バカとのび太の召喚獣   作:絆と愛に飢えるシリアス

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霧島家へ・・・

週末まで、明久、ジャイアンと三人で勉強をしていた。三上さんとかFクラスの女子はそれぞれの事情で勉強はできなかった。

 

因みに雄二は不慮(?)の事故により入院していたため、週末まで一回もあっていない

 

「俺とのび太と三上とで三人で今霧島さんの家歩いているが此方でいいのか?」

 

「うん。ってかどうしたの?いきなり説明して?」

 

「いや、なんかしないとダメな気がした」

 

「「??」」

 

ジャイアン自身も???となっていたので、とりあえずはこの説明に関しては突っ込みはいれないでおこうと決めた

 

こういう会話してる間にも霧島さんの家に着いてインターホンをならして待っていると大きなドアを開けて霧島が出迎えてくれた

 

「「「今日はお世話になります!!」」」

 

「・・いらっしゃい。のび太と剛田と美子」

 

それにしてもデカい家だ。下手したら住み込みの家政婦でもいるんじゃないかな?

 

「・・・吉井もさっき来て、もう皆、だいたい揃ってる」

 

「俺たちが最後か」

 

「みたいだね?」

 

「・・・じゃあついてきて」

 

先導してくれる霧島さんについていくけど、廊下長い・・・。スネ夫の家よりも広いかもしれない・・・

 

「お部屋いっぱい・・・」

 

「・・・用途別」

 

さすがは金持ちだね・・目的に応じてそれぞれの部屋があるらしい。

 

「(冗談抜きで・・・スネ夫の家より広いかも)」

 

「(あいつ聞いたら拗ねるぞ・・・)」

 

ここにいない友人の事を思い浮かんで、僕らは苦笑いしていた

 

「あの本がいっぱい並べてあるお部屋は?」

 

「・・書斎」

 

「あのスクリーンがあるお部屋はなんだ?」

 

「・・・シアタールーム」

 

「じゃあ、あの鉄格子のはまってる部屋は?」

 

「・・雄二の部屋」

 

見なかったことにしょう?うん!なんも見てない!!聞かなかった!

 

「・・・そしてここが、勉強部屋」

 

しばらく歩いたところで、霧島が立ち止まってドアを開ける。その中ではムッツリーニと工藤さんが言い争いをしていた。どうしたんだろ?

 

「ムッツリーニ君は頭でものを考え過ぎだよ!《百聞は一見に如かず》って諺を知らないのっ?」

「・・・充分なシミュレーションもなく実戦に挑むのは愚の骨頂」

「そうやって考えてばかりだから、スグに血を噴いて倒れちゃうんだよ!」

「・・・何を言われても信念を曲げる気はない」

「またそんなことばかり言って・・!このわからずやっ!(チラッ)」

「・・・・卑怯な・・・っ!!(ブシャァァ)』

 

工藤さんが襟元を開き、ムッツリーニが鼻血の海に沈んだ

 

・・・いや何してるの?

 

「あっ、三上さんにのび太にジャイアンも来たんだ」

 

「ようやく来おったか」

 

「なぁ、あの二人は何があったんだ?」

 

「来て早々に血まみれのムッツリーニに僕らはすごく戸惑ってるんたけど・・・」

 

「うむ。それが、『第二次性徴を実感した出来事は何か』という議論が高じてああなったようなのじゃが・・・」

 

「・・・その原因になった議題からしておかしいと思うわ?」

 

どんな会話の流れでこうなったんだ?

 

「まぁ・・・僕とジャイアンと三上さんに霧島さん、工藤さん。そして明久と姫路と島田、秀吉、ムッツリーニだね?今いるのが」

 

「合計10人ね。ずいぶん豪勢な勉強会だわ」

 

「あれ?坂本は来てないのか?」

 

「あれ?確かに雄二が来てないね?」

 

「そうじゃのう・・・」

 

「寝坊だとしたら、気が緩んでるな~」

 

明久が笑いながらそういうと・・・

 

「・・・雄二をつれてきた」

 

ドサッ

 

絨毯の上にロープで縛られた雄二が転がされる

 

「ん、明久とのび太か・・・どうしてここにいる」

 

「ああ、うん。霧島さんの好意でね・・」

 

雄二こそどうしてロープで拘束されているんだ、なんて聞いたらマズいだろうかな?

 

とりあえずロープを解きながら尋ねてみる

 

「雄二は霧島さんからなんも聞いてないの?」

 

「ああ。何も聞いていない。いつものように気を失って、目が覚めたらここにいただけだ」

 

いつものように、か。なるほどね。週末になると雄二との連絡がつかないと言う話を明久としたが、原因はコレだったのか・・・

 

「それじゃ、勉強道具は?」

 

「・・・大丈夫。準備は万全」

 

霧島さんが雄二の鞄を掲げて見せると着替えも入っているようだし、手抜かりはなしだね

 

そう思っていると・・・

 

「それは違うよっ!世論調査では成人女性の68%以上が──」

「違わない。世界保健機関の調査結果では成人男性の72%が賛同している」

 

工藤さんとムッツリーニはまだ議論していた!?!

 

「またそうやって屁理屈を……!」

「・・・・屁理屈じゃなくて事実」

「くぅ・・・っ!こうなったら、今度のテストでムッツリーニ君を抜いてボクの方が正しいって証明してみせるからね!」

「・・・・学年一位の座は揺るがない」

「そうやって憎たらしいこと言って……ムッツリーニ君なんてこうだよっ!(ピラッ)」

「卑劣な・・・・!(ブシャァァア)」

 

あの二人が何か問題を起こす前に、勉強を始めた方が良さそうだ。この勉強会なんだか波乱起きそう

 

あれ?何か胃が痛くなってきた・・・大丈夫かなー?不安な気持ちと勉強会は始まった




ここまで読んでいただきありがとうございます!次回も宜しくお願いします!
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