「なぁ?ムッツリーニーと俺とのび太はどんなのだろうな?」
明久がこれ以上他の人には見せれない惨状になっていたので、ジャイアンが話題を変えたのだ
「僕やジャイアンのは何が出るんだろう?」
「さぁ?ムッツリーニーはなんか想像できる」
「・・・何?」
「「血が好きな化け物とか?」」
「・・・そんなの絶対にない・・・!」
ムッツリーニーが首を横に振りながら否定していた。どうなんだろう?
「まぁ、何が出ても驚かないぞ?」
「うん!そうだね」
さてと・・・
「いくよ!ジャイアン!ムッツリーニー!」
「おう!!」
「・・・(グッ!)」
「「「試獣召喚《サモン》!」」」
スゥン・・・
↑
見た目は魔導師みたいに黒のローブを見に纏い服装は全体的に黒
スゥン・・・
↑
ムキムキのゴリラが出てきた
スゥン・・・
↑
ヴァンパイア登場
「「「なんか濃いのが出てきた!!?」」」
僕らが召喚したのを見ていつの間にか復活していた明久も含む皆が口揃えて言った
「のび太のは・・・某魔法少女の黒の魔導師の姿ににているな?」
「違うのは武器がないのと服装がマントはためかせている感じ?」
「うむむ?なぜこうなったんじゃ?相違点がわからぬのぅ・・・」
僕のはなぜか武器が今は出ていなかった。戦いになったら出てくる仕組みなのかな?
「で、ジャイアンのは・・」
「ゴリラか・・・しかもD◯か・・・」
「なんかシュールすぎる。一体何処が似てるんだ?」
ジャイアンの質問に僕は答えれなかった。それに・・・い、言えない!もし、口だしたら確実に島田よりも恐ろしい目が合うのが見えているから全員しゃべらない・・
「む、ムッツリーニーのはヴァンパイアか」
「いつも血を欲してるイメージがあるからな」
「若い女が好きという点も酷似しておるしの」
ムッツリーニーにはぴったりだと思う
「坂本のは一体なんなの?」
「あっ、そういや確認していなかったな。それじゃ、このままだと俺の召喚獣は呼べないからフィールドをOFFにして鉄人に許可をもらうか。鉄人も今さら文句を言わないだろ」
雄二が召喚準備をしている間に何が出てくるのか予想をたてることにした
「雄二はワシらとは違い攻撃的な性格じゃからの。きっと戦闘向きの妖怪が出るやもしれんのう」
「野性的な妖怪か?」
「野性的なって何?」
「・・・さぁ?」
そうしてる間に雄二は準備万端になった
「そんじゃいくぞ・・・・?試獣召喚《サモン》!」
僕らの勝手な装備予想を受けつつ、雄二の呼び声に応えて召喚された召喚獣
その装備は―――
「手ぶらかよっ!」
―――鍛え上げられ、筋肉に覆われた肉体。残念ながら武器はない・・・
「装備がない上に」
「上半身裸か・・・ついに極めたな?坂本」
「おい!?何を俺は極めたのだ!?」
「しかも何の特徴もなく雄二そのものが出てきおったな。これでは服装以外雄二と区別がつかん」
「ちょ、ちょっと目のやり場に困りますね・・・・////」
上半身裸なら、女子からしたらそう思うのも無理はないかもしれない
「雄二・・・・取り合えずその見る人全てを不幸にする召喚獣を早くしまってよ・・・・」
「わかっている。こんなもん、俺だって見たくもない」
しまうまえに霧島さんに見せてあげたいよ
「じゃが、雄二の召喚獣は結局何の妖怪なのじゃ?」
「これじゃさっぱりだよね・・・・なんだろう?」
「双子?」
「・・ドッペルゲンガーとか?」
「4人とも何を言っているのさ。これは最近日本で確認された新種の妖怪“坂本雄二”じゃないか。醜い容姿と汚い性格で美人の幼馴染みを騙すって話の」
あっ、明久言い過ぎだよ!
「明久。召喚獣を呼び出せ」
「ん?別にいいけど。試獣召喚(サモン)」
「目指せワールドカップ!!頑張れ日本!」
召喚された明久の召喚獣の頭を外すと、ボールよろしくすぐさまゴミ箱に向かって蹴り込んだ
「あがぁっ!蹴ったね雄二!?僕の召喚獣の首をサッカーボール見立ててゴミ箱に蹴り込んだね!?なんてことしてくれるのさ!」
「そう怒るな明久。よく言うだろが。“友達はボールだ”って」
「それを言うなら“ボールは友達”じゃないの!?前後の順番を入れ替えたらただの苛めの現場だよ!」
「そもそも俺はお前を友達だと認めてはいないがな」
「だったら蹴るな!」
少し恒例の二人の漫才をしたのだ。相変わらずの見事な息の合いようの漫才だなー
「んむ?雄二。お主の召喚獣の様子が変じゃぞ?」
「お?本当だな。何が起きるんだ?」
雄二の召喚獣がブルブルと身震いをし始めた。その瞬間、口が大きく裂け、全身から物凄い勢いで毛が生えてきた
「「えぇぇぇ!?」」
「「きゃぁぁぁーー!」」
「・・・狼男」
僕らはすぐに落ち着いて分析した
「坂本の特徴の一つであるたてがみのように逆立っている髪の毛が野生味があるということか?」
「つまり、雄二の特徴は野生ということ?」
「で、でも、満月でもないのに変身なんておかしくないですか?」
雄二の召喚獣を怖がっているのか、明久の袖を摘んでいる
「まぁ変身したタイミングからして明久の召喚獣の首がボールに見えたのかな?」
「恐らくな。それと、この召喚獣はきちんと次の試召戦争までには直るのか?」
「こんなのでクラス間の勝負なんてやったら妖怪大戦争になっちゃうよ」
「そ、それは困ります・・・。怖いのも困りますし、私の召喚獣は恥ずかしいですし・・・」
姫路が呟くように言う。確かにあの召喚獣は恥ずかしいだろう
「召喚システムの調整については俺にもよくわからん。学園長なら何か知っているかもしれんがな」
あの人なら何か知ってるかもしれないけど、現にこのような感じで調整に失敗してるからね。それに先生からの言い方からして教師側にとっても好ましくないみたいだね
「確かにその辺は鉄人よりもババァに聞いた方が良さそうだな。なんたって召喚システムの開発者だからな」
「そうだね。学園長に聞いてみようか」
雄二と明久が立ち上がり、教室を出ていった。その数十秒後に鉄人が何かを思い出したように教室を飛び出した
「キサマらっ!ドサクサに紛れて脱走か!」
「しまった雄二!気づかれたよ!」
「走れ明久!学園長室に逃げ込めばこっちのもんだ!」
西村先生の怒号と明久たちの叫び声が聞こえた・・・。逃げ切れるのかな?
先生がいないから皆でとりあえず怒られたくないから勉強をし始めた・・・。二人とも失礼のないようにね・・・
ここまで読んでいただきありがとうございます!そしてリアルではサッカー日本代表が頑張る姿にたくさんの刺激もらってます!これからも宜しくお願いします!