山田哲夫達の活躍により、Eクラスは制覇して次にDクラスを制覇するために彼らは歩いていた
『しかしー、夏目ー』
『んー?』
『次制覇したら、念のためにもどらずBクラスへむかおうぜー?少しでも進めておいたら損ないだろ?』
彼らがそういう会話してるのを画面越しから黙っていきいていた
たしかにそうだけど・・
「呼び戻さないでそのまま行くのか?」
「えぇ。それに少しでも情報がほしいのは同じはずよ?」
「念のために、Fクラスの二人も行かしたし、他のクラスの子も続々といったが、確かに今早く情報が欲しい」
雄二がEクラスの代表の中林さんに確認をとりつつ、同意を示していた
「しかし、のび太やジャイアンもこの学園で勉強頑張ってるんだね?」
「おうよ!・・・とは言うても、まだまだ学力悲惨な部分があるから、もう少し頑張らないと母ちゃんにどやされる・・・」
「「あははは・・・」」
ジャイアンが身震いすると、それを見た僕らは苦笑いしかなかった。ジャイアンのお母さんは未だに強いんだね・・・
「でも、私は怖いわ。少し雰囲気が暗いと言うか・・・」
「まぁ、女性に何個か怖いのはあったよね・・」
「う、うん。でも何であなた達は平気なの?」
三上さんが???マークを出しながらなぜ怖くないのか聞いてきた
なんでって?それはね・・・
「別に命の危険があるわけじゃないからね」
「グロいものはFクラスで散々見ているしな」
「・・・あの程度、殺されかけている明久に比べれば大したことはない」
「そうじゃな。姉上の折檻に比べれば可愛いもんじゃな」
近くの明久達もそれを聞いて答えていた。秀吉のお姉さんはそんなに怖いの?
「まぁ、僕らはほら・・・」
「色々とやってきたから、多少の耐性はあるのかもしれないな」
「そうそう。昔は何度か命の危険があったから慣れた」
「そうだな!あはははははははは!!!」
「「あはははははは」」
「・・・Fクラスの皆のあの言葉にも突っ込みどころあるけど、のび太くん達のは・・・ね?」
僕らはそれを思い出して大爆笑してると三上さんが、遠い目になりながら苦笑いしていた
そんなことを思っていると、違うモニターからは、須川君と福村君の言い争いが聞こえてきた
『お前だって、朝から20人くらいの女子に声をかけて全滅していただろうが』
『ち、違う!あれは別に断られたわけじゃない!向こうには向こうの事情があったんだ!俺がモテないわけじゃない!』
『俺だってそうだ!俺はモテないわけじゃない!タイミングが悪いだけなんだ!』
あ。今の叫びで音声レベルが赤いラインを超えた
「・・・失格」
「アイツらは何をやってるんだ?」
アトラクションには驚かなかったが、頭の悪い言い争いで失格に。さすがはFクラスだ。
だけどそれを気づいてなかったのか、うっかりなことも彼らにいってしまった・・・
『『でも、のび太は間違いなくもてないだろ。怒るとき怖いからな』』
「(ブチッ!!)・・・後でお話だね?あんな恥ずかしい失格はないよ・・・ついでに最後の言葉ははっきりと聞こえたので・・・ね?」
「・・・のび太もFクラスの雰囲気染まりすぎて怖いな」
「あんな目を据わって、静かにキレてるのび太は怖っ!?」
「御愁傷様しかいえないわね(でも、のび太くんはいい人だし優しいし・・・////って私は何を考えてるのかしら?!)」
「「「「うんうん!」」」」
僕がそういうとジャイアンとスネ夫は抱き合いながら引いていた。そして三上さんはこれからの惨事が目に見えたのか、同情の声出すと皆も頷いていた
『イェーイッ!チェックポイント二つ目突破だぜ』
『なので、このままDクラスに向かいますぜー』
二人だけで、Bクラスも突破。いやー、すごいな~。今回は頑張ってるんでは?
二人だけで、Bクラスも突破してくれた。そして、二人はグングン進んでいく
すると・・
『ん?なんか首がぬちゃってしたな?』
『?あぁ、たぶんコンニャク。召喚獣のような【目に見える物の恐怖】は効果が薄いとみて、コンニャクをぶつけるなどの【身体に触れる物の恐怖】に切り替えたのか?』
・・・正直、三年生の作戦はかなり良いと思うんだが、まさか、ここまで驚かないとは
『正直お前が冷静にいてくれるから俺も大丈夫なんだが・・そんな耐性あった?』
『ふっ・・・オイラはある男にボロボロに負けるわ、鉄ー西村先生の補習受けるわ・・・。あれ以上の恐怖はない』
『あーなるほど・・・』
まぁ西村先生の補習は過酷って聞いていたから、それで逞しくなったのかな?ある男って誰?
『突然だけど、オイラさ、実はあることに悩んでるんだ』
『あること?そして突然だな?』
いきなりどうしたんだろ?
『オイラの夢は宇宙飛行士になりたいんだ』
『初耳だな?お前がそれを目指していたなんて・・・なんで?』
『そこに宇宙があるからだ。目指す理由はそれだけさ』
『いや?なんでそうなる?』
すかさず、ツッコミをいれる夏目君。しかし、彼らがのほほんと会話しているから、こちらの雰囲気もひとまず落ち着いた
すると、他のモニターからは
何を見てそうなった?
『ここは?』
『何もないみたいだが・・・?』
山田&夏目の声がしたのでモニターを見ると、薄暗く、広い空間に出ていた
「しかし、ここに来て何もないのはどうなんだろ?」
「仕掛けもないし」
「ただの広い空間みたいだな?」
「あとは、中央の上部に照明設備らしきものが見えるくらいじゃな」
僕の疑問に答えるようにジャイアン、スネ夫も同意を示して、秀吉が言っていた照明器具のはスポットライトかな?演劇に使う物ならケーブルを見ただけでもそれが何かわかるようだ
『なんかオイラ嫌な予感がするけど・・』
『奇遇だな・・・。俺もここにきて嫌な予感がするが・・・』
『『進むのみ!』』
モニターの向こうの二人は警戒した様子もなく歩いていく
「?なんだろ・・・この違和感は」
「のび太もスネ夫も気づいたか?」
「うん」
「「「なんか、物凄い嫌な予感がする!!」」」
僕らはこれから先何が起こるか警戒して見ていた
『ん?誰かいるみたいだ』
『まぁとりあえず進みますかー』
特に気にした様子もなく二人は突き進み、空間の中央まであと二、三歩というところで、画面に動きがあった
バンッ、と荒々しく照明のスイッチが入る音が響き渡る
『『!?』』
二人は眩しそうにして一瞬目を閉じたのだ。
すると・・・
暗闇から一転して光の溢れだした画面の中央には、常夏コンビの片割れである夏川先輩がスポットライトを浴びて静かに佇んでいた
そう・・・・
全身フリルだらけの、ゴシックロリータファッションで
『『『ぎゃぁあああ――っ!!』』』
画面の内外問わず、そこら中に響き渡る悲鳴。
僕らは勿論、モニターに映ったら化け物をみて山田君達も悲鳴を上げてしまっていた
「坊主先輩めっ!やってくれやがったな」
「汚いっ!やり方も汚ければ映っている絵面も汚いよ!」
「きゃぁああーっ!?お化け!いや、お化けじゃないですけどお化けより怖いです!」
「うぅぅぅ・・・っ!夢に見る・・・!絶対ウチ今夜は眠れないわ・・!」
「・・・気持ち悪い」
「あっ・・・(フラフラ)」
「三上さんー!?」
「グロい・・・あれはグロい!」
「僕ちゃんもあれは・・・ウップ・・」
僕はあまりにも酷すぎる光景に失神した三上さんを地面に倒れないように支えていた
「想定外のグロ画像だ。耐性のないヤツは失神や嘔吐の可能性もあるぞ。なんつ危険な攻撃なんだ!」
「雄二!他の皆を呼び戻さないと!」
「だが、既に突入しているやつらはもう助けようがない!」
『ぎゃぁああーっ!誰か、誰か助け――』
『嫌だ!嫌だ嫌だ嫌だ!頼むからここから出してくれ!』
『助けてくれ!それができないならせめて殺してくれ!』
「突入部隊・・・Fクラス・・・全滅・・・っ!Eクラスの二人も・・・」
「くそぉっ!皆ぁっ!」
カメラ越しに見ていた僕らですら吐き気をもよおすほどのダメージだ。直接見てしまった者は計り知れないほどのダメージを受けたはず
なら、こちらの打つ手はーー
「突入準備していた人は待機!!」
「むこうがそうくるならこっちだって全力だ!突入準備をしている連中を全員下げろ!ムッツリーニ&工藤愛子ペアを投入するぞ!」
『『『おおお――っ!!』』』
僕は回りに制止をだし、雄二は二人の名前を聞き、教室中に雄叫びが響き渡った
『『ムッツリーニ!ムッツリーニ!』』
『『『工藤!工藤!』』』
「だってさ?よろしくね?ムッツリーニー君」
「・・・・(コクン)」
呼ばれた二人は冷静に身構えていた。さすがだ・・
「坂本」
「?なんだ?剛田」
「あいつらがあの先輩を突破する前提で俺とスネ夫を準備させろ」
「それは構わないが・・・まずはあの先輩を突破しないと無理だ」
「そのあとのチェックポイントはあの二人は温存した方がいいから、先輩を突破するのを二人に頼むだけだ。いけるか?」
ジャイアンが二人にそう問いかけるとーー
「勿論」
「・・・仲間の仇は取る。そして・・・」
ムッツリーニは大きく目を開いてはっきりといった
「・・・真の恐怖を教える」
ムッツリーニは工藤さんと共に出ていった。
頼むよ!ムッツリーニ!工藤さん!
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