後書きにちょっと付け足しました。
ヒーローの増援が来て自分の手下たちが次々に倒されていく。
「あぁあ、来ちゃったよ、ゲームオーバーだな、帰って出直すか」
「今回は失敗だったけど、今度は殺すぞ。平和の象徴、オールマイト!」
私怨のこもった声で言うとそのまま黒霧に飲み込まれて黒い
死柄木たちがついた場所は誰もいないバー、彼らはここをアジトとして使っている。影人は黒い手の指を糸切れみたいな小さな手に変化させて死柄木の身体に残った銃弾を
「話が違うぞ先生!ガキどもは強かった、オールマイトも健全だった、おかげでせっかくの
死柄木が話しかけたのは壁に固定されたテレビ、画面には何も映らず、そこから声だけが出て死柄木の文句に答えた。
『違わないよ、ただ今回は見通しが甘かっただけだ』
『しかし脳無を失ったのは痛いな、オールマイト並みに強くした個体なのじゃが、連れ戻すことは出来んかったのか』
「場所を特定する時間がありませんでした。なにぶん遠くに飛ばされましたので」
影人が血を止める治療を終えると原因と思えることを先生に報告した。
「今回はオールマイトみたいなガキがいまして、そいつが何度も邪魔をしていました。彼がいなかったら勝てていたのかもしれません」
『ほぉ、それは本当かい?』
「あのよろしいでしょうか?もし俺があの場で暴れていたらオールマイトを
『ダメだよ、君は僕らにとっての「切り札」、そう簡単に出すわけにはいかないよ。それにまだちゃんと
「......はい」
『だったら、それまでオールマイトを生かすべきだと僕は思うなぁ。もう少しの
先生は影人を子供をあやすように言い、影人は報告を続けた。
「あと、予想外で謎の緑のレザーマントヒーローが乱入して少々予定が狂ってしまいました」
『......そうか、それは本当に予想外だったね、まさか彼が雄英に来るなんてねぇ』
「奴を知っているのですか?」
『知っているさ、彼はねぇ』
『大切な人も助けられなかった、かわいそうなヒーローだよ』
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「あの、ここにしゅ......エコロ・サイクルっていうヒーローがいませんでした?」
「あぁ、彼なら今
「事情聴取!?」
生徒たちを守っていた修哉が何でそうなったのか魔理華は驚いていた。
「彼には
その悪い噂とは
「魔理華、本当にすまなかった」
永鬼がいきなり頭を下げて謝っていることにびっくりして、永鬼が謝るようなことをしたのか思い出そうとしていた。
「
「別に気にしなくてもいいですよ、上流くんの変わりぶりに驚きましたけど、謝ることはないです」
「それでも
永鬼は礼を言うと上流のところに向かっていった。
「13号先生!まだ休んでいてください」
「相澤先生も休んでください」
「僕たちは大丈夫ですから」
「そんなに心配する必要ないから」
「とにかく、みんな教室に戻って次の行動について報告するまで待つんだ」
相澤がそう言うと生徒たちは指示通りに教室に戻っていった。
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事情聴取が終わった修哉、彼は脳無の戦いがなかったように痛がることもなく保健室に向かって歩いていた。そこにいる男といろんなことを聞こうとしていた、
「
「オ、オールマイト、その姿を隠して」
「心配しなくていいよ、彼はこの姿のことは知っているから」
オールマイトは修哉が来たことに喜んで、
「君が来るなんて思わなかったよ、どうしてここに?」
「校長に
「
「いい感じに進んでる、ていうか副業の方が本業になりそうだけどな」
そんなたわいのない話をして笑っている二人は緑谷から見て
「修哉さん、ここにいたんですか。その人は誰ですか?」
そんなのもつかの間、ノックもなしでいきなり魔理華が保健室に入ってきた。魔理華はオールマイトの痩せ細った姿を見てしまい、オールマイトと緑谷は急なことで驚く暇もなく、
「この人は
「そうなんですか?でも見たことがないですけど......」
「それはお前が見てないだけじゃないのか?」
「それにしてもすごい怪我、階段から落ちたんでしょうか?」
「お前もそろそろ帰ったら、俺はこの人と話するから」
修哉はバレるかバレないかの
「あのエコロさん、あの脳無をどうやって吹っ飛ばすことができたのか教えてください」
「(ヒョコ)それは私も知りたいです」
「お前、帰ってなかったのかよ」
緑谷の質問にまだ帰っていなかった魔理華が現れたことをツッコミを入れつつ、緑谷の質問に答えた。
「あれは俺の個性の修復を応用した技術だ。棍に修復の個性を膜みたい張って、打撃の威力を吸収してその威力を溜めながら防御するんだ。そして溜めた威力をここぞという時に威力を一気に使って脳無を打ち返したんだ」
「それがエコロさんの防御術、
「その名前知ってんのか!?すげえなその
「はい!」
そこからは修哉と緑谷はヒーローの話題で盛り上がっていた。魔理華はその話についていけず話が長くなると思い一人で帰ろうと保健室から出た。
夕日の光が差し込む
「さようなら13号先生」
「さようなら、魔理華くん」
「あの、すいません。エコロ・サイクルのことを知っているんですか?」
13号に挨拶すると修哉のことを知っているんじゃないのかと頭の中によぎり、13号を呼び止めて話してしまった。13号はそのことに聞き返した。
「
「彼みたいなヒーローになりたいからです」
魔理華はそう言うと13号は大きなため息をついて、修哉について話した。
「彼は昔からあんな感じでした。あの3人と一緒に騒いでいて、よく先生に怒られていましたね」
「昔からですか?」
「彼とは同じクラスだったからね。彼はヒーローとしてすごいですが、いろんな噂があって、いい印象を持たれてないのが多いですね。けど、それでも彼は気にしないでしょう。彼みたいなヒーローになるんだったら、人の偏見を気にせずに一つの分野を育てていくほうがいいですよ」
「わかりました。ありがとうございます!」
魔理華はお礼を言うと修哉の昔のことを知れて喜びながら教室に戻って帰ろうとした。13号は彼女が帰るのを見て小さく言った。
「シュウ、まさかあの子にまだ言っていないのかな?」
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魔理華が家に帰るとみんなの晩御飯の準備をした。その
修哉が3人の様子を見て眠ってることを確認すると一人リビングの椅子に座ってスマホを取り出しあの男に電話をかけた。
「もしもし、オールマイトさん起きてます?」
『なんだい直崎くん、夜中に電話して......」
「
電話相手のオールマイトは眠たげな声で電話に出て、修哉はわかる限りの可能性を伝えた。
「今回奴らが用意した脳無、あいつはショック吸収と超回復があるのは間違いないですね」
「死柄木はショック吸収と超回復があると言っていたから間違いないだろう」
「普通に考えるとハイブリッドの個性かも知れませんね、でもこういうこともありえます。複数の個性を持っていたってことに。そして死柄木はもう一つ言っていました、『作った』と......」
『それはつまり?』
「ショック吸収、超回復、作った、これらをよく考えると、『脳無は複数の個性を持っていたあるいは個性を与えられて作られた怪物』だという可能性ができます」
「......!!!直崎くん、まさか」
「奴が生きているかも知れません」
そのことを言った瞬間、電話からガタッと大きな音が鳴り、オールマイトの息が荒ぶり、怒りに満ちた声が出てきた。
「......それは本当か?」
「あくまでも可能性です、ですがお互いそれなりの準備をしましょう」
「そうか、わかった」
オールマイトの息が
「あの緑髪の少年、あの子に『ワン・フォー・オール』を譲渡したんですね」
『やっぱりわかっていたのか......』
「あなたのあの姿を知っている時点で確信してました。ヘドロ事件の時に決めたのですか?」
『無個性でも友を助けようとした姿、私はそれを見て受け継ぐべき子だと思ったんだ』
修哉はそれを聞いてオールマイトらしいと感じ小さく微笑んだ。するとそっちから彼女の話を振ってきた。
『直崎くん、七咲少女とはどういう事柄なんだ?』
「あいつはうちの家に住んでいる家族、娘みたいなもんだ」
『七咲少女の黒髪、まさかと思うが「黒魔女」じゃないのか?」
「ああそうだ、本人は気づいていないけどな」
黒魔女、それは
『何故彼女を助けたのだ』
「たとえ
『君らしいよ、もしかして七咲少女に
「オールマイトさん」
とある話を出そうした時、修哉は敵に宣戦布告するように、オールマイトに負けず劣らずの怒りに満ちた声で言ってきた。
「俺は誰にも渡すつもりはない。あいつに重りを託すつもりもない。俺は親父が死んだ時からアレを死んでも守り続けると決めています。もし奴に奪われるようなことがあれば、アレごと墓場に持っていきます」
修哉はポケットからごく普通のアルミケースを取り出し、蓋を開けて中身を見続けていた。ケースの中にはどこにでも売っている
「こんな夜中にすいませんでした。また何かあったらご連絡ください」
修哉はオールマイトに別れを言って電話を切ると見続けていたアルミケースの蓋を閉めてポケットの中にしまうと寝る用意を始めた。
影人の秘密、オールマイトの秘密、修哉の秘密、この3つが分かりし時、世界が崩れゆくのは、まだ先の話であった。
次回予告
「いよいよ始まるな体育祭が」
「体育祭ではなにをするんですか?」
「借り物競争、玉入れ、後
「何か危険なこと言いませんでした」
「とにかくとても恐ろしいのは間違いないな」
「何をするんですか!?」
次回 頑張る奴と敵な奴
「更に向こうへ」
「
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やっとヒロアカ一期編を終わらせました。
ここまで見てくれた人や最近見てきた人へ。
今後ともよろしくお願いします。