Aチーム 緑谷&七咲
Bチーム 轟&障子
Cチーム 衣月&八百万
Dチーム 爆豪&上流
Eチーム 芦田&青山
Fチーム 砂藤&峰田
Gチーム 上鳴&耳郎
Hチーム 常闇&蛙吸
Iチーム 尾白&飯田
Jチーム 五舞&葉隠
Kチーム 麗日&口田
以上、チーム一覧でした。変わってないチームもありますけどね。
それでは見ていってください。
全てのチーム分けが終わり、次に対戦相手を決めるくじ引きを始めた。
「最初の対戦相手は、こいつらだ!」
ヒーロー側のくじから魔理華と緑谷のAチームのくじ、ヴィラン側のくじから爆豪と上流のDチームのくじが出てきた。他の生徒たちは地下のモニタールームに行った。
爆豪チームがビルの中に入って、魔理華チームは先生からの合図を待った。魔理華はそれまでの間にビルの見取り図を見て作戦を考えていた。
上流の個性は特殊な強化系による機動力があるからおそらくヒーローチームの探索と捕獲をするはず。爆豪は核兵器の守護をするはずだが、爆発の個性なために核兵器に影響を及ぼしかねないから迂闊に個性を使えないはずだと推測した。
爆豪はまだまだよくわからないことがあるからどう出るか推測しにくい。だったら爆豪のことをよく知っている緑谷に魔理華は話しかけようとした。
「ねぇ緑谷さん、爆豪ってどんなって大丈夫!?すごい顔になってるよ!」
不安そうな笑顔をしていた緑谷に魔理華は驚いた。
「相手がかっちゃんだから、上流くんもいるから身構えちゃって」
「その爆豪くんとは友達なの?バカにしてくるようだけど」
「昔は一緒に遊んでたこともあったけど、今は僕のことを嫌っていて、中学の時までいじめられていたし」
それを聞いた魔理華は自分がいじめを受けていた頃を思い出した。自分をいじめていた親戚の女の子のことに昔は憎んでいた。今でも憎んでいるかもしれない。それほどたくさんいじめられてきたからだ。緑谷さんも同じように爆豪くんのことを憎んでいると魔理華は思うが
「けど、凄いんだ」
「凄い......?」
「嫌なやつだけど、目標も、自信も、体力も、個性も、僕なんかより何倍も凄いんだ」
「でも、だから今、負けたくないって」
魔理華は驚いた。嫌だった相手を憎むことなく、むしろ尊敬し、自分より凄いとわかっていてこの勝負に勝ちたいと思っていた。相手を憎んでいた自分が少し恥ずかしく思った。
中学の先生が言っていた嫌な相手だからこそ戦うということ、修哉が言っていた緑谷は凄いヒーローになれるということに魔理華は理解した。
「緑谷さんと私、似ているようで似てないね......」
「あの、何か言いました?」
「なんでもないわ。それより爆豪君の特徴なんだけど」
魔理華は呟いたことを誤魔化して作戦を練り始めた。
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数分前に遡り、Dチームは核兵器の置いてある部屋に着いた。
「ヒーロー側が良かったんだけどなぁ。あ、これハリボテだ」
上流は核兵器を叩いて本物かどうか確かめた。
「ま、普通にマジモンの核兵器置かれたら大問題だからな」
「おい、デクは個性があるんだな?」
「ボール投げの時に見ただろう。個性じゃなきゃどうやってあの記録を出せるんだよ」
「..................」
「まあ、リスクがあるのが難点だが一度手合わせしたいもんだな」
「..................」
「おーい、話聞いてる?」
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『それでは、Aコンビ対Dコンビによる、屋内対人戦闘訓練スタート!』
先生の合図が出て、魔理華たちは窓から侵入した。
この屋内で一番重要なことは敵を早く見つけることと屋内を傷つけないこと。この二つの条件を満たす人はDチームの中で上流しかいない。この中は分かれ目の所で死角があるからそれを利用する。
作戦はこうだ。分かれ目から上流が来たら、地面に手をついてコールを唱える。そうすることで地面を凍らせることができる。それを使って相手の動きをほんの少しだけ封じることができる。狙うタイミングは方向転換の数秒、後は二人で一気に捕獲するだけ。
少しずさんだけれど、これで何とかなると魔理華は思った。
だがそう簡単に上手くいくはずもなかった。
現れたのは上流ではなく、爆豪だったからだ。
爆豪は目の前の敵を爆破させようとした。予想が違っていたことに動揺した魔理華。緑谷はその魔理華を後ろに庇った。
「七咲さん!大丈夫!?」
「ありがとうって緑谷さん!顔が!」
緑谷の顔が掠ったのか顔を覆っていたマスクが半分無くなっていた。けどそれ以外に外傷はなかった。
「コラデク、避けてんじゃねえ」
爆煙の中から爆豪が出てきて言うと次の攻撃を仕掛けてきた。凍らして封じるにも緑谷が前にいて使えなかった。
爆豪が右手を突き出してきた、が緑谷は爆豪の右手を掴んで格闘の達人みたく背負い投げをした。その動きはトントンとリズムがよく、まるで爆豪の動きを読んでいたような感じだった。
「かっちゃんは、大抵最初に右の大振りなんだ」
魔理華はわかった。動きを読んだわけではなく、動きそのものを知っていた。昔からずっと一緒にいたから爆豪の癖など覚えていたんだと。
「凄いと思ったヒーローは全部ノートにまとめてあるんだ」
この人は本気でヒーローになりたいと思っている。ヒーローのことをよく知って今の自分でもできることを模索して頑張っている。
「いつまでも、雑魚で出来損ないのデクじゃないぞ」
「かっちゃん、僕は、頑張れって感じのデクだ!」
緑谷は麗日が言っていたことをそのまま爆豪に言い返した。その姿は勇ましそうに見えるが少し震えていた。
「デク......!ビビりながらよぉ......!そういうとこがムカつくなあぁぁぁ!」
それが爆豪の癇に障り、さらに怒りが込み上がってきた。
二人の喧嘩が今ここで始まる。
次回予告
「今、緑谷さんと爆豪さんが戦っている」
「けど、緑谷さんの個性はリスクが大きすぎる」
「だったら、私にできることはただ一つ」
次回 魔理華VS上流
「更に向こうへ、
キャラ設定
名前
年齢 15歳
趣味 日向ぼっこ
好物 肉 刺身
外見 茶髪と小さな猫耳 凛々しい顔
性格 野生的
個性 獣人
丸いものを見ると獣に変身できる。丸いものの色合いによって変身する姿が変化する。動物系個性の中でいろんな動物の能力が発揮できる。だが動物系個性と比べてみると動物の能力が少し低いところが弱点だ。
上流の中学の頃からの友達。本人は猫と言われるのが嫌いだが、日向ぼっこする様は猫としか言いようがない。本人の自慢は髪の毛並みで髪が汚れることは絶対に許さないらしい。