バカとのび太の召喚獣   作:絆と愛に飢えるシリアス

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姫路の怒り

「姫路達が先についたみたいだね?」

 

「どうなるんだろうな?この勝負」

 

僕らがそう話してると、姫路と霧島さんがポイントについていた。その様子に夏川先輩達は予想外だったのか慌てていた

 

《お、おい!?予想外のパターンだそ?!》

 

《ッチ!やるしかないか・・・・》

 

先輩達は嫌そうな顔をしながら二人をみていた。それもそうだろう。

 

「どうやら、姫路達が着いてくれたから明久達はこっそりと隠れている」

 

「まぁ、さっさとあの先輩達を倒したらいいだけの話だ。紅茶のむか?」

 

「ありがとう・・・ってジャイアンがいれたの!?そして美味しい!?」

 

「本当だね」

 

「「ジャイアンの癖に・・・上手すぎる」」

 

「それは俺様の昔よくいっていた台詞をパクるな!!!」

 

バキ!ゴン!ガン! 

 

「「あぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぉ!」」

 

ジャイアンの強烈な拳骨を僕とスネ夫がそれぞれ3発喰らった・・・。こ、この痛みは何年経っても・・・痛い!

 

そうコントしてる間に先輩達は姫路達に語りかけた

 

《まったく・・・吉井と坂本をボコる前にとんだ邪魔が入ったな。誰だよミスったヤツは》

 

《あのクズ二人よりこっちの方がよっぽどしんどそうだな》

 

《あーあ、二年なんざバカだらけだから楽勝だって言ってたのは誰だよ》

 

《悪かったよ。訂正する。吉井と坂本はクズだが、中にはちょっとはマシなヤツもいるから注意が必要だ。これでいいか?》

 

《今更遅ぇよ。やれやれ・・・。この二人、掃き溜めに鶴ってやつか?あんなカスどもとつるんでいるなんて勿体ないな》

 

「・・・・(カチャ)」

 

「・・・・(ボキボキ)」

 

「・・・・(すちゃ)」

 

「・・・(ピポパボ)」

 

モニター越しの会話に僕は拳銃を用意していて、ジャイアンは骨をならしていた。スネ夫と三上さんはモニターの二人の言葉に冷たい目線でみていた。

 

勿論、葵さんも含む皆が冷たい目でみていた

 

「女の敵ですね」

 

「葵さん、拳銃でしばいていいですか?」

 

「お二人とも落ち着きなさいませ。そんなのであの二人をお仕置きしても意味はありません」

 

「「・・・はい」」

 

葵さんに感謝することだね!?先輩達!

 

《雄二。言われてるよ》

 

《お前がクズなのは認めるが一緒にされるのは心外だな》

 

《いや、きっと雄二がバカだから僕まで巻き込まれてそんな目で見られているんだよ。被害者は僕の方だね》

 

《何言っているんだ明久。お前ほどのカスと張り合えるやつなんていないだろ》

 

《いやいや雄二。謙遜しなくてもいいんだよ。頭の良い僕なんかと違って、雄二はきっと世界のトップを狙えるクズだから》

 

《《あ?(胸ぐらの掴み合い)》》

 

この二人は何をしてるんだが・・・・でも、先輩達と比べると明久達の方がまだ常識あるね

 

 

《そもそも、あんなクズどもがこの学校にいるから俺たちは――《雄二たちは、クズじゃない》――あ?》

 

《・・・雄二たちはクズじゃない》

 

《そうは言っても、事実は事実だろ。すぐに問題を起こすし、教師には目ぇつけられてるし、部活で何か功績をあげているわけでもなければ成績だって底辺だ。あれをクズと呼ばずになんて呼べってんだ》

 

「絶対にお前らだけは言われたくない!!」

 

ジャイアンがモニター越しで怒りながら先輩達の言葉に反論していた。まぁ、彼らのしでかした事を知ってる面子からしたらね・・・

 

「やはり・・・あのお二人はあの時のもっと怒るべきでしたね・・・」

 

「え?」

 

「推薦の話です」

 

「「「あっ」」」

 

そういえば、あの時、葵さんも先輩らの悪行しっているんだ!

 

《ヤツに言われるのは癪だが、概ね事実だな》

 

《色々やっちゃってるからね》

 

まぁ・・・色々とね・・・

 

それでも・・・先輩達の行いを聞いたら・・・ね?

 

《まったく、アイツらは本当に学校のツラ汚しだ。人に迷惑をかけることしかできないんなら、おとなしくゴミ溜めにでも埋まってろっての》

 

夏川先輩が二人に恨みあるのか、かなり毒ついていた。そろそろ我慢の限界だ

 

 

そう思うと・・・・

 

 

《どうしてそんなこと言うのですか!!》

 

 

姫路・・・?

 

 

《んだテメェ?!文句でもあんのか・・・!》

 

《確かにあなた方の言うように、明久君と坂本君の成績はあまり良くなかったかもしれませんし、色々と問題も起こしちゃったかもしれません!何も知らないくせに・・・明久君たちが、本当はどれだけ優しくて、どうして問題になるようなことをやっていたのかも知らないくせに!》

 

《っせぇな!お前こそアイツらがどこまで頭が悪いのか知らねぇんじゃねぇのか!?ちょっとアイツらの点数を調べてみりゃわかるだろうが!》

 

《どうして成績とか、そんな数字の上でしか人を見られないんですか!点数に出てこない部分にだって、大事なことはいっぱいあるのに・・・!》

 

姫路が強く訴えていた。それにはかなりの感情が込められていっているのが分かる

 

《ぎゃんぎゃんわめくな!あんなカス共の事情なんて知ったことかよ!》

 

《明久君たちはカスなんかじゃありません!》

 

《いいから出ていけ!なぁ常村、コイツら今の大声で失格だよな!》

 

《あ、ああ。そういやそうだな。こりゃラッキーかもな》

 

《ってことだ!さっさと失せろ!》

 

常村先輩が何かいいたそうだったが、同調してラッキーと言っていた

 

《・・・・言われるまでもない。その顔、いつまでも見ているものじゃない。行こう姫路》

 

《・・・はい》

 

・・・・姫路・・・

 

「三年を代表して謝ります・・・。貴殿方のご友人達に対して無礼なことを申し上げまして申し訳ございません」

 

葵さんが深々と僕らに頭を下げていた。それを見た僕らは慌てて止めた

 

「あ、謝らないでください!」

 

「あいつらはもっとも怒らしてはいけない事をしたので・・・大丈夫です」

 

三上さんと僕の言葉に葵さんは??となっていたが、明久らのモニターに動きが見られた

 

《だってさ、雄二。僕らって優しいらしいよ?》

 

《初耳だな。お前ほどじゃないにしろ、俺も自分は立派なクズだと思っていたんだが》

 

《そうだよね。僕も雄二ほどじゃないけどちょっとはダメ人間の自覚はあったんだけど》

 

《まったく、姫路さんも勿体ないことをするよね。あんなに苦労したのに、僕らの為に台無しにしちゃうなんて》

 

《だな。こんな遊びでムキになることなんかないのにな。勿体ねぇ》

 

《だよね》

 

《んじゃ、いくか明久》

 

《うん。悪いね雄二》

 

《またお前に貸しが増えたな》

 

 

そういう明久たちの声からは――

 

 

《ここから先は本気だクソ野郎》

 

 

強い感情とともに怒っていた

 

 

終わったな・・・。あの先輩達は僕や雄二よりも恐ろしい奴を怒らせたのだから・・・懺悔を用意した方がいいかもしれない

 

 

さて・・・僕も作戦通り動くか

 




ここまで読んでいただきありがとうございます!次回も宜しくお願いします!
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