女子が部屋でて暫くして・・・
「さて、そろそろ時間だな。いくぞ」
部屋で待つこと数分。雄二が立ち上がった
「OK!覗きだね?」
「・・・任せろ」
パンパン!
「「・・・・(ピクピク)」」
「全く馬鹿なこと考えないの。思わず、銃を、打ってしまったじゃないか(三上さんの覗きは許さない)」
「今のび太の速打ち見えなかった・・・」
「う、うむ。恐ろしいのじゃ・・・」
ちなみに秀吉は一人で他の部屋に案内された後に、こっそりと僕らの部屋に来た
「違うぞバカどもが。俺が行こうと言っているのは翔子の部屋だ」
霧島さんの部屋ってことは・・・・
「まさか、さっき言ってた模擬試験の問題を盗み出す気?」
「そうだ」
考え方が卑劣だよ・・・
「けど、別に僕らは問題を盗む必要なんてないんだけど」
「(こくり)・・・それより、覗きが大事」
この二人は欲望に忠実だね・・
「本当にそう思うか?」
「何が言いたいのさ」
雄二がもったいぶった口調で確認している。
「いいか明久、よく考えてみろ。お前の家に今帰ってきている姉貴は、何を禁止していた?」
「えっと、①『ゲームは一日三十分』、②『不純異性交遊の全面禁止』──ってヤバいっ!!すっかり忘れてたっ!!」
「あぁ、女子と寝るとなれば明久は即死だな」
「うん。そうだね」
「あ。でも、バレなければ問題ない!」
「協力しなければ俺がバラす」
「外道っ!この外道っ!」
《明久・・・雄二の頼みにより協力が確定》
まぁ、雄二がやりそうな手だね・・・
「貴重な戦力入ってよかったね?僕は手伝わないよー」
「のび太、お前も手伝え」
「何で?僕は後ろめたいこともないよ?」
「(手伝えばこの写真をやる)」
「!?(・・・今、これを渡してくれたら協力する)」
「手伝ってくれるな?(ほらよ)」
「仕方ない。今回だけだよ?(ありがとう)」
《のび太・・・・雄二から三上のかわいい写真により協力確定・・・》
三上さんの優しい顔・・・いいなー
「それとムッツリーニ、お前も危険だぞ?」
「・・・・何故?」
「出血多量で死ぬ。それも確実に」
「「たしかにそうだね(な)」」
「・・・この俺が、死を恐れるとでも?」
「「無駄にかっこいいね(な)!?」」
「だが、予想される順位を考えろ。上位の人間から相手を選んでいくとなると」
「ふむ、恐らく三上はのび太と、霧島が雄二を姫路や島田となれば明久。となると、工藤は・・・?」
ジャイアンが女子の名前あげて指名しそうなのを上げていたが、えっ?僕が三上さんと・・?と思いながらも、とりあえず話は聞いとこう
「工藤はムッツリーニを選ぶだろうな」
「・・・まさか」
「さっきの言い争いもある。ムッツリーニを失血死させて、保体の王者の座を奪うつもりじゃないか?」
「・・・つくづく卑怯な・・・・!!」
よくわからないけど、ムッツリーニと工藤さんの間にはおかしなライバル関係があるらしい
「・・・・あんなスパッツごときに、殺されるわけには・・・!!」
死ぬことじゃなくてスパッツで死ぬことが嫌なだけらしいけど、何かトラウマでもあるの!?
「というわけだ。協力してくれるな?」
「わかったよ。協力するよ」
「・・・・やむを得ない」
「僕も約束は守るよ」
「ワシも協力しよう」
「俺もだ」
「え?秀吉とジャイアン?どうして?」
「俺は単純に面白いからだ」
まぁジャイアンはそうだろうね。秀吉はなぜだろう?
「どうしても、じゃ」
「???」
まぁ、秀吉にも色々譲れないものがあるんだろうね
「よし。そうと決まれば行動開始だ。翔子の口ぶりから察するに、テスト問題はアイツの部屋にある。そこに忍び込むぞ」
「「「「「了解!!」」」」」
何の因果か、俺たちは協力して霧島の部屋に侵入することになった
『代表。ところでさ、お風呂ってどうなってるの?』
『・・・大浴場と露天風呂がある』
『本当に豪邸ね・・・。でも温泉にいくの楽しみだわ』
『ボクも楽しみだよ。温泉も、姫ちゃんのコレを直に見るのも、ね』
『きゃっ。ど、どこを触ってるんですか工藤さんっ』
『・・・羨ましい』
『瑞希はスタイル良いからね』
『あれを吸いとれる機械ないのかしら・・・・?』
『み、美波ちゃん!?冗談ですよね!?顔がとっても怖いですよ!?』
女性陣が会話を繰り広げながら、三上さん達は着替えを持ってお風呂と思しき方へ歩いて行った
「あのさ、雄二」
「なんだ」
「僕、もう全てをかなぐり捨てて姫路さんたちについていきたいんだけど」
「・・・・同意」
「落ち着けバカども。あの時のことをよく思い出せ」
「今回はもう同じ失敗はしない!停学なんてくらわないようにうまくやるさ!」
「多分、雄二が言いたいのは違うと思うよ」
「あぁ、のび太の言う通りだ。・・・あの時の、ババァの裸をよく思い出せ」
「「ゲップ」」
「あっ、見事に痙攣した」
「二人の胃袋が痙攣したのが見てて分かるよなー」
二人は真っ青に震えながら悲しい顔で呟いた
「覗きって、良いコトなんて一つもないよね・・・。見る方も、見られる方も・・・」
「・・・犯罪行為、良くない」
「「「わかってくれたら何より」」」
「それでは侵入するかの」
「そうだな。あんまりダラダラしていられんしな」
女子の姿が見えなくなったのを確認するとは忍び足で廊下を進み、さっき女子が出てきた霧島さんの私室を目指した
「よし、中に入るぞ」
部屋の前に立ち、雄二が扉のノブを掴んで捻る
「あれ?開かないね?」
だが、ガチャガチャという無機質な音を返してくるだけで、その扉は開かれることはなかった
「鍵かけているみたいだね」
「大方大事なものでもあるから鍵してるんだろ?」
「アイツが大事にしまっておくものなんて見当もつかんが・・・・。まぁいい。ムッツリーニ、いけるか?」
「・・・・三十秒くれ」
どこからか道具を取り出して鍵穴に張り付くこと三十秒。ムッツリーニは恐ろしい手腕で解錠に成功し、霧島さんの部屋のドアを開けた
大丈夫かな・・・・
そんな一抹の不安感じながら霧島さんの部屋に入った
ここまで読んでいただきありがとうございます!次回も宜しくお願いします!