ジャパリ・フラグメンツ   作:くにむらせいじ

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 まえがき

 えっちな部分があります。全年齢のつもりで書いていたはずが、いつの間にかR-15になってしまいました。
 詳しい場所や時間の設定はありません。



〈 おねつ 〉

 

 昼の森の中。

 

ラッキー  「現在ノサーバルノ体温ハ、38.9度ダヨ」※1

 サーバルの左の二の腕に、腕時計型のラッキービーストが巻き付けられていた。

かばん   「お熱、下がらないね……」

 サーバルは、ふかふかした布 ※2 の上に横になっていた。その周りには、かばん、アライグマ、フェネックがしゃがんで、心配そうにサーバルを見ていた。

ラッキー  「コレハ、セルリアン熱 ※3 ノ可能性ガ高イネ」

かばん   「セルリアン、熱?」

ラッキー  「セルリアン熱トイウノハ、トテモ小サナセルリアンガ、体内デ増エテ……」

かばん   「ええっ! そんなことになったら死んじゃうよ!」

アライグマ 「かばんさん! 大きな声出したらおきてしまうのだ」

 サーバルが目を開けた。

サーバル  「……うう……かばんちゃん……みんなごめんね……わたし、もうだめみたい……」

 サーバルの声は弱々しかった。

かばん   「そんな! サーバルちゃん……」

 かばんが膝をついて、サーバルの上に倒れかかった。

 

フェネック 「おっと」

 倒れかかったかばんを、フェネックが横から支えた。

 

フェネック 「セルリアン熱はあぶない病気じゃないよかばんさん」

かばん   「え?」

アライグマ 「サーバルはつよい子だからだいじょうぶなのだ!」

ラッキー  「適切ニ対処スレバ、タブン1週間ホドデ回復スルヨ」

かばん   「そうなんだ……よかった……」

 

 

 夕方。

 

ラッキー  「サーバルノ体温ガ40度ヲ超エソウダヨ。解熱剤ノ使用ヲオススメスルヨ」

かばん   「げねつざい?」

ラッキー  「救急箱ニアルカモネ」

 かばんが救急箱を開けた。

かばん   「これですか? ラッキーさん」

 かばんが紙箱を手に取った。『アニマルガール用解熱剤 FAF-C 坐薬(マタタビラクトン配合)』 ※4 とあった。

 

フェネック 「それがー、おくすり?」

 かばんが紙箱から、アルミパックに入った薬を取り出した。アルミパックには、長さが3cmほどの銃弾のような形の薬が入っていた。かばんはアルミパックを開封せずに見つめた。

かばん   「こんなおっきいの、飲むの大変だね」

ラッキー  「ソレハ飲ムンジャナクテ、オシリカラ入レルンダヨ」

アライグマ 「どういうことなのだ?」

フェネック 「あー、なるほどねー」

 かばんは、紙箱に入っていた説明書を読んで、頬を赤くして困った顔になった。

フェネック 「アライさん、ちょっと食べ物とか探しに行かない?」

アライグマ 「ジャパリまんならいっぱいあるのだ」

フェネック 「病気でも食べやすいものがないかなーって思ってさ」

アライグマ 「フェネックはやさしいのだ! さがしに行くのだ!」

フェネック 「かばんさんはサーバルのそばにいてあげてねー」

 アライグマとフェネックが去って行った。

かばん   「ありがとう、ございます……」

 

 ……………………。

 

かばん  「どう? ひとりでできるかな?」

サーバル 「ちょっと怖いよ……。見えないところだし、うまくできるかなぁ……」

 サーバルは頬が赤く、とろんとした熱っぽい目をしていた。だるそうで、眠そうでもあった。

かばん  「やっぱりむずかしいよね。ぼくがやってあげるよ」

 

かばん  「……えっと、おしりをこっちに向けて横になって。……足を曲げて」

サーバル 「……ん……こんなかんじ?」

 サーバルは横倒しに寝て、足を曲げたポーズになった。

かばん  「じゃあ、ごめん、おしりを見せてね」

 かばんがサーバルのスカートをめくりあげて……

かばん  「うわっ!」

 ……驚き、すぐに戻した。

かばん  「なんでぱんつはいてないの!」

サーバル 「なかにあったやつ? べつにいらないかなって思ったら、消えちゃったんだよ」※5

かばん  「だめだよ! ちゃんとはいてよ!」

サーバル 「どうして?」

かばん  「ジャンプしたときとか見えちゃうよ!」

サーバル 「なんで見えちゃいけないの?」

かばん  「え? それは……その……いろいろと問題があるし、はずかしいでしょ?」

サーバル 「だいじょうぶだよ。どんな動きをしても隠れるから」

かばん  「作画ミスで映っちゃう時もあるから! ってなんの話してるの!」

 

 かばんが再びサーバルのスカートをめくりあげた。

かばん  「すっごくきれいなおしりだねサーバルちゃん!」

サーバル 「どんなどんな?」

 サーバルは腰を大きくひねり、背中を反らせて、首をひねって自分のおしりを見ようとした。

サーバル 「見えないよー!」

 腰と首を大きくひねったことで、サーバルの顔はほぼ真後ろを向いた。

かばん  「からだやわらかいねサーバルちゃん……」※6

 サーバルの視線は、自分の肩と、めくりあげられたスカートに遮られていた。サーバルには自分のおしりは半分ほどしか見えなかった。

かばん  「ここもかわいいねー」

 かばんは、頬を赤くして微笑んで、小さめの声で、しみじみと言った。

サーバル 「どこがかわいいの?」

かばん  「えっと……その……ご、ごめん! 気にしないでね……」

 かばんは苦笑いした。

サーバル 「うわー! なんか急にはずかしくなってきたよー! 自分じゃ見れないところ、きれいとかかわいいとかー!」

 サーバルは、顔と耳(ヒトの耳)を赤くして、かばんから顔をそらして、目をぎゅっと閉じて体を丸めた。そして、しっぽを股の間から前に持っていって、太ももではさんだ。見られてはいけない部分を隠すように。

かばん「ごめんごめん。ちょっと感動しちゃって。おふろじゃこんなにじっくり見なかったから」

サーバル 「ううー……見られちゃいけないって、こういうことだったんだね……」

 サーバルはうっすらと目を開けて、つぶやくように言った。

かばん  「えっと、ごめんね、しっぽをどけてくれないと、おくすり入れられないよ」

サーバル 「……はずかしいから、早くしてね……」

 サーバルがしっぽを股の間から出して、背中の方に跳ね上げるようにのばした。

 

 かばんがアルミパックを開封して坐薬を取り出し、その先端を小皿に乗せた水で軽く濡らした。

かばん  「じっとしててね。怖くないよ。ぬらしたから楽に入るはず」

サーバル 「みゃっ……くすぐったい……んん……」

かばん  「あっ」

 坐薬が落ちた。

サーバル 「なに?」

かばん  「うまく入らない……ちょっとおしりの力を抜いて」

サーバル 「ふう……」

かばん  「そう、そのまま……」

サーバル 「んみゃあああ……入ってくる……へんなかんじ……」

かばん  「少し力を入れて。足をのばして」

サーバル 「んんー……」

 サーバルが、突っ張るように少し足をのばした。

かばん  「入ったね。ちょっとまってね」

サーバル 「うん……ん、かばんちゃ……ゆびが……」

かばん  「……はい、おしまい」

サーバル 「え? これだけ?」

かばん  「うまく入ったよ。だいじょうぶ? 痛くなかった?」

サーバル 「……だいじょうぶ……なんか飲み込んだかんじで、するって入った……」

かばん  「そう。よかった」

 かばんが微笑んだ。

サーバル 「……かばんちゃん……ゆび、入ってなかった?」

かばん  「え? い、入れてないよ?」

 かばんはちょっとあせった様子だった。

サーバル 「…………ありがと、ね……」

 サーバルは、再び足を曲げて体を丸めた。しっぽは背中の方に向けたままで、股にはさむことはしなかった。顔も耳(ヒトの耳)も赤かった。

かばん  「うん……」

 かばんも顔を赤くしてうつむいた。

 

かばん  「サーバルちゃん、目を閉じて、自分がぱんつをはいてるところを思い浮かべてみて」

 サーバルが目を閉じた。

サーバル 「ん……」

かばん  「戻った! よかったー……」

 かばんが、サーバルのスカートを元に戻した。

サーバル 「……くらくらすぅ……からだ……あつい……」

 サーバルは、半分寝ているような声だった。

かばん  「すぐに寝ちゃうといいよ。たっぷり寝れば楽になるから」

 

 

 翌朝。

 

 サーバルが眠っていた。その周りには3人が座っていた。

ラッキー  「現在ノサーバルノ体温ハ、37.8度ダヨ」

かばん   「まだ高いね……」

ラッキー  「マタ昼過ギニ体温ガ上昇スルカモネ」

 

 

 その日の夕方。

 

サーバル  「……ううー……」

 サーバルは、うなされるように苦しんでいた。

ラッキー  「サーバルノ体温ガ40度ヲ超エソウダヨ。解熱剤ノ使用ヲオススメスルヨ」

かばん   「まただ……」

フェネック 「アライさん、ちょっとお水とか探しに行かない?」

アライグマ 「お水ならいっぱいあるのだ」

フェネック 「水気の多いくだものとかあると、うれしいかなって思ってさ」

アライグマ 「やっぱりフェネックはやさしいのだ! いっしょに行くのだ!」

フェネック 「がんばってねー、ふたりともー」

 アライグマとフェネックが去って行った。

 

 ……………………。

 

 サーバルが横倒しに寝ており、そのスカートはめくりあげてあった。サーバルのおしりが見える位置にかばんが座っていた。

サーバル 「ぱんつって、はずかしいからあったんだね……」

かばん  「だから言ったじゃない」

 かばんが、サーバルのパンツを膝近くまでずりおろしていった。

 サーバルは顔を赤くして、おろされていくパンツを見ていた。

かばん  「またしっぽで隠さないでね」

サーバル 「すっごいはずかしいよー……。むねがどきどきして、きゅーってする……」

 サーバルは体を丸めて、目をぎゅっと閉じて両手で顔を覆った。耳(ヒトの耳)まで赤かった。

サーバル 「でもうれしいような……」

 サーバルは、顔を覆うのをやめて目を開けた。

サーバル 「なにこれー……たすけてかばんちゃん……」

 サーバルは、再び目をぎゅっと閉じ、体をよじって悶えた。

かばん  「はずかしがるサーバルちゃん、すっごいかわいいね」

サーバル 「かわいいとか言わないでー……もっときゅーってなっちゃう……うううー……」

 サーバルはさらに丸く縮こまった。

 

 かばんがアルミパックを開封して、坐薬を取り出した。

かばん  「おしりの力を抜いて……」

サーバル 「ふー」

かばん  「いい子だねー」

サーバル 「うっ、うみゃー……やっぱりへんなかんじー……」

かばん  「少し力を入れて」

サーバル 「んっ……」

 サーバルが少し足をのばした。

かばん  「入ったよ。ちょっとまってねー……」

サーバル 「んああ……かばんちゃ……あぅ……またゆびが入ってぅ……ぅんっ……んんっ……」

 サーバルは、目をぎゅっと閉じて、ぴくっ、ぴくっ、と体を震わせながら体を丸めていった。

サーバル 「……なにしへっ……んふ……うふふっ……んふぅ……」

 サーバルは、体を震わせながら少し笑った。

サーバル 「……ふあっ!」

 サーバルが驚いた顔になった。

かばん  「ふふっ……これでおしまい!」

 かばんが微笑んだ。顔が赤かった。

サーバル 「……ほあー……」

 サーバルは、放心したように、ため息をつくように声をもらした。

 

 サーバルは、横になったまま自分でパンツをはき、スカートを元に戻した。

 

サーバル 「かばんちゃ……きのうより……まで……たでしょ?」

 サーバルは、体を丸めて、恥ずかしそうに、ささやくような小声で言った。

かばん  「え? いやそれは……出てこないようにっていうか……」

サーバル 「それに……ゆびで…………したね……」

かばん  「そ、そんなことしてないよっ!」

 かばんは、あせった様子だった。

サーバル 「かばんちゃん……たのしんでたれしょ?」

 サーバルは、力が抜けたような声だったが、明るい声だった。

かばん  「……ごめん……」

サーバル 「いいよ。………よかったょ……」

かばん  「なに?」

サーバル 「なーんでもない」

 

 ……………………。

 

サーバル 「……かばんちゃーん……」

 サーバルは、とろんとした目で、ぼんやりと、そばに座っているかばんを見ていた。

かばん  「なに?」

サーバル 「かばんちゃんって……おしりおっきいよねー……」

かばん  「ふぇ? ええ?」

サーバル 「ふたり……まだ戻ってこないから……見せてくれない?」

 サーバルが体を起こした。彼女は楽しげだったが目がうつろで、酒に酔ったような様子だった。

かばん  「うええ! 急になに言いだすのサーバルちゃん!?」

サーバル 「わたしだけはずかしいの、ずるいよー!」

かばん  「……ぼくのおしりなんか見ても、おもしろくないよ?」

サーバル 「いいからー」

かばん  「…………しょうがないなあ……」

 かばんが、ズボンのベルトを緩め始めた。

 

 ……………………。

 

サーバル  「ここもかわいいね!」

かばん   「つんつんしないで……すっごいはずかし……」

サーバル  「くんくん……」

かばん   「くんくんもしちゃだめ!」

サーバル  「……う……」

かばん   「サーバルちゃん?」

サーバル  「うー……みゃっ!」

かばん   「わああ! なにするのサーバルちゃん!」

サーバル  「こらー! にげるなー! うみゃっ!」

かばん   「うあっ! やめて! ぼくはおくすりいらないから!」

サーバル  「だいじょうぶだよ! おくすり“は”入れないよ!」

 

 

アライグマ 「おいしそうな木の実があったのだー! ほえ?」

 戻ってきたアライグマとフェネックは、サーバルとかばんから少し離れた所で立ち止まった。そして、とても楽しそうに遊んでいるサーバルとかばんを見た。

フェネック 「ありゃー」

 

 

サーバル  「ぬらせばいいんだよね?」

かばん   「ふああ! やめてっ! くすぐったい! あは! あははっ!」

 

 

フェネック 「ちょっと早かったかー」

 

 

サーバル  「ちから抜いてねー! ゆーっくり入れるから! いっくよー!」

かばん   「だめぇっ! いたたっ!」

サーバル  「うみゃ! ちから抜いてってば!」

かばん   「うう……」

サーバル  「ふふっ、いい子だねー」

かばん   「ぐっ!」

サーバル  「うーみゃみゃみゃみゃーー!」

かばん   「んああっ! ふああああー!」

 

 

フェネック 「おー、けっこう深く入ったね」

アライグマ 「な……なにやってるのだ……あのふたり……」

フェネック 「なかよく遊んでるだけだよアライさん」

 

 

サーバル  「ほらほらっ! さっきのおかえしっ! きもちいいでしょー!」

かばん   「うっ! うあっ! うああっ!……や、やめてっ!」

サーバル  「ん?」

かばん   「…………やめないで……」

サーバル  「ふふっ、かわいーなー……みゃっ、みゃっ、みゃーっ!」

かばん   「あっ、あっ、ああっ!……サーバルちゃ! やさしく!」

サーバル  「……うみゃあ……みゃっみゃっ……みゃー……うみゃーぁ……」

かばん   「……んんん……ふわあ……あぅぅ……ふふっ……うふふっ……」

サーバル  「あははっ! なーにわらってるのー? ぐりぐりー……」

かばん   「いたいいたい! やめて! ははっ!」

 

 

アライグマ 「痛そうだけどたのしそうなのだ……」

フェネック 「あれだけ元気なら、もうだいじょうぶだねー」

 

 

 

 翌朝。

 

 サーバルが眠っていた。その周りには3人が座っていた。

ラッキー  「現在ノサーバルノ体温ハ、37.2度ダヨ」

かばん   「だいぶ下がったね」

アライグマ 「やっぱりサーバルはつよい子なのだ!」

フェネック 「かばんさんのおかげでもあるけどねー」

かばん   「う……がんばったのはサーバルちゃんだよ……」

サーバル  「んんー……」

 サーバルが目を覚まし、かばんを見た。

 ふたりの目が合って、ふたりともすぐに目をそらして、顔を赤くした。

フェネック 「なーんかうらやましいねー」

 

 

 1週間後の昼。廃墟の一室。

 

 部屋の壁や天井は、ボロボロのコンクリートだった。

フェネック 「……うらやましいなんて……言わなきゃよかったよー……」

 フェネックがベッドに横になっていた。ぐったりした様子だった。その周りには3人がいた。

アライグマ 「フェネックぅー! お別れなんていやなのだぁー! うううー」

サーバル  「フェネックはつよい子だからだいじょうぶだよ!」

かばん   「なんでうつっちゃったのかな……」

 

 

 その日の夕方。

 

 フェネックが眠っていた。

 フェネックの左の二の腕に、ラッキービーストが巻き付けられていた。

ラッキー  「フェネックノ体温ガ40度ヲ超エソウダヨ。解熱剤ノ使用ヲオススメスルヨ」

フェネック 「!」

 フェネックが、パチッと目を開けた。

かばん   「やっぱりこうなるんだね……」

サーバル  「あれを使うんだね!」

フェネック 「いやー……あんなのなくても治るからさ……」

アライグマ 「だめなのだ! おくすりないと死んじゃうのだ!」

サーバル  「だいじょうぶだよ! 痛くないよ! きもちいいよー!」

フェネック 「……悪いんだけど……アライさんと、ふたりきりにしてもらえるかなー……」

かばん   「わかりました。アライさん、使い方を教えますよ」

アライグマ 「フェネックぅー! アライさんが助けてあげるのだ!」

 アライグマは嬉しそうだった。

フェネック 「……ありがとねー……アライさん……うれしい、よぅ……」

 フェネックは、弱々しい声で言ったあと、目を閉じて横を向いて丸くなった。

 

 

 

 おわり

 

 

 

 

 

 

 

 

※1 フレンズの平熱がどのくらいなのかが分かりません。筆者の勝手なイメージですが、サーバルはヒトよりも体温が高そうです。フレンズによっても違うのかもしれません。

 

※2 ふかふかした布は、葉っぱを集めてその上に布を被せた、簡易の布団です。バスの椅子を使おうとしたのですが、サーバルを持ち上げて移動させるのが難しかったため、こうなりました。

 

※3 セルリアン熱は、ウイルスサイズのセルリアンがフレンズの体内で増殖して、サンドスターを奪っていく、風邪に似た病気です。詳細はあとがきに書いてあります。

 

※4 ヒト用の解熱剤と大差ないものです。A、B、Cの3タイプがあり、Cは効果が一番弱いものです(救急箱にはCタイプしか入っていませんでした)。マタタビラクトンは、ネコ科フレンズの気分を楽にするために微量に配合されています。

 これは製造からかなりの年数が経過しており、変質しています。変質した影響で、使うと若干気持ち悪くなったり、気分が明るくなって、ハイテンションになることがあります。

 

※5 こんなことが起きるのかは分かりません。ただ、フレンズにとっての“服”は精神的なものが大きいため、いらないと思えば消えてしまうこともあるんじゃないかと思います。

 

※6 サーバルはネコなので、多分その気になればもっと体をねじれると思います。ただフレンズの体の構造(骨格)はヒトと同じなので、リアルネコほどはねじれないかもしれません。

 サーバルでも、背中越しに自分のおしりを見るのは、体をねじって背を反らしても無理でした。

 リアルネコの場合、体をねじって上半身と下半身を逆方向に向けることもできます。背中を大きく反らすこともでき、首もありえないくらい曲がります。自分の背中を舐めたりしています。

 ただこれはイエネコの場合で、サーバル(元の動物)がここまで柔らかいのかは分かりません。

 




 あとがき

 読んでいただきありがとうございます。令和最初の投稿がこんなのですみません。

 やっぱりこの4人が一番書きやすいです。似たようなパターンになってしまうのですが。
 このあとアライさんは、おくすりの使い方を間違えてしまいます。



 エロというか変態っぽい話なので、普通ならギャグに走りそうなんですが、妙に真面目な方向に行ってしまいました。

そこで真面目な話を三つ。


・ おくすりについて

 私の勝手なイメージですが、坐薬(座薬)タイプの解熱剤は、どちらかと言えば、子供が高熱を出した時に使う小さい市販薬、というイメージがあります。そうすると〈 おねつ 〉に登場する坐薬は間違いです。大人や、緊急性が低い場合は、経口薬でも十分な気がします。
 大人用の3cmくらいの坐薬は、鎮痛剤として処方されるもの、というイメージが強いです。尿管結石など発作的な痛みを緩和するため、経口薬よりも即効性のある坐薬が使われています。
 (私は経験があります。尿管結石の発作は激痛です)
 あくまでも私の勝手なイメージです。私は医学的な知識はありません。

 フレンズに対する処方薬の扱いとか(薬事法?)がどうなっているのかも気になります。飼育員の判断で強い薬が使えるのか? とか。けものフレンズ(アニメ版)は、医者も法律も失われてしまったような世界ですけどね。

 ヒトがいなくなった後の医療はどうなっているのか?(精密検査や手術などの高度なことはできないと思われるので、難病や重症のフレンズは治療できないかも)そもそもフレンズはヒトと同じ病気になるのか? フレンズの自然治癒力はどのくらいなのか? など、疑問は尽きません。


・ フレンズの羞恥心について

 フレンズは、裸を見られてもあんまり恥ずかしくないようです。アニメ1期9話では(かばん以外)服を脱ぐのに恥ずかしがる様子はありません。
 ツンデレ的な恥ずかしがり方をするキャラもいます。はかせ&助手は、知ったかぶりをするので、知識不足は恥ずかしい、と思っているかもしれません。ツチノコは、熱弁をふるって、我に返って恥ずかしがったりします。
 フレンズは、“恥ずかしい”の基準がヒトとは違うようです。
 でも私は、フレンズでも、裸を見られて恥ずかしいと感じることがあるのでは? とも思っています。フレンズによって差がありそうですし、ゲーム版、アニメ版、漫画版などの作品によっても設定が違うかもしれません。二次創作でもヒトと同じように裸を恥ずかしがっていたりします。このあたりをどう書くのかで結構迷うんです。
 キャラが恥ずかしがる様子はかわいいし、普通なら恥ずかしがる場面で平然としているのも面白い。けものフレンズは両方できるので、自由にやっちゃっていいのかもしれません。

 〈 おねつ 〉では、最初かばんの方が恥ずかしがっていて、サーバルは平気そうなんですが、途中で逆転しています。サーバルの恥ずかしがり方の落差が極端で、ちょっと不自然ですが、流れ的にこうなってしまいました。かばんがあまり恥ずかしがっていないのは、かばんは真面目だから、恥ずかしい気持ちを抑えてサーバルのために行動している、ということにしています。

 ヒトが裸を見られて恥ずかしいと思うのはなぜなのか? 生物学的に何の意味があるのか? という疑問もあります。(多分)ヒト以外の動物には無いものですからね。


・ 年齢制限について

 私は、全年齢、R-15、R-18の分類基準や加減がよく分かっていません。このくらいなら大丈夫かな? という私の感覚で分類しています。

 R-18 : 直接的な性的行為の描写や、危険な単語が含まれる。又は、受け手のトラウマになるレベルの残酷(グロテスク)な表現がある。(“検索してはいけない”系のもの)
 R-15 : 濃いめのエロ要素、又は、上記まではいかないが、凄惨・残酷な表現がある。
 全年齢  : 上記の要素を含まない。ちょっとえっちな部分や、普通のアクション映画レベルの暴力描写・残酷な表現があってもセーフ。
 という感じで分けています。

〈 おねつ 〉は、
 坐薬を使うのは、治療(対処療法+重症化を防ぐため)なのでエロくない。
 坐薬を使う場面は、“R指定になる部分を映さないカメラワーク”を意識して書いている。
 サーバルとかばんが楽しそうに遊んでいる場面は、セリフだけで、何をしているのかは書いていない。
 という理由で、えっちだけど全年齢だと言い張れます。
 とはいえ、全年齢にするのは危険な内容にも思えるので、やっぱりR-15が妥当でしょうか。
 一歩間違えればR-18になるような気もします。

 やっぱり分類基準や加減が分かりません。

 「ジャパリ・フラグメンツ」自体にR-15のタグがついているので、話ごとにR-15か全年齢かを分類する意味はあんまりないんですけどね。





 ―― セルリアン熱の設定 ――
 
 セルリアン熱は、ウイルスサイズのセルリアンがフレンズの体内で増殖して、サンドスターを奪っていく、フレンズ特有の病気。
 「インフレンザ」という俗称もあるが、「インフルエンザ」と音が似ていて紛らわしいため、パークにヒトがいなくなる直前頃には、この名前はほとんど使われなくなっていた。
 症状は風邪によく似ており、高熱が出るのが特徴。
 重症の場合、サンドスターを失って元の動物に戻ってしまうこともある。高熱により体力が奪われたり、体にダメージを受けて、死亡する可能性もある。
 ただし、発症後の致死率は0.1%以下であり、元の動物に戻る率は0.3%以下である。
 ほとんどの場合は免疫によりセルリアンが駆逐され、患者がサンドスターを取り返して回復する。後遺症もほとんど出ない。重症化するのは、元々感染症に弱い動物だったこと、発症前に既にサンドスターや体力を消耗していたこと、怪我をしていたり別の病気にかかっていたことなどの悪条件が重なった場合である。
 潜伏期間は三日間ほどで、回復までには1週間程度を要するが、個体差も大きい。症状が出る前にセルリアンが駆逐されて、感染に気づかないことも多い。
 患者の近くにいたフレンズに伝染することがある。感染力は低い。感染経路は不明だが、空気感染している可能性がある。
 セルリアン熱にワクチンや特効薬は存在せず、対処療法しかできない。高熱が出て危険な場合は、解熱剤を使用することが推奨される。ただし、フレンズは体が丈夫なので、使用しなくても回復する場合がほとんどである。(作中でラッキーさんが「解熱剤ノ使用ヲオススメスルヨ」と言っているのは、かなり余裕を持って、念のために言っている)


 [ 初投稿日時 2019/05/05 05:55 ]
 
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