ジャパリ・フラグメンツ   作:くにむらせいじ

81 / 100
 
 まえがき

 1年半くらい前に書いたメモを、今さら投稿……。
 アニメ2期の前後のおはなしです。何かが根本的に間違っている気もしますが。
 


第81話~第100話
〈 あすりーてす 〉


 

 岩石砂漠の、岩の日影。

 

オオミチバシリ*1「……んんっ……あぁっ……くうぅん……」

 うつぶせに寝ているロードランナーが、頬を赤くして、甘い声をもらしていた。

 彼女は、普段よりもしおらしく……いつも以上に女の子だった。

 プロングホーンが、ぐっと腕に力をこめた。

ロードランナー 「んぅ、ふああっ!」

 ロードランナーが、目をぎゅっと閉じて、声をもらした。

プロングホーン 「痛いか?」

 プロングホーンは、普段よりもやさしく……いつも以上に美青年だった。 *2

ロードランナー 「……いたきもちぃーですぅ……はぁ……」

 

 

 プロングホーンが、ロードランナーの左足のふとももをマッサージしていた。

 ひざに近い目立たない位置に、一本の傷痕があった。

プロングホーン 「よく鍛えてるな。……ちょっとうらやましい」

 プロングホーンの手が、ぐにっ、と右足のふくらはぎを握った。

ロードランナー 「はうっ! ……うらやましい?」

プロングホーン 「細くて強い足だ」

ロードランナー 「プロングホーンさまのおかげです!」

ロードランナー 「それに、プロングホーンさまには、かなわないです」

プロングホーン 「そんなことない。おまえには、軽い体に見合わない持久力がある」

ロードランナー 「……もっと速くなりたいです……」

 

プロングホーン 「走るうえで大切なことはなんだ? ロードランナー」

 

ロードランナー 「えっと……たのしく、きもちよく走ること。からだを大切にすること。

         それと……自分の得意な走り方を見つけることです」

 

プロングホーン 「その通り。あとは仲間も大切にすることだな。みんなたのしく走れるように」

ロードランナー 「それは……ちょっと苦手かも……」

プロングホーン 「おまえは全部できてる。わたしが教えることはない」

ロードランナー 「そんな! えっと……」

 ロードランナーが、ごろんと姿勢を変えて、上体を起こした。

プロングホーン 「……新しいともだちができたそうじゃないか」

ロードランナー 「え!? コヨーテは、からかうとおもしろいだけで!」

プロングホーン 「あんまり意地悪するなよ」

ロードランナー 「いじわるなのはあいつ!」

 ロードランナーは、座ったまま、想いをめぐらせた。

ロードランナー 「なんでか知らないけど追っかけてきて……夢中になってる顔がかわぃ…

         …笑えるっ! ……んー……意外と器用なんだよなー、あいつ……

         でも、いっつも失敗してさ……へへっ」

 ロードランナーは、子供のような顔で、思い出し笑いをした。

 

チーター    「ともだちじゃなくて、恋人かしら?」

 

ロードランナー 「うえぇ!」

 ロードランナーのすぐ横に、チーターが立っていた。 *3

 

チーター    「あんたみたいなのがチョロチョロしてたら、追いかけたくもなるわ。

         それでイヌ科の子を挑発するなんて、罪なことよ?」

ロードランナー 「つみなこと?」

プロングホーン 「そうだな。自分では気づいてないようだが」

チーター    「くやしいけど、この子には勝てないもの」

 急にロードランナーの雰囲気が変わった。ほんのり頬を赤くして、いたいけな子供のように。

ロードランナー 「……なに言ってるの?」

 そして、上目づかいで、ふたりを交互に見た。

 

チーター    「……あざといわ」

 チーターは、むすっとして小声で言った。

 

プロングホーン 「いつもの元気はどうした?」

ロードランナー 「プロングホーンさ……」

 

チーター    「ん……あの子が来たわ」

 チーターが遠くを見た。

 つられて、ロードランナーも遠くを見た。

ロードランナー 「あ……」

 

 はるか遠くに、薄茶色のイヌっぽいフレンズがいて、何やらこちらに向かって叫んでいた。

 その姿は、陽炎でゆらいで、ぼやけていた。 *4

 

プロングホーン 「ほら、行ってこい!」

ロードランナー 「いや、あいつめんどくさいし……」

プロングホーン 「速くなりたいんだろ?」

ロードランナー 「はいっ!」

 ロードランナーが、元気よく立ち上がった。

プロングホーン 「なら、ライバルが必要だ」

ロードランナー 「あんなやつ、相手にならないですよっ!」

 ロードランナーは、たたたっ、と駆け出して……

ロードランナー 「みっみっ!」

 クラクションのような鳴きまねをして、ぴゅんっ!! と急加速し、砂煙をあげながら走って行った。

 

 

 プロングホーンとチーターは、走って行くロードランナーを見つめた。

 

チーター    「……なんであの子を突き放すの?」

プロングホーン 「巣立ってくれなきゃ困るんだ」

チーター    「……ふ……子離れできないのね、プロングホーン」

 チーターが、にやりと笑った。

 

プロングホーン 「…………」

 

 

 

――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 むかーし、昔のこと。

 

 

 ロードランナーは、必死に逃げていた。

ロードランナー 「くそっ! なんなんだよあいつ!!」

 

 巨大なドーナツに目玉が付いたようなセルリアンが、砂漠を滑るように飛んで、ロードランナーを追いかけていた。 *5

 

 ロードランナーは、赤い岩の渓谷の底を走った。 *6

 

ロードランナー 「こっちだっ!!」

 彼女は、スムーズにカーブして、直線に入ると思いっきり加速した。

 セルリアンもそれを追って加速した。

 ロードランナーの向かう先は、岩の壁だった。

 

 セルリアンが、ロードランナーの背中に触れそうな所まで近づいた。

 

ロードランナー 「うおりゃーー!!!」

 ロードランナーは、崖へ衝突する数メートル前で飛び上がり、急上昇した。

 

 セルリアンは、ロードランナーについていけず、崖に激突した。轟音とともに砂煙が広がり、サンドスターが飛散した。

 

 ロードランナーは、崖の上まで飛んだ。

 

ロードランナー 「やった!」

 

 ……飛ぶはずだった。

 

ロードランナー 「え?」

 

 ガッ! と、左足が、崖のふちのオーバーハングに引っ掛かった。

 

 ロードランナーはコントロールを失い、空中で一回転して、崖の上に激しく墜落した。 *7

ロードランナー 「かっ! ……はぐっ!」

 声もまともに出なかった。

 

 

 砂煙が収まると、体の1/3ほどを失ったセルリアンが現れた。それは上昇して、再びロードランナーに狙いを定めた。

 

 ロードランナーが、ぎゅっと目を閉じた。

 

 

 オレンジ色の何かが、尋常でない速さで崖を駆け上がって、高くジャンプした。

 

 

 パッカーン! と、セルリアンが消えた。

 

 

 ロードランナーは、空気に溶けていく破片を、呆然と眺めた。

 

 

 

 しばらく経って。

 

ロードランナー 「気づいたらこの姿で……あんなバケモノが追っかけてくるし、

         わけわかんねえ……」

 ロードランナーは、足を投げ出すように座り込んでいて、半泣きだった。服が汚れ、肩と足に傷があった。

 

プロングホーン 「生まれたばかりか……」

 プロングホーンがしゃがんで、ロードランナーを見つめた。

ロードランナー 「……なさけねーな……鳥が崖にぶつかるなんて……」

 

プロングホーン 「そんなことない。速かった」 *8

ロードランナー 「へ?」

 プロングホーンが視線を下げ、険しい顔になった。

プロングホーン 「……足、動くか?」

 プロングホーンは、ロードランナーの左足のつま先に軽く触れた。

ロードランナー 「く……ううぅ……」

 左の靴が、ぴくぴくっと動いた。

ロードランナー 「……なんで動かなっ、ぐっ!!」

 ロードランナーは、左足をさわった。

 手をのばし、体をひねったことで、足が不自然に曲がった。

ロードランナー 「うあぁーっ!!」

 そして、痛みで叫び声をあげた。

ロードランナー 「し、死ぬほど痛てぇ……」 *9

 

プロングホーン 「少し待ってろ」

 

ロードランナー 「行かないで! ……たべられちゃう……コヨーテに……」

 ロードランナーは、おびえる小動物だった。 *10

プロングホーン 「だいじょうぶだ。すぐ戻る」

 

 プロングホーンは、軽い前傾姿勢で、たったったったっ……と、大きな歩幅で走った。

ロードランナー 「はやぁっ!!」

 数秒で、地平線へ消えて行った。

 

 

 プロングホーンは、フレンズを見かけると、声をかけた。

プロングホーン 「だれかっ!! けがを治せるフレンズを知らないかっ!!」

 

 

 しばらくして。

 

 ロードランナーのもとに、プロングホーンが戻って来た。

プロングホーン 「はっ……はっ……治せるやつがいるって!」

 彼女は、とてもうれしそうだった。その呼吸はマラソン選手のように安定していた。

 

ロードランナー 「…………もう……走れないかも……」

 ロードランナーは、暗い顔でうつむいていた。目の下に、こすった汚れが付いていた。

 

プロングホーン 「え?」

 

ロードランナー 「……足の先……感じない……」

プロングホーン 「なに!」

 プロングホーンがロードランナーの足を見て、顔をしかめた。

プロングホーン 「まずいな……」

 右のふとももの、ひざに近い所が、紫色に変色していた。

プロングホーン 「放っておくと、足が腐る」

ロードランナー 「ふえぇ!」

 

 プロングホーンは、自分の右の角をつかんだ。

プロングホーン 「くっ!」

 ぺきっと音がして、角が根元から折れた。折れ口からサンドスターがこぼれた。

 ロードランナーが目を見開いた。

ロードランナー 「ぅおい!! なにしてんだ!!」

プロングホーン 「痛いだろうが、少し耐えてくれ」

 プロングホーンは、ロードランナーの左足に、折った角をあてて……

プロングホーン 「これ、使わせてもらうぞ」

 自分の上着と、ロードランナーの腕時計を巻き付けて固定した。 *11

ロードランナー 「いててっ! ……なんで、ここまでしてくれるんだ……」

プロングホーン 「理由なんてない」

 

 プロングホーンが、ロードランナーを抱き上げ……

プロングホーン 「軽いな、おまえ」 *12

ロードランナー 「うわわっ!」

 ……お姫様抱っこした。

ロードランナー 「はずかし……」

 

プロングホーン 「じっとしてろ。動くとあぶないぞっ!」

 

 プロングホーンが地を蹴った。硬い地面がえぐれて、パチンと砕けた。その音は、スターターピストルのように響いた。

 

 

 びゅんびゅんと風を切る音。流れる景色。 *13

 ロードランナーが下を見ると、地面が飛ぶように流れていた。

 

ロードランナー 「すっげえ……」

 

 プロングホーンは、走り続けた。

 

プロングホーン 「……はっ! はっ! くはっ! はぁっ…………」

 息は荒いが、スピードは最初と同じだった。

ロードランナー 「むちゃしないで!! あなたの足がダメになっちゃう!!」

プロングホーン 「このくらっ! ……たいしたことっ、ないっ!!」

 プロングホーンは、ほんの少し腰に力を込めて、加速した。

 

 

プロングホーン 「おねがいだ!! この子を助けてくれ!!」

 プロングホーンは、研究所の門の前で叫んだ。

 

か ば ん   「なにがあったの!! どうしてこんなことに……」

 門が、ゆっくりと開いた。

 

 

 ロードランナーは担架に乗せられて、研究所の一室に運び込まれた。

 

か ば ん   「ハカセ、麻酔の準備を!」

ハ カ セ   「手術する気なのですか!?」

助   手   「かばんは医者ではないのです」

か ば ん   「最低限の処置だけです。失敗すると……ほんとに歩けなくなるから」

プロングホーン 「なんだとっ!!」

 

か ば ん   「……全力は尽くします」

 

 

 

 

 翌日。

 

プロングホーン 「おまえは、また走れるようになる」

 やさしい声。

 

 研究所のゲストルーム。

 

 プロングホーンは、ベッドに横になっていた。頭に巻かれた包帯が、角の形になっていた。

プロングホーン 「ちょっとがんばれば、な」

 

 ロードランナーは、杖をついて、左足をかばいながら歩いた。

 左足には医療用の固定具が装着されていて、包帯が巻かれていた。 *14

ロードランナー 「そっちは、だいじょうぶなの?」

 

プロングホーン 「ただの筋肉痛だ。……いいトレーニングになったよ」

 プロングホーンが上体を起こした。

プロングホーン 「……くっ……」

 ほんの一瞬、顔をしかめた。

 

ロードランナー 「ほんとに、ありがとうございました! えと、あれ? あなたは……」

プロングホーン 「そういえば、言ってなかったな」

 プロングホーンが、やさしく微笑んだ。

プロングホーン 「わたしはプロングホーン」

 

ロードランナー 「えっと……わたしはオオミチバシリ! またの名を、

          G ・(グレーター)ロードランナーって言います!」

 ロードランナーは、目を輝かせ、ほんのり頬を赤くして、元気よく言った。

ロードランナー 「好きに呼んでください! プロングホーンさま!」

 

プロングホーン 「さま!?」

 

 

 ふたりは、研究所に数日滞在したあと、砂漠へ戻ることになった。 *15

 

 

か ば ん   「ふたりとも、砂漠まで歩くの大変だよね」

 

 

 ガレージから、農業用トラクターをネコ科っぽい見た目に改造したものが、ゴトゴトと、ゆっくり出てきた。軽トラックの荷台のようなライトトレーラーを牽引しており、無人運転だった。

 

ロードランナー 「おおお!! すっげー!」

プロングホーン 「こんなもの、もらっても返せないぞ」

か ば ん   「いえ、いいんですよ。ちょっとした実験なので」

助   手   「ぷろぐらむによる自動運転のテストと……」 *16

ハ カ セ   「移動ちゅうけいきょく? として使えるか調べるです」 *17

か ば ん   「衛星通信は頼りないから」

ロードランナー 「なにを言ってるんだ……」

プロングホーン 「よくわからんが、放っておいていい、ということだな」

 

 

ロードランナー 「遅っせえ……」

 プロングホーンとロードランナーは、自動運転のトラクターが引くトレーラーに乗って、砂漠へ帰って行った。

 

 

 

――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 時は流れ……今。

 

 

ロードランナー 「んべーー!」

 ロードランナーが、舌を出して挑発し、走って逃げた。

コヨーテ    「まてこらぁーー!!」

 それをコヨーテが追った。

 

 ふたりの行く先は谷で、ひとりが通れるほどの、つり橋がかかっていた。植物のつるを編んだケーブルと、はしごのような木製の桁。乾いて、ボロボロだった。

 

 

 

プロングホーン 「速すぎるのは孤独。追いかける背中も、追ってくる者もない」

 

 

 追いかけっこをするふたりを、遠くから、プロングホーンとチーターが眺めていた。

 

チーター    「プロングホーンは、逃げるために……」

プロングホーン 「チーターは、狩るために」      

 

 

 ロードランナーが、つり橋の上を飛んだ。それをコヨーテが追った。

 

 

チーター    「生きるために速くなった」      

プロングホーン 「それが今は、たのしくて走ってる」  

 

 

 パァン!  と、破裂したように、つり橋のケーブルが切れた。

 

 

チーター     「あ!」              

 

 

 つり橋が中央で切れて、ぶらーんとたれ下がった。

 橋を渡っていたコヨーテは、はしご状態になった桁につかまったが、ぺきっと桁の木が折れて、落下した。

 

 

プロングホーン  「だいじょうぶだ。あの子は」    

 

 

コヨーテ    「や! はなせっ!」

 ロードランナーが、コヨーテをお姫様抱っこして飛んでいた。

ロードランナー 「離していいのかぁ?」

 ロードランナーは、からかうように言った。

 コヨーテが下を見ると、深い谷があった。

コヨーテ    「うぅ……」

 

 

チーター     「あたしは……孤独なほうがいいわ」 

 

 

ロードランナー 「重いぞおまえ! うでが……」

コヨーテ    「重くなっ……」

 

 ロードランナーが、ストンと着地し、コヨーテを降ろした。

 コヨーテは、頬を赤くしてそっぽを向いた。

コヨーテ    「……あ、ありがと……」

 

 

プロングホーン 「……ぷ、ふっ!」       

チーター    「なんで笑うのよ!」      

 

 

 

 

おわり  

 

 

 

 

 

 

 

 

*1
 以下ロードランナー。

*2
 かわいい顔して男前な女の子……。

*3
 チーターは、音を立てずに走って来たようです。

*4
 地面が熱いと、遠くのものがぼやけて見えます(メラメラ)。砂漠でなくても、日差しの強い暑い日はよく発生します。望遠レンズで遠くの物を撮影する時に頭を悩ませる現象です。

*5
 結構大型の、ホバークラフト的なセルリアンです。

*6
 そこそこ幅のある谷です。

*7
 ↓こんな感じです。

【挿絵表示】

 文章力が……。

*8
 ロードランナーは、フレンズ化したばかりで、ヒトの体に慣れていませんでした。それでもそこそこ速く走り、セルリアンを罠にはめたのです。プロングホーンには、『将来有望な子』に見えたでしょう。

*9
 フレンズが、こんな生々しい怪我をするのかは疑問です。フレンズは、危険な目に遭ってもギャグ扱いになるほど頑丈ですし、原作は、もっとゆるい感じです。でも、変に固く書いちゃうのが、くにむらせいじなのね(オオミミ)。

*10
 『怪我で動けない』というのは、野生動物にとっては致命的です。

*11
 あの角は髪なので、やわらかいのでは……とも思いますが、角と思えば角なのです。あとちょっとトゲトゲしているので、添え木には不向きかもしれません。

 『ロードランナーの腕時計』は、腕時計やスマートウォッチではなく、ジョギングなどに使うやつ(名称不明)だと思います。足に巻き付けるには短いので、補助として使っています。

*12
 鳥のフレンズは体重が軽そうです。その分、体がもろいのではないかと思います。強度をある程度犠牲にして、軽量化したのではないかと。

 この状態で動かすのは危険ですが、プロングホーンは、迅速丁寧安全に運ぶ自信があったようです。

*13
 近くの物は一瞬で通り過ぎ、遠くはゆっくり流れます。新幹線の車窓みたいなイメージです。

 なお、ロードランナーはこれでも普通に呼吸できます。鳥なので。

*14
 驚異的な回復力です。固定具はギプスのようなものです。

*15
 ロードランナーは、研究所で時間をかけてリハビリをした方が良かった気もしますが、自分の縄張りで暮らすのがいちばん、ということで、帰る事にしました。なお、足の固定具は付けたままです。これは、時間が経つと自然に外れる仕組みです。

*16
 ラッキーさんのような高度なAIではなく、単純なプログラムを使った自動運転です。

*17
 電波の届かない場所で通信ができるように中継します。携帯電話の移動基地局のようなものです。基本的に設置場所は固定です。トラクターのFRP製の耳の中に、通信アンテナが入っています。




 あとがき

 読んでいただきありがとうございます。

 未完成のまま放置していたメモを、今になって形にして投稿しました。例のごとく、公式設定を無視しております。

 私が以前書いた、〈 機械猫 〉とは別物のおはなしです。あんな場所にトラクターが放置されていて、すぐに動いたのは不自然で謎だったので、無理やり理由付けしました。




 『ジャパリ・フラグメンツ』は、80話を超えました。ここまで来たら100話まで……と思いましたが、目標なんて設定しちゃダメですね。ゆるく書いて、ゆるく投稿します。
 不定期連載のようになっていますが、『ジャパリ・フラグメンツ』は連載ではありません。義務感で書きたくないのです。(作品情報の『状態』を『連載(連載中)』にしているのは、消去法でそれが残ったためです)


 『ジャパリ・フラグメンツ』から派生した、他の作品の話数は……

『ひこうじょう(通常版)』……………全9話
『ひこうじょう ツチノコ視点版』……全5話
『ひこうじょう PPP編』……………本編9話 + あとがき・設定1話 計10話
『トンネル』…………………全3話
『セルヴァルちゃん』………全2話
『もけい』……………………本編6話 + あとがき・設定1話 + おまけ1話 計8話
『あんのうじま』……………全2話
『せんじょう』………………全2話
『ごーすとたうん』…………本編3話 + あとがき・設定1話 + おまけ1話 計5話
『ふたつのホテル』…………本編3話 + あとがき1話 + 歌詞引用個所3話 計7話
『いのち』……………………本編3話 + おまけ1話 計4話
『あまいかたち』……………本編9話 + あとがき・設定1話 + おまけ1話 計11話

 総合計 81話 + 68話 = 149話 (本編のみで136話)

 ……とっくに100話超えてた……。



 [ 初投稿日時 2021/06/06 06:06 ]
 
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