バカとのび太の召喚獣   作:絆と愛に飢えるシリアス

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作戦とお茶

僕らが教室に戻るとーー

 

「キシャァァァァァ!!!のび太~ーーー!!」

 

「えっ?うわっ!」

 

「のび太君?!」

 

明久がいきなり襲いかかってきたので、反応遅れて思わず吹っ飛ばされてしまった。なんで?

 

「のび太ーー!どうしてあいつらを倒さなかったのさ!!!?」

 

「落ち着こう?」

 

「○×∇!!?」

 

「「日本語を喋って!?」」

 

「騒ぐな、明久」

 

「ぬふ?!」

 

バーサーカーモードの明久にジャイアンが頭を思いきり叩いたら、変な声でていた。助かるけど、少し強く叩いた?明久の目がスロットみたいになっているし・・・

 

「作戦通りよくやってくれた。のび太と三上」

 

「「「「え??」」」」

 

「全くだよ・・・。もう味方を打つ作戦も嫌だよ?」

 

「本当よ・・」

 

「あの常夏の情けをかけられて悔しがる姿を見れるなら、俺はいいんだよ」

 

「さすが雄二。詐欺にも向いてるね?」

 

「それは明久に言え」

 

僕らと雄二の話についていけてなかったのか、雄二が悪い顔して皆に説明していた

 

「いいか?自分達が有利だと思っていたら、そいつの点数がかなり高すぎて予想外になる。まずこれ1つポイント」

 

「あー、確かにあの人達は上から目線が多かったわね」

 

「でも、化学が出るとは・・・」

 

「いいえ、恐らく事前に何の科目がポイントで使えるか話し合っていたので予想はできたと思いますが?」

 

「なるほど・・・」

 

「それを利用してのび太をここで使ったわけか」

 

そういうこと。にしても、葵さん流石の頭の回転ですよ・・・

 

「続きいいか?予想外の点数相手に当然テンパるし、苦戦はする。しかし、敢えて、三上ものび太もギリギリに削られるようにしていた」

 

「そして、のび太の特殊能力で一撃を狙ってもよかったが・・・作戦のため敢えて向こうの点数を残させたってことか」

 

「とどめに自分達で自分達の点を0にさせるって訳か。相手にはこれ以上ない屈辱だね」

 

スネ夫の言う通り、これ以上ない情けと屈辱で向こうは明久たちと戦うとき冷静にいられないと思うけど・・・一応向こうは三年生だからすぐに冷静になるはず

 

「さて、次にいくメンバーは・・・」

 

「雄二は霧島さんと、明久は姫路さんと行ってね?」

 

「「「え(何!?)」」」

 

すると姫路がおずおすと手を挙げてきた

 

「あ、あの・・・。私、ああいうのは本当に苦手で・・・」

 

 

心の底から申し訳なさそうに姫路が言う

 

「だから、その・・・。明久君にすごく迷惑をかけちゃうと思うんですけど・・・」

 

「いや。そんなに気にしないでも大丈夫だよ姫路さん。罰ゲームもたいしたことないんだし――」

 

「それでも良かったら・・明久君と一緒に、参加したいです・・・」

 

「別に無理に参加しなくても――って、えぇっ!?姫路さん、行ってくれるの!?」

 

「あ、はい。明久君の迷惑にならないのなら・・・」

 

「ううん!全然迷惑なもんか!むしろ大歓迎だよ!」

 

 

すごく嬉しそうに笑う明久を見て姫路も安心した顔で笑って

 

「い、行きましょう明久君!」

 

「あ、うん。そうだね。急いで行こう!」

 

「(うぅ、瑞希ずるい・・・)」

 

島田の視線には気付かず、明久は姫路に連れられて再びお化け屋敷に突撃

 

そして・・・

 

 

「さてと。そんじゃ、俺も出る準備すっか」

 

雄二が立ち上がり言う。あれ?組み合わせに反論はしないんだね

 

 

「・・・雄二。怖かったら私に抱きついてもいいから」

 

「断る。そしてお前は怖くても一人でなんとかしろ」

 

 

「・・無理。私は怖い物がすごく苦手だから、ずっと雄二にくっついている」

 

「今度、俺を攻撃しているときのお前の顔を見せてやる。本物の鬼が見られるぞ」

 

 

「・・・きゃあ、こわい」

 

 

「うぐぉおっ!?か、関節が!?」

 

 

「・・・コホン、コホン。きゃぁ、キャア・・・?・・・いやぁ?」

 

「お前今悲鳴の練習してるだろ!? くそっ! 俺は絶対に騙されなーーぎゃぁああ!」

 

「・・・そっか。ぎゃぁああ、と・・・」

 

またいつものやり取りを繰り広げているが、突入してから関節技で悲鳴をあげて失格にならないといいな・・・

 

注意しとくか

 

「霧島さん。そんなに強くやり過ぎてら、いくら雄二でも怪我はするからもう少し優しくね?」

 

「・・・わかった」

 

「っちょ!まて!!止めてくれ?!」

 

「ごめんね?さすがにそれは無理だよ」

 

「己ぇぇぇぇ!!のび太ーーーーー!」

 

雄二は魂の叫びを言うと共に、霧島さんによって引きずられた

 

モニター室に残った僕らはというと・・・

 

「お二方お疲れさまでした。茶道での茶を飲みますか?」

 

「えーと、作法とか僕ら知らないので教えてほしいですが・・・」

 

「ご安心を。皆さんも楽な姿勢で飲んでますので」

 

「なるほどです。のび太くん座りましょう?」

 

「そうだね。有り難く頂きます」

 

僕らは葵さんの手作りの茶でのほほんと飲みながら観戦することにしたのだ。尚、ジャイアンとスネ夫も穏やかな顔でモニターを見ていたが、あんな穏やかな二人は見たことない・・・・

 

 

 

雄二達、ここまでしたんだから勝ってね?そう思いながら茶を啜った・・・

 

「「「「この茶は美味しいなぁ・・・」」」」

 

みんなが口揃えて同じことを言った。うん!本当に美味しいよ




ここまで読んでいただきありがとうございます!次回も宜しくお願いします!
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