バカとのび太の召喚獣   作:絆と愛に飢えるシリアス

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保健なら任せろ

ムッツリーニ&工藤さんのお陰で次の作戦を動かすことができる

 

「さて・・・俺らもそろそろ行く用意はするか」

 

「うん!ジャイアンとスネ夫は用意出来たなら行ってね?」

 

「了解」

 

僕とジャイアンとスネ夫はこの後の話をしていたら、三上さんが疑問を言ってきた

 

「あれ?何で二人を準備させたの?」

 

「念のためだよ。明久達は温存で戦力読めない二人が行く方が有利だしね」

 

「つまり、念には念をってな」

 

「なるほどね」

 

僕らの説明に三上さんが納得してくれているとムッツリーニ達の動きも合ったようだ

 

「あれ?ムッツリーニ達は戻るはずの予定なのに、何で進んでるんだ?」

 

「ここまで来たら先に進みたいんだろうね」

 

「まぁ、仕方ないが、とりあえずムッツリーニ達のペア倒したら直ぐに向かおうぜ」

 

そう思うとムッツリーニが僕らに向けて言ってきた

 

『・・・先に進む』

 

『多分チェックポイントまであとちょっとだよね?折角だからここのは攻略するね』

 

パーティションで作られた通路を少し歩くと、その先では三年が二人待ち構えていた。やっぱさっきの仕掛けに場所を取りすぎたようで、チェックポイントはすぐ傍にあったみたいだね

 

「てっきりあの人が出てくると思ったが、違うんだね」

 

「ホントだ。てっきりあの人が出てくるものだと思ってたよ」

 

「別にそういう決まりは作ってないからな」

 

スネ夫の疑問に明久も同意すると、雄二がめんどくさそうに言っていた

 

ってことは・・・

 

「後のAクラスかもう一クラスで出てくる可能性はあるね」

 

「出てこないという可能性はない。なにせ、坂本達が挑発したんだからな」

 

「そういうことだ」

 

Aクラスと言っても、今までの点数を見る限りそこまで高い点数ではない。他の先輩を相手にするよりはやり易いだろうね・・・

 

でも、何が起こるかわからない

 

「まぁ、後のことは後のことじゃ。まずは目先のことじゃな」

 

「そうだね」

 

画面に視線を戻すと、チェックポイントで対峙している四人がそれぞれ召喚獣を呼び出すところだった

 

『『『『試獣召喚[サモン]っ!!』』』』

 

ムッツリーニのはヴァンパイアで工藤さんはのっぺらぼうか

 

「工藤さんがのっぺらぼうはなんで?」

 

「さぁ?考えられるのは・・・誰にも見せたことがない素顔ってことかな?」

 

「うーん・・・」

 

僕の言葉に明久が真剣な表情で考え込む。一体何を考えてるのかは敢えて聞かないけどね

 

「そう言えば、ワシは前に演劇の題目の候補として怪談話を探しておったのじゃが、その中にのっぺらぼうの尻目というものがあっての」

 

「尻目?」

 

「うむ。そののっぺらぼうはなんでも、人に出会うと全裸になったそうじゃ」

 

・・・なんとも言えない気持ちになったが、画面の方を見ると先輩らの点数が表示されていた

 

因みに三年の召喚獣はミイラ男にフランケン。どちらもメジャーな化け物だから一目でわかった

 

保健体育

 

 

Aクラス

市原両次郎  303点

  &     

Aクラス

名波健一   301点

 

 

そして点数は300オーバー。保健体育は受験科目じゃないのに、この点数か

 

『ムッツリーニ君。先輩たちの召喚獣、なんだか強そうだね。召喚獣の操作だってボクたちより一年も長くやってるし。結構危ないかな?』

 

『・・・確かに危ないかも』

 

 

保健体育

 

 

Aクラス

工藤愛子   479点

  &     

Fクラス

土屋康太   557点

 

『・・・しかし、俺と工藤の敵じゃない』

 

『確かに・・・・ね』

 

瞬きすら許さないような刹那の後の、ミイラ男とフランケンは成す術もなく地に臥した。保健体育勝負でなら、この二人は教師すら凌駕するしね・・・

 

 

「今の勝負、何があったか見えた?」

 

「はっきりと見えたわけじゃないがヴァンパイアの方は、一瞬で狼に変身してフランケンを切り裂いて、また人型に戻っていた」

 

「ならのび太はのっぺらのは見えた?」

 

「はっきりと見えたわけじゃないけど一瞬で全裸になってミイラ男をボコボコにして、また服を着ていたね・・」

 

因みにだけど、ムッツリーニは一瞬で出血・止血・輸血を終わらせた。あんな攻防を繰り広げながらも裸にはきっちり反応する。ムッツリーニの二つ名は伊達じゃない

 

「・・・雄二、浮気の現行犯」

 

「なっ!?不可抗力だ!」

 

「・・浮気は許さない」

 

「っちょ!話をーーぎゃぁぁぁぁ!!!」

 

「ああ、なるほど。確かにこれに比べたら化け物の方がマシだね」

 

「「「うんうん」」」

 

スネ夫が何故、みんな怖くないのか納得してくれたみたいだ

 

さてと・・・

 

「二人とも出番だよ?」

 

「おう!任せろ!」

 

「漸くだね!」

 

僕の指示にスネ夫とジャイアンが嬉しそうに準備していた

 

「あれ?二人はもう行くの?」

 

「元々、そういうプランだったからな」

 

「まぁ、大丈夫でしょ?のび太はそのつぎだろ?」

 

明久の疑問に二人は答えてあげてスネ夫がその後はいくだろ?と聞いていた

 

「予定ではね?とりあえず、ムッツリーニがダウンしなかったら出番ないかもね?ふたりの」

 

「そりゃ、残念だな。そうなれば」

 

「じゃあ、行くね?」

 

そういうと二人は教室出ていったのだ。

 

さて・・・

 

「のび太くんは誰と行くの?」

 

「えっと・・・三上さんと行こうかな?って思って・・・」

 

「え・・(はぅ!?まさかの誘い///!?・・って何で私は恥ずかしがってるんだろ?)」

 

「?三上さん?」

 

「あっ、良いわよ?二人でいきましょ?」

 

よし!三上さんと一緒に行けるのはきっと楽しいはず!!でも・・

 

「雄二の方を止めてくるね?」

 

「私は翔子の方を止めに行くわ」

 

お互いにお友だちの方を止めにいったのだ・・・

 

 

オマケ

 

数十分前に遡るが・・

 

あのゴロスリ格好をしていた夏川先輩は教室に戻ると・・・

 

「「「「「・・・うっぷ」」」」」

 

「貴方は何て恐ろしい格好をしてるのですか?ホラーよりも怖いですよ」

 

3年生は夏川のあの格好を見て、半分が機能停止になっていた。そして、小暮葵がドン引きしながらお説教をしていた。そのお説教されていた夏川はというと・・

 

「・・・・殺してくれ・・・」

 

ここまでのダメージ負われるのと女子全員のドン引きされてしまったのに泣きそうになっていた・・・

 

尚、常村はというと・・

 

「うっぷ・・・・」

 

やはり、彼もダメージ受けていた・・・。敵味方関係なく深いダメージを与えてしまった夏川だった

 

 




ここまで読んでいただいてありがとうございます!次回もよろしくお願いします!
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