ガシャーン!
「!何の音だ、まさか...魔理華!」
俺は大きな音が聞こえ、魔理華に呼びかけた。
店の方から音が聞こえたから俺は店のある階へ急いだ。
「魔理華いるか!いるなら返事しろ!」
「修哉さんすみません!倉庫でおもちゃを探してまして...」
「それで、音がした場所は」
「ここです!その時子供達はいませんでした」
魔理華は俺を案内した場所は出入り口の横のガラス張りだった。
「内側にガラスが...、外から割ったんだな」
「でも、誰がそんなことを」
「誰かはわからない。最悪の場合、あの子らの親かもしれない」
「じゃあ、あの子たちはその親に」
「とにかくあの子らを探すぞ。大事になる前に見つけ出さねえと!」
「はい!」
「俺は左側を、魔理華は右側を探せ!見つけたら真っ先に俺にメールで伝えろ!」
「わかりました!」
俺と魔理華は二手に分かれてあの子らを探しに行った。
俺はあの子らが無事にいることを祈りながら走った。
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二人を探してはや10分、まだ見つかっていない。
このままだとあの二人が死ぬかもしれない、そう思えば思うほど焦りを感じてくる。
私は走る速度を速めようした。
ガン......ガン...ガン...
横切った路地裏から金属が当たる音が聞こえてきた。
もしやと思い、私は路地裏へ入っていった。
音を頼りに焦らず慎重に進んで行った。
「まちなさいよ...まちなさい!」
すると音と一緒に女の声も聞こえ、私は足音を立てずに歩いた。
曲がり角で止まりそっと覗いた。
「どうして、ワタシの子供なのに、どうして言うこと聞かないの!?」
よれよれの服を着て右手にバールを持った女性と
その奥に怖がって動かないあの子供たちがいた。
私はケータイを取りだし修哉さんに今いる場所をメール送信した。
「大丈夫よ、すぐに終わるから...終わるから!」
「待ちなさい、そこのあなた!」
私は大声で叫び、相手の目線が子供から私に向いた。
「何をしてるんですか?その子共達はあなたの子供ですよね。」
「ええそうよ、アンタには関係ないでしょ」
「どうして自分の子供を傷つけようとするの、その子達が何したの!?」
「うるさいわよ、この子をどうしようがワタシの勝手でしょ‼」
女性はバールを振り回し私に近づいてきた。
私は後ろに下がりつつ、隙をうかがった。
そして女性が大きく振りかぶった、私はチャンスだと思った。
思い切り振る前に素早く近づき女性の腕を押さえた。しかし
女性は私の目の前に手のひらを出した瞬間、強い光が出てきた。
その光をまともに見てしまい、反射的に手を離してしまった。
横腹から重い衝撃がきて、固い壁にぶつかった。
「これでゆっくりこの子を殺せるわ」
「や、やめなさい...痛っ...!」
壁と横腹からきた衝撃でまともに動けず、目もやられてしまった。
今の私では殴り殺されるだけ、でも
それでもあの子達を助けたい。
足音と金属を引きずる音が遠ざかっていく。
動け...!
「まずは千代、アンタからよ」
動け...動け...!!
「や...やめ...やめろ...」
動け...動け...動け!!!
「ちょっと奥さん、自分の子供を物で殴るのはダメだろう」
「だ、誰よアンタは!?」
光でやられた目もだんだん見えてきた。そこに映ったのは私のヒーロー
「すまん遅れて、お前は休んでいろ」
「修哉さん...!」
「もう、ワタシの邪魔をしないでよ!」
女性は修哉さんに向かってバールを振り回した。
「気をつけて下さい。その人、手のひらから光を出す個性を持っています!」
「わかった」
修哉さんは後ろに下がってバールを避けていた。
そしてバールが地面に叩きつけた瞬間、修哉さんは足でバールを押さえた。
女性はバールを引っ張るが女性の力では無理だった。
「あんた、何であの子らを殺そうとするんだ?」
「全部あの子が悪いのよ、あの子が生まれてからワタシの人生を滅茶苦茶にしたのよ」
「それで殺そうと...」
「そうよ、あの子が死ねばワタシは幸せに」
「それは自分の人生だけだろうが!」
修哉さんは大きな声で怒鳴った。その声に私は少し驚いた。
私は初めて修哉さんが怒るところを見た。
「ただテメーが失敗してダメになっただけだろうが」
「ただテメーが進む道を間違えただけだろうが」
「だからってその怒りを自分の子供に八つ当たりするんじゃねえ!」
「うるさい!!」
女性はバールから手を離すと包丁を取りだし、襲いかかった。
「修哉さん!」
けど修哉さんは普通に避けて包丁を持つ手を掴んだ。
女性は片手を出そうとするが修哉さんはその手を押さえた。
「だからってテメーの人生を、テメーの子供に押し付けんじゃねーーー!!!」
修哉さんは手を捻って包丁を落とし、女性を押さえつけた。
私は子供二人の方を見ると、安心と悲しみが混じったそんな顔が見えた。
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あの子の母親を連れて路地裏から出ると警察が待っていた。
「では、この人を署まで連行します」
「おう、よろしく頼むわ」
「一応聞くがあの子らはどうなるんだ」
「はい、おそらく施設に預けられるか血縁の方にもらわれるかですね」
「おう、ありがとな」
修哉さんは警察の方にお礼を言った。
「お前は後で説教だからな魔理華」
「ど、どうしてですか!?」
「注意を引くだけでいいのに、押さえなくていいんだ」
「で、でも」
「でももへったくれもあるか、怪我したら元も子もない」
「はい...」
あの子の母親が乗せられ、行ってしまった。
それを見ている二人の顔は悲しそうな顔になっていた。
例え虐待を受けても自分の母親、どこかへ行ってしまうのは悲しい
すると修哉さんが二人に近づいて背を低くして目線を合わせた。
「なあお前ら、俺のところで暮らすか?」
修哉さんはあの子達に手を差しのべようとした。
けど二人は警戒して、近づこうとしない。
「そんなに怖がらなくていい、俺はお前らの敵じゃない」
「俺は、お前らを家族として迎え入れたいんだ」
すると男の子の方から近づいてきた。
「どうだ、一緒に来るか?」
男の子は女の子の顔を見て、女の子が頷くと修哉さんに振り返ってゆっくりと頷いた。
「よし、お前らの名前は?」
「この子の母親がちよっていってましたから女の子の方はちよだと思います」
「そうか、じゃあお前は?」
「...ま...まさ...と」
「まさとか、いい名前だな」
修哉さんがそう言うとまさと君は少し嬉しそうな顔になった。
「俺は警察に預けることを伝えてとくから魔理華は二人を家まで連れてってくれ。今日の晩ご飯はカレーだ」
「はい、まさと君とちよちゃん、一緒に行こうね」
二人はほぼ同時に頷いて、私の後についていった。
その夜、4人でカレーを食べ、ゲームなどして遊んだりしました。
この日、私に弟妹ができた。
次回予告
「新しい家族もできて本当に良かった!」
「修哉さん、ここは一体...」
「ん、なんか作者がヒロアカのアニメっぽくしたいってことで始めたんだ」
「そうなんですね」
「というわけで出来ればこの次回予告を続けていきたいと思ってます」
「皆さん、よろしくお願いいたします」
次回 修哉の仕事
「原作にも出ているあのヒーローが出てくるぞ」
「そのヒーローは誰な...」
「さらに向こうへ!」
「プ、