカミ(以下オオカミ)、アミメキリン、アリツカゲラがいた。

アミメキリン「これは、重い病気かもしれないわ!」

サーバル  「えー!」

かばん   「サーバルちゃんが、サーバルちゃんが病気なんて……」

アリツカゲラ「そんな病気、聞いたことないですね……」

サーバル  「痛くはないし、かゆくもないよ。さわるとくすぐったい感じだね」

 サーバルは、自分の頭にできたふくらみを、ふにふにと触った。

かばん   「ラッキーさん、なにかわかりますか?」

ラッキービースト(腕時計型。以下ボス)「考エラレル原因トシテハ、良性ノ腫瘍、ケモノプラズムノ異常発現、サンドスターノエラー、ナドガアルヨ。……頭部、コブ状、検索中、検索中……」

サーバル  「ボスにもわからないのかー」

オオカミ  「ほかの可能性としては、寄生型のセルリアン……」

サーバル  「おどかそうったって、もうだまされないよ!」

かばん   「こわいこと言わないでください!」

アミメキリン「先生、これはネタになりますよ!」

オオカミ  「いいね。……まじめな話、それからはサーバルのにおいしかしないよ。危険な感じはしないね」

かばん   「案外、あしたになったらなくなっているかも」

 

 

 翌朝。

 

 ベッドの上で、ブランケットにくるまって、かばんとサーバルが横になっていた。

かばん  「おっきくなってる……」

サーバル 「それはいつものことだよ」

かばん  「なんのこと言ってるのサーバルちゃん? さわってみてよ」

サーバル 「きのうしたりなかったの?」

 サーバルがもぞもぞとブランケットの中で手を動かした。

かばん  「あっ、んっ、そっちじゃないよ! ……サーバルちゃんのあたまのほうだよ」

 サーバルが頭のふくらみを触った。サーバルの頭のふくらみは昨日より大きくなり、盛り上がった三角形になっていて、前に倒れたような形になっていた。三角形の先端の毛が、黒っぽく変わっていた。

サーバル 「みゃあ、くすぐったい! それにおっきくなってる! なにこれ!?」

かばん  「これ、何かに似てるような……なんだろう? はかせにききに行こうか?」

サーバル 「かばんちゃん、もうちょっと泊まっていかない?」

 サーバルはかばんの胸に頭をこすりつけた。頭のふくらみが、かばんのあごをくすぐった。

かばん  「くすぐったいよ……でもなんかこれ、気持ちいい…………もう一泊、していこうか」

 

 

 ロッジの食堂。

 

アリツカゲラ「だいじょうぶなんですか、それ?」

 アリツカゲラが、心配そうにサーバルの頭のふくらみを見た。

サーバル  「むしろ気持ちいい感じなんだよ。なんなんだろうね」

オオカミ  「やはりそれからはサーバルのにおいしかしないね。いや、かばんのにおいもするか。まあ、それもいつものことだね」

かばん   「ぼくの、におい……」

 かばんは少し顔を赤くして、サーバルの方を向いた。

サーバル 「かばんちゃんにも、わたしのにおいをつけているよ。そうすると落ちつくんだよ」※4

かばん   「まざってるんだね……」

 かばんはさらに顔と耳を赤くして、うつむいた。

アミメキリン「あなたたち、仲がよすぎるわ! これはなにか、事件の予感がするわね!」

 かばんが顔をあげた。

かばん   「事件なんておきないですよ!」

オオカミ  「このふたりのあいだに、入り込む余地なんてないよ。三角関係なんてありえないだろうね。まあ、それをうらやんでの犯行、とかならありえるかな」

アリツカゲラ「かばんさんはモテますからね」

サーバル  「かばんちゃんはだれにもわたさないよ!」

オオカミ&キリン&アリツ「おおー」

かばん   「やめて、すっごくはずかしいよ……」

 かばんはまた顔と耳を赤くして、両手で顔を覆いうつむいた。

 

 

 翌朝。

 

 ベッドの上で、かばんとサーバルが抱き合っていた。その上にはブランケットがかかっていた。例によってふたりとも裸だった。

かばん  「またおっきくなってる……」

サーバル 「それはいつもの……」

 かばんがサーバルの頭のふくらみに触れると、前に倒れていたそれが、ぱたんと立ち上がった。

サーバル 「みゃっ」

かばん  「これ、やっぱり……」

 立ち上がったそれは、サーバルの耳を少し短くしたようなものになった。

かばん  「お耳だね」

 

 

 ロッジの食堂。

 

 サーバルの頭を上から見ると、元からあった二つの耳と、一つの新しい耳が、逆三角形の配置になっていた。

アミメキリン「これは! 第三の耳!」

オオカミ  「第五の耳、とも言えるね」

サーバル  「そんなにいらないよー」

アリツカゲラ「まんなかの耳、音は聞こえるんですか?」

サーバル  「聞こえるような聞こえないような……」

 サーバルの目が上を向き、『真ん中の耳』(第三の耳)が左右にぴくぴくと動いた。

かばん   「動かせるんだね。やっぱりほんものの耳だよ」

 かばんが、真ん中の耳の先端に触れると、耳の先端が指を払いのけるようにぴくぴくと動いた。

かばん   「かわいいかも」 ※5

アミメキリン「かわいくないわ!きっと、これによって、ひとのこころが読めるようになったり、ひとを思いどおりに動かしたり、未来が予知できるようになったり、ものを触らずにもちあげたりできるようになるわよ!」

サーバル  「すっごーい! そんなことできるの?」

オオカミ  「第三の耳による特殊能力の発現、か、ありがちだけど、ネタとして参考になるね」

かばん   「ちょっと無理があるね……」

サーバル  「ためしにかばんちゃんのこころを読んでみるよ」

 サーバルが目を閉じた。真ん中の耳がかばんの方を向いた。

サーバル  「…………わわっ! なに考えてるのかばんちゃん!」

 サーバルが目を開けて、顔を赤くした。

サーバル  「そんなことしてほしいの!? 三つの耳をつかって、かばんちゃんの……」

かばん   「うわあっ!! そんなこと考えてないよ!!」

オオカミ  「案外本当に読めるのかもしれないね」

アミメキリン「おそろしい特殊能力だわ……」

アリツカゲラ「このふたりなら、そんな能力使わなくても読める気がしますが……」

 このあとサーバルが、ほかの特殊能力が使えないか試してみたが、何もできなかった。

 

 

 図書館。

 

 かばん、サーバル、アフリカオオコノハズク(はかせ)、ワシミミズク(助手)がいた。サーバルの「第三の耳」(第五の耳)は、元からあった二つの耳と、ほぼ同じ形と大きさになっていた。

 

はかせ 「考えられる原因は、次の通りなのです。最近の火山活動により放出された、微量なサンドスターの中に、例外的なもの、おそらく分子レベルのエラーが含まれていたのです。ただ、分子といっても、謎の多いエネルギー体であるサンドスターに、それが適用できるかはわからないのです。そのサンドスターが空気との衝突により分解されて、元の動物の形態を分解、あるいは増殖させる異常なサンドスターが発生したのです。ここ二週間ほどの、あの山付近の風はほとんど西風で、異常なサンドスターはその風に乗って東へ飛ばされて、直後の降雨により地上、雪山より少し西側の、森の中の広場へと降下したのです。この際、それが雨水に溶け、のちの晴天で発生した上昇気流により、水蒸気にまじって舞い上がりました。この際に、いっしょに含まれていたサンドスターロウは、水分といっしょに土中深くにしみこんでいて、上昇気流では舞い上がらず、結果的に分離されたのです。そのあと、折からの西風で流された、異常なサンドスターが、偶然温泉宿の近くにいたサーバルの体内に取り込まれてしまったのでしょう。サーバルの血液にとけた異常なサンドスターと、もともとサーバルの中に存在した正常なサンドスターの相互作用によって、異常な性質を持つけものプラズムが発生し、血流によりさらに増幅され、最も影響の大きかった耳まわりに、本来ないはずのものが形成されてしまったのです。これは、動物の体に自然に発生することがある、良性の腫瘍に近い原理ですが、だとすれば、二つの耳の中央に新たな耳が発生するとは考えにくいのです。それにもかかわらずこのような形になったのは、サーバルの遠い祖先の形質、おそらく頭骨の中央部の突起、などの影響に加えて、サンドスターが元来持っている、元動物のイメージによるフレンズの形態に与える影響が関係したためと考えられるのです。最初は影響が小さかったそれが、急速な細胞分裂、厳密には細胞分裂ではないのですが、それにより五日間ほどかけて成長し、元々あった耳とほぼ同じ形の、その耳が発生したのです」 ※6

サーバル「うぎゃー!」

 バタン、と音がした。

かばん 「サーバルちゃん!!」

はかせ 「でもこれは、あくまで仮説でしかないのです。あまりに偶然が重なりすぎているので、信ぴょう性は低いのです」

 サーバルが目を閉じて倒れていて、そのそばには、かばんがしゃがんでおり、サーバルを心配そうに見ていた。

かばん 「はかせ! サーバルちゃんの前であんまりむずかしい話はしないでください!」

はかせ 「すこし休めば回復するです」

助 手 「はかせの説明にはありませんでしたが、かばんが異常なサンドスターを吸収して、それがサーバルの体内へ移った可能性が高いのです」

はかせ 「その話は避けたのです。助手」

かばん 「ぼくから、ですか? でも、ぼくにはなにも変わったところはないですよ?」

はかせ 「……それはおそらく、かばんがヒトのフレンズだからなのです。異常なサンドスターがサーバルに直接取り込まれても、今回のような異変がおきるとは考えにくいのです。ヒトのフレンズ、という特殊な存在であるかばんが、サーバルの体内へ異常なサンドスターを送り込んでしまった可能性が高いのです。そして、サーバルはそれを受け入れたのです」

かばん 「送り込んだ? 受け入れた?」

助 手 「……わからないのですか? ……あなたたちふたりの、まじわりです」

かばん 「……え? …………ええ!? ……そんな、ことって……」

 かばんは驚いて顔を赤くした。

はかせ 「やはり予想通りなのです。かばん、サーバルをおこすのです。これはあくまで仮説なので、少し早い気がしましたが、今の反応を見るに、話しておいたほうがいいでしょう」

かばん 「サーバルちゃん、おきて」

 かばんがサーバルの肩をたたいた。

サーバル「……うみゃ……かばん、ちゃん?」

かばん 「だいじょうぶ? むりにわかろうとするからだよ……。ぼくもよくわからなかったし」

サーバル「へんなゆめ、みてた……。わたしのみみが大きくなって、フレンズになっちゃうの。それでね、そのフレンズがね、かばんちゃんにそっくりなんだよ」

助 手 「おかしな夢ですが、聞こえていたようですね」

はかせ 「ふたりとも、とても大事な話なので、よく聞くのです。これから先、なにが起きるのか、我々にも、おおまかな予測しかできないのです。ふたりは、定期的にここへ来て、からだやこころの変化を我々に報告するです。あとは、栄養やサンドスターの補給を十分にするのです。体調を崩さないように気をつけるのです」

かばん 「どうしてそんなことを?」

サーバル「わたし、病気じゃないよ? ……おとといからちょっと風邪気味だけど」

助 手 「……精密な検査ができればいいのですが、設備や器具がないですね」

ボ ス 「カバン、ボクヲ腕カラハズシテ、サーバルノ二ノ腕ニ巻キツケテ」

かばん 「え? はい、わかりました」

 かばんは、言われた通りに、右の手首に巻いていたボスをはずして、サーバルの二の腕に巻き付けた。

かばん 「このあたり、ですか?」

サーバル「なに? ボス、なにするの?」

ボ ス 「コレデイイヨ。カバン、サーバルヲ抱イテ、リラックスサセテアゲテネ」

かばん 「えっと、はい」

 かばんは、座っていたサーバルを、うしろからやさしく抱きしめた。

助 手 「なにをするのでしょう?」

はかせ 「ラッキービーストにも謎が多いのです」

ボ ス 「チョット体温ガ高イネ。カバン、サーバルガ暴レルカモシレナイカラ、注意シテネ」

かばん 「あばれる?」

サーバル「わたし、あばれたりしな……いたっ!!」

 突然、サーバルがビクンとはねて驚いた。

かばん 「うわあっ!なに!?」

サーバル「ボス、なにするの……いたいよ……」

ボ ス 「採血ヲシタヨ……分析中……分析中……」

助 手 「血液検査?」

はかせ 「ラッキービーストにこんな機能が……」

 

ボ ス 「……分析中……サーバルニ、妊娠ノ兆候ガ見ラレルヨ」

 

かばん 「ええーー!!」

ボ ス 「確定デハナイケド、ホボ確実ニ妊娠シテイルネ」

助 手 「あっさりと判明してしまいましたね」

はかせ 「ちょ、ちょっとおどろきましたが、予想通りなのです」

サーバル「え? え? にんしん?」

 サーバルは、理解が追いつかず呆然としていた。

かばん 「赤ちゃんができたんだよ!ぼくとサーバルちゃんの!」

 かばんは、サーバルを強く抱きしめた。

サーバル「……赤ちゃん……かばんちゃんと、わたしの……」

 サーバルが急に立ち上がり、かばんの腕を抜けた。

かばん 「うわあっ!」

 かばんも立ち上がった。

サーバル「すごい! すごい! すごい! やったよ! かばんちゃん!」

 サーバルが振り返り、かばんに抱き着いた。

はかせ 「ふたりとも、よろこぶのはまだ早いのです。大変なのはこれからなのですよ」

助 手 「ここから先は手探りになるのです。フレンズと、ヒトのフレンズの間に子供ができるなんて、前例がないのです」

かばん 「ちょっと心配かもですね……。いえ、ちょっとじゃなくて、たくさんですね……。ぼくがお父さんになるなんて……。この先、サーバルちゃんと赤ちゃんになにがおきるのか、わからなくて、すごく怖い……。ちゃんと育ててあげられるのか……。全部、うまくいかせなきゃいけない。ぜったいに」

はかせ 「我々も、可能な限り協力するです。ただ、島のほかのフレンズにはまだ内緒にしておくのです」

サーバル「どうして? みんなに知らせたいよ!」

はかせ 「まだ早いのです。それに、こんなことが知れたら面倒なことになるのです」

助 手 「すぐに知れ渡ってしまうと思いますが」

 

 その後、サーバルの「第三の耳」は少しずつ小さくなっていった。

 それとは反対に、サーバルのおなかが、少しずつ大きくなっていった。

 

 

 

 つづく?

 

 

 

 

 

 

 

※1 これを書いた時に、あのロッジに、お風呂やシャワールームがあるのかがちょっと気になりました。あそこは結構規模が大きい施設なので、山小屋(ロッジ)というよりは、変わったつくりのホテル、という印象です。加えて、ロッジのまわりには積雪がないので、温泉宿との距離は少し離れていると思います。それなので、シャワールームくらいはあるんじゃないかと思っています。ただ、キャンプ場(バンガロー)みたいに、宿泊部屋とシャワールームが別になっているかもしれません。

 

※2 アニメでは掛け布団がありませんでしたが、寒そうだったのでブランケットをかけました。

 

※3 猫が「耳の後ろまで顔を洗う」ときの、あの動きです。

 けもの耳が前、横、後ろに倒れるのって、かわいいと思うんですが、けものフレンズのアニメ版では、細かく動くだけで、大きく倒れません(3Dモデリングの関係で難しかった?)でした。残念です。

 2019/02/09追記 TVアニメ2期では、結構大きく動かしていますね。特にカラカル。良い感じです。あと、ショートアニメ「ようこそジャパリパーク」では、サーバルちゃんが頭を抱えた時に耳が大きく倒れています。あれもかわいいです。

 

※4 猫の習性で、「自分のもの」「自分の場所」に、臭腺から出るにおいをつける、というものがあります。猫の臭腺は体のいろいろな所にあるようです。ただ、サーバルちゃん(フレンズ)に臭腺があるのかはわかりません。

 

※5 けもの耳が三つあるのはあんまりかわいくないと思います。ちょっと気持ち悪い気もします。『真ん中の耳』(第三の耳)を前に倒すといいかもしれません。でも、それだと耳というよりは角っぽくなってしまうのですが……。

 

※6 簡単なことを、必要以上に詳細に、遠まわしに説明しています。要は、「異常なサンドスターがサーバルの体内に入ったことで、サーバルの頭に第三の耳が発生した」ということです。

 

 




 あとがき

 読んでいただきありがとうございます。

 第三の耳、というアイデアはかなり前からあったのですが、サーバルちゃんの耳を三つ(五つ)にしても、そうなる理由もオチも無かったので書きませんでした。〈 たからもの 〉シリーズの要素を混ぜたら一応形になったので、投稿しました。

 このおはなしは、結果的に〈 たからもの 〉シリーズの枝編の一つになったのですが、舞台や設定が違うため、〈 たからもの 〉シリーズとは直結していません。

 また、かばんちゃんとサーバルちゃんの仲が良すぎるはなしになってしまいました。本当は、このふたりの関係を普通の友達として書きたいのですが、このふたりは、なぜか書いているうちにいちゃいちゃし始めるんです。

 続きは多分書きませんが、これをいじって、〈 たからもの 〉シリーズに組み込む可能性もあります。



 [ 初投稿日時 2018/06/24 14:25 ]
 

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