バカとのび太の召喚獣   作:絆と愛に飢えるシリアス

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なぜ敬語を使う!?

僕らは西村先生に大事な資料とかジャイアンは反省文の提出もし終えて教室に帰ると・・・

 

『パス行くぞー。おらぁっ!』

「あがぁ」

『ナイスパース。くたばれクソ野郎が・・!どりゃぁっ!』

「ふぎゃぁ」

『オッケー!シュートぉっ!』

「うぐぁっ」

 

明久の召喚獣の頭でゾンビがサッカーをしていた。・・・っていや何してるの!?

 

「作業サボって・・・とめーー『待つんだ。それ以上吉井くんを苛めるなら、僕が相手になろう』代わりに誰かが言ったね」

 

僕が止めようとすると明久の援護に学年次席の久保利光が現れる

 

「ありがとう久保君!助かるよ!」

 

『気にしないでいいよ吉井君。君のことは僕が守るよ――いつまでも』

 

「・・・あの噂はやっぱり本当なのか?」

 

「「・・・」」

 

ジャイアンの言葉になんとも言えない僕らだった・・・。いつになく鳥肌がたったのはここだけの話だ

 

『Aクラスの久保君・・でしたか?美春たちの邪魔をしないで下さい』

 

『そうはいかないよ清水さん、Fクラスの皆。君たちが束になってこようとも、僕は一歩も譲らない。守るべきものが、ここにあるのだから!』

 

『上等です!それならそこの豚野郎と一緒に葬り去ってやります。――試獣召喚っ!《サモン》』

 

『僕は負けない!そう。僕が今まで勉強を頑張ってきたのは、きっとこういう時に吉井君を守るためなんだ――試獣召喚っ!《サモン》』

 

何やってるのー!?!僕だけじゃなく三上さん達も頭を抱えていた

 

そうしてる間に現れたのは藁とボロ布を着ている清水さんと、同じく藁とボロ布を着ている久保君。みすぼらしい格好だがあれってなんの妖怪だ?

 

「二人はあれが何なのかわかるの?」

 

「迷い神?」

 

「正確には迷ひ神だったような気がするわ・・」

 

えーと、たしか・・・

 

「人を迷わせる妖怪だったかな?なんか、道に迷って果てた人の魂が道連れを探してるとか、そんなだったはず?」

 

「人の道に迷った人達で、仲間に引きずり込もうとする人達と言うことね・・・」

 

「・・・あれをみてなんとも言えねぇな・・」

 

「「「はぁ・・・・」」」

 

まぁ恋愛は個人の自由だから、なんとも言えないけども・・・

 

『ええい!全員一斉に久保利光にかかるのです!』

 

『『『おおーっ!』』』

 

『来るなら来いっ!僕は絶対に負けない!』

 

そして、清水さんの指示により、 ゾンビ&迷ひ神 VS 迷ひ神 の戦いが始まる

 

 

生首を抱えているゾンビの群れに迷ひ神が襲いかかり、向こうも対抗して腐った身体で引っ掻きや噛みつきを繰り出してくる。飛び散る腐肉。宙を舞う生首。弾け飛ぶ四肢

 

「「「「きゃぁああああーっ!」」」」

 

そのあまりに凄惨な光景に、三上さんや姫路、島田はもとより、クラスにいた他のヤツら(僕やジャイアンは辛うじて冷静だった)も悲鳴を上げていた

 

『こ、こっちに来ないで!試獣召喚!《サモン》』

『大丈夫かミホ!?畜生、俺の彼女をよくもビビらせてくれたな!?試獣召喚っ!《サモン》』

『彼女だと・・・?今コイツ彼女って言ったぞ!裏切り者だ!』

 

『『『Killーー!』』』

 

あっという間に広がる混乱の輪。阿鼻叫喚の妖怪大戦場で、眺めていた僕らはというと・・・

 

・・・ブチッ

 

「「「いい加減に・・・しろー(しなさい)!!」」」

 

「「「「!!」」」」

 

流石にここまでしたら怒って止めるしかないよね・・・

 

「美春・・・」

 

「は・・・はいぃぃ。な、何でしょうか・・美子お姉様?」

 

「私は言ったよね?後の事を任せるわね?って」

 

「は、はい・・・(ガタガタ)」

 

「それなら何でこうなってるのかなぁ・・・?」

 

「そ、それはそのぅぅ・・・」

 

「少し向こうでお話しましょう?」

 

そういいながら三上さんは清水さんを引きずって窓の付近に連れていってお説教した

 

「久保は止める側だったから、向こう行っていいぞ」

 

「わかった・・・(折角吉井くんに格好いい姿見せれると思ったのに・・・)」

 

「今、手を空いてる奴は俺と一緒に作業を進めようぜ?・・・西村先生にこの騒ぎで怒られたくなかったら直ぐに手伝ってくれ」

 

「「「了解です!」」」

 

ジャイアンは他のクラスの人達と共に遅れている作業を始めたのだ。西村先生の名前出たら皆は慌てて、動いた

 

さてさて、僕らというと・・・

 

「「「「・・・・・(ガタガタ)」」」」

 

「・・・・」

 

「「「(ガタガタ)」」」

 

さっきまで騒いでいたFクラスの男子を正座させていた

 

「ねぇ・・・」

 

「「「「はっ、はい!!!何でしょうか!?」」」」

 

「可笑しいよね?きちんと作業して進めているかと思ったらこうなってるのは何故かな?」

 

「「「「えっと、それはそのぅーー」」」」

 

「大方明久が何かをしたのかもしれないけど・・・・君達は我慢すること出来ないのかな?」

 

「「「「ボス!異議あり!」」」」

 

「誰がボスなのさ!?何?」

 

「「「「我々は正義のために吉井を裁こうとしてました!よって、私達は無罪です!!」」」」

 

「却下」

 

「「「「即答!?」」」」

 

彼らのめちゃくちゃな言い分はあると思うので、その意見は却下

 

「この際だからまず、言うけど嫉妬は見苦しいよ?」

 

「「「「何故です!?ファラオ!」」」」

 

「誰がエジプトの王様さ・・。あのね?君達がその過激な行いしすぎたら振り向いてくれないよ?」

 

「「「「!!?ど、どういうことですか!?閻魔様!」」」」

 

「地獄の閻魔様に謝ってきな。今すぐ!って違う違う・・。逆に聞くよ?君たちに恋人がいるとします。その行いで恋人は喜ぶと思う?そんなことで」

 

「「「!!!そ、そうかー!」」」

 

「限度ってのはあるから気を付けてね?」

 

「「「「わかりました!!野比のび太様!」」」」

 

「いや!?様は要らないからね?!あとなんでフルネーム!?」

 

「「「我々はこれからはやり過ぎないようにお仕置きします!(そして、二度と野比のび太に逆らってはいけないブラックリストにいれよう!)」」」

 

分かってくれたからいいけど・・・最後なんか不愉快な事言われた気がするけど・・・・?後、土下座しなくっていいよ!?

 

そう思ってるとーー

 

「「「お前らうるさいんだよ!!」」」

 

なんか、クレーマが来たな・・・・




ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いします!
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