私を助けたのはとある店長兼ヒーローだった   作:水被り

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遅くなってしまいました。


No1 昔の私

私の目の前に見えたのは幼き頃の私と優しい両親がいた。

父と母は良好であり、一緒に外へ出てピクニックに行くこともあった。

毎日がとても楽しく幸せであり、かけがえのない日々でした。

そんな時、私は両親を事故で亡くしてしまい親戚の家に預けられることになった。

しかし親戚の叔父叔母とその娘から私のことよく思われていなかった。

 

叔父叔母は私を叩いたり物を投げつけたりひどいときは三日間、何も食べさせて貰えなかった。小学校を卒業し、親戚の娘と同じ中学校に通うことになるが、親戚の娘を中心としたグループにいじめられていた。心身ともにボロボロだった。

 

後ろを見るとテレビのニュースを見ていた中1の頃の私がいた。

 

『本日未明、ヒーローが殺害されました』

 

ヒーロー殺し ステイン 何人もののヒーローを殺害、再起不能した凶悪犯。

 

『おそらく彼は自分だけの思想があり、その思想に基づいてヒーローを襲っているのかもしれません』

 

その思想は何か、そこまで専門の学者は言わなかった。

だが、私はその思想について少しだけわかったつもりだった。

 

ヒーローとは人を助ける存在。けどヒーローたちは悪を見落として助けようとしない。

それは今のヒーローが堕落しているからだ。だからヒーローは私を助けてくれない。

彼はそんなヒーローたちを減らすために、正しきヒーローを増やすために、ヒーローを殺しているんだ。

 

だったら私も堕落したヒーローを、ヒーロー殺しのように退治してやるんだ。

 

偶然か必然かヒーロー殺しのニュースが映り、それを昔の私にとっては目指すべき存在になっていて、

その頃の私を見ていると、本当に悲しく思えた。

 

 

 

________________________________

 

 

 

私が目を覚ますと見慣れた自分の部屋だった。

 

「......なんで昔のことが急に夢の中に出てきたのかな?」

 

私は自分の夢のことに疑問に持ちながら昔のキャラクターと思われるぬいぐるみをなでた。

 

『おーい、魔理華起きたか~。起きたんなら顔でも洗ってこい』

 

下の階から修哉の声が聞こえ、洗面所へ向かった。

 

(あの頃の私は精神的に追い詰められていたからあんな考えに至ったわけだけど、今となっては黒歴史ね)

 

私はヒーロー殺しみたいになると決めた日、叔父叔母の家から出ていきいろんなヒーローを襲ってきた。

殺害や再起不能とまではいかなかったが、3人ものヒーローを負傷させることができた。

けどヒーローを襲ったことで思っていた以上にヒーローたちに危険視されるようになった。

ある日、ヒーロー達から逃げた際に強いヒーローに出会ってしまった。

 

No2ヒーロー エンデヴァー 事件解決数史上最多の記録を持つ燃焼系ヒーロー

 

そのエンデヴァーの猛攻をくらってなお、生きて逃げ出したことが今でも信じられなかった。

そんな事を考えながら顔を洗い、タオルで濡れた顔を拭いた。

 

(でも、もしあんな事がなかったら修哉さんに出会わなかったね)

 

エンデヴァーから逃げた後、人気(ひとけ)のない路地裏で倒れた。

身体中はエンデヴァーの炎でおった火傷がヒリヒリと痛み、動く元気もなかった。

火傷を冷ますかのように雨が降るが、それが逆に私を痛めつけていた。

身体の体温は徐々に下がってるのがわかった彼女は思った。

 

このまま死んじゃうのかな?死んだ両親に会えるかな?

 

今までの苦しみから解放されると思えば思うほど喜びのような感情で溢れかえってくる。

すると、雨の音に紛れてかすかに足音が聞こえてくる。

 

「...あれ?ま...れか...れて....お~い......」

 

激しくなってきた雨で姿や声がよくわからなかった。

自分の意識もここで途切れてしまった。

 

 

 

 

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「......ここは、どこ?」

 

意識が戻った魔理華は辺りを見て、部屋の中にいることに気がついた。

ケガしたところを見ると包帯やガーゼなどで覆っていた。

自分は裏路地で倒れたからここにいるのはおかしい。

考えられるとしたら

誰かに匿(かくま)われたか連れ去られたかのどっちか。

面倒なことになる前にここから出ていくことにした。

 

扉をゆっくり開け、近くに人がいないのを確認し廊下に出た。

今いる場所は最上階なのか下り階段あり、その反対に窓があった。

窓を少し開けて下を見て何階にいるのか確かめた。

 

(...どうやら今私がいる階は四階のようね)

 

 スタッ...スタッ...スタッ...

 

階段のほうから足音が聞こえてきた。

慌てた私は部屋に戻り寝ているふりをした。

 

「おーい、起きてるか?...まだ寝てるみてぇだな」

 

扉が開き男の人がやってき、状態を確認して部屋を出た。

足音が聞こえなくなるのを待ち、扉を開けて部屋から出ようとした。

 

「やっぱり起きていたみたいだな」

 

その時、後ろから声が聞こえ、私は背後を取られないよう素早く振り向いた。

扉の陰からさっきの男の人が出てきた。

 

「下の階に朝ご飯用意してあるからついてこい」

 

そう言うと男は下の階へと向かって行った。

 

「あなたは...一体誰なの?」

 

思わず私は男に問いかけた。

 

「俺は直崎修哉、リサイクルショップの店長だ」

 

これが私と修哉さんの出会いでした。

 

 

 




オリキャラ設定

名前 七咲 魔理華(ななさき まりか)

年齢 16歳

趣味 パズル 読書

特技 料理 掃除

好物 ホットケーキ 

外見 黒髪のふわふわした短めロング 少しつりあがった目 

性格 真面目 積極的

個性 火炎弾 

右腕に棒状のメーターがついていて、あることを口にすると手から火炎弾を発射でき
メーターの赤が減っていく。メーターの赤がなくなると火炎弾は出せなくなる。
炭酸飲料を飲んだり、寝ることでメーターの赤が回復する。
この個性にはまだ何かがあったりする。

この作品のオリジナルヒロイン&もう一人の主人公

5ヶ月前まで敵(ヴィラン)として活動していたが
エンデヴァーにやられそうになり、逃げた先に修哉に会い助けられた。
以来、修哉に対して絶対的な敬愛と恋心を抱いているが
本人はそのことに関して気づいてない。

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