言葉の恐怖
また玄関が開く音が聞こえる
奴らの仲間か、私は剣を構えて扉が開いた瞬間斬りかかった
「なっ!?」
見たことある顔だがどうでもいい、殺せばみんな一緒だ」
そこで私は意識を失った
恭也side
忍とデートして家まで送るとき男達が向かいの家に入って行くのが見えた
そして直ぐに銃声が聞こえた
「恭也!?」
「忍はここで待っててくれ!」
玄関にたどり着く前にまた銃声が鳴り、そして直ぐに悲鳴がなる
「何が起きているんだ?」
俺は常に隠し持ってる小太刀を手にし家に入る
家に入ってまず強い血のにおいが入り口まで漂ってきた
「まさか!」
嫌な考えが頭をよぎった
すぐに人の気配がある部屋に入った瞬間誰かが襲ってきた
「なっ!?」
なんとか回避したが、斬りかかってきた者に驚いた
茜が長剣で斬りかかってきたのだから
俺は咄嗟に神速で背後に回り首を叩き意識をなくさせた
茜野一色が無くなったら、剣が消えて十字架になった
「はぁ、はぁ、茜いったい」
本気で意識を飛ばした茜が心配だったが上着を掛けて俺はリビングの方に入っていった
「うっこれはひどい」
血まみれの死体が二つ
綺麗な死体が二つ
血まみれの方は一つは体が上下に分かれていた、もう一つは左右にどちらも一太刀で殺されていた
綺麗な方は、茜の両親だった
どちらも頭を銃で撃ち抜かれていた
「ひどいな」
これはどっちがやったのかがよく分かった
殺された二人が御両親を殺し、それを見て暴走した茜に殺されたんだな
余り触りたくなかったが何か身分が分かる物が無いか調べた
綺麗に残ってる上半身の方に手帳が置いてあった
血で欲読めないが協会って書かれた部分だけ血が付いてなかった
「ひどいにおい、恭也大丈夫?」
「忍!入るな!」
「もう遅いわ、これ貴方がやったの?」
振り向くと忍が経っていた
鼻を押さえいた
「いや、これをやったのは茜だよ」
「うそ」
「ほんとだ、俺も襲われたかなり危なかったよ」
「あの子にそんな力があったなんて・・・・まさか!」
「分からない、でも御両親を殺したのはこの二人だ」
忍は死んでいる二人に手をそろえて祈る
「犯人の目的は分かったかしら」
「協会の者だろう、僅かだが協会に関するメモが手帳から見つかった」
「そう」
忍の拳を強く握りしめたいた、血がしたたり落ちるほどに
「しの「イヤアアアアァァァァァァァァァッァ」!?」
茜!
俺は直ぐに茜の側に居た
返り血の手を手に当て体を震えさせていた
「恭也、茜を家に、私は周りの記憶を消してくるわ」
「忍!」
「そうしないと、茜は施設に入れられるわ、危険人物として」
「それは」
「茜の記憶も消すわ、この子には辛すぎる」
俺は震える茜を抱きかかえ忍ぶの屋敷に向かって走り出す
「大丈夫だ茜、大丈夫だ」
俺はそう言う事しか出来なかった自分が許せなかった
恭也sideout
私は目を覚ます、体を起こすと上着がずり落ちた
「誰の?」
そこで自分の手が真っ赤に鳴ってるのに気付いた
「あ・・あ・・あ・ああぁぁ」
思い出した、思い出してはいけないことを思い出した
「わ、私がこ・ろ・した」
頭の中でさっきの出来事が流れていった
「あああああ」
そこで気付いたあの顔、前に見たことがある
一週間前すずかちゃんの家の前で男の人が見ていたの
私に気付いたその人が聞いてきたの
「お嬢ちゃん、ここの家の人と知り合いなのかい?」
「うん、友達だよ」
「そうか、友達は大切にするんだよ」
「うん!」
どのとき男の人の目が冷たかったの思い出した
「わ、私があんな事言わなければ・・・・」
すずかちゃんの家が悪いんじゃない
悪いのは私なんだから、狙われる理由を作った私が
それに気付いたら後は
「私がパパとママをころ・し・た・・・?」
もう私の心は耐えられなかった
「イヤアアアアァァァァァァァァァッァ」
体が震える、恭也さんが近づいて体を揺するけど
自分の心を壊れないようにするだけで精一杯
忍さんも来ていたのか二人は何か言い合ってたが恭也さんが私を抱きかかえ反対の家月村の家に走ってきた
私が原因で二人が殺された
それが頭の中でグルグル巡る
そして私はこう思った
”喋らなかったらいいんだ”
もう、笑えないよ私