バカとのび太の召喚獣   作:絆と愛に飢えるシリアス

163 / 403
悪いことしたらそれなりに仕返しされる

明久side

 

「はぁはぁ・・・」

 

僕は今、全力で森から抜け出して海の方へ逃げていた。僕らは何て愚かなことをしてしまったのだ・・・!!

 

「くっ!なんとかにげきらないと!!」

 

「明久!!」

 

!この声は・・・

 

「雄二!逃げ切れたんだね!?」

 

「なんとかな・・・既に、秀吉、スネ夫が奴によってやられた!残ってるのは俺とお前と剛田!!ムッツリーニはわからん!!」

 

「そんな!!」

 

いくら何でも規格外すぎる!!

 

「俺達は選択を誤ったんだ!!あいつを怒らしてしまった!!」

 

「くそ!!このままでは僕らも危険だ!」

 

その瞬間・・・

 

「うぎゃぁぁぁぁぁ!!!」

 

この声は・・・ジャイアンの声!?

 

「くそ!剛田も殺られたのか!?」

 

「雄二!なんか文字おかしいよ!!?」

 

「細かいこと気にするな!!このままでは俺達も殺られるぞ!?」

 

そうだ!そんなことをしてる場合ではない!!今は・・・バーサー○ーならずの、のび太から逃げないと!

 

「落とし穴をつくって、逃げ切る?!」

 

「そんな時間はないだろ!?」

 

「く、なら他に提案はある!?」

 

「・・・お前が犠牲なったら俺が助かる!」

 

まさか!?

 

「貴様!自分だけたすかろうとしてるな!?」

 

「忘れたか・・・?俺はお前の不幸が大好きなんだよ!」

 

「この外道!!」

 

分かってたよ!この畜生!!

 

「そもそも!なんで僕らがこんな目に!!」

 

「そりゃ・・興味本意で聞きに行ったからなー」

 

「よくよく考えたら、なんで録音したんだろう?」

 

「・・・たしかにな」

 

ムッツリーニが録音してるし、映像も残ってると思う。それに・・・

 

「殺したいほど妬ましい!!」

 

「へぇ・・・。なら、録画も録音してたわけ?ムッツリーニーと共に」

 

「そうそう。ムッツリーニーと・・・・っへ?」

 

「ま・・・まさか・・・(ギッギッギッ・・・)」

 

僕と雄二はブリギの首のように恐る恐る振り返えると・・・

 

「漸く・・・見つけた♪」

 

物凄くいい笑顔で笑っているのび太が居ましたが、僕には今の彼は・・・ヤクザも逃げるのではというぐらい恐ろしい微笑みでした

 

「面白い話してるね・・・すこーし、詳しい話聞きたいな~♪」

 

「お、おう・・・。の、のび太か・・・」

 

「そ、その拳銃はなんですか?」

 

僕らは思わず敬語で返事したのは悪くないはず!何せ・・・目が笑っていないのび太を前にして堂々といえる?!無理だよ!

 

「ムッツリーニーの証拠の物を破壊し終えて、漸く残り二人となったけど・・・ここにいたのか」

 

「「(拳銃から血まみれの後が見えるのですが!?)ムッツリーニーは・・・?」」

 

「さぁ・・・?今頃、妄想しすぎて出血してるから輸血してると思うよ?」

 

「「(さらば・・・ムッツリーニー)」」

 

この場にいない血塗れで倒れて瀕死状態のムッツリーニーに労りながら、僕らはどうするか頭を回していた

 

のび太の武器は拳銃2つ・・・いや二丁!セーブポイントがあるから銃をそらせば、当たる心配はない!!

 

「ここで君達を撃って・・・・、僕の恥ずかしいのを聞かなかったことにしてやる!!大人しく撃たれろ!!」

 

「「逃げる!!!!」」 

 

「待て!!」

 

何がなんでも逃げてやる!!

 

 

 

のび太side

 

くそ・・・こう言うときだけは、二人の身体能力が高いよ!特に明久は普段バカだけど、こういうときの脅威の身体能力が発揮するし、雄二も運動神経抜群だとおもうから、一撃で仕留めるのは他の連中より厳しい!

 

それでも・・・

 

「僕のプライドにかけて君達を仕留める!!」

 

「「今仕留めるといったぞ!?」」

 

「大人しく撃たれろ!二人とも!!」

 

「「だけど断る!!」」

 

二人はペースをあげて、木に登ったのだ。くっ!木登りは未だに出来ない!

 

「やはり、当時の噂と変わらないな!木登りが出来ないと言う噂は本当だったんだな!」

 

「雄二!然り気無く暴露するな!!」

 

「うぉ!アブねぇ!?」

 

雄二の頭を狙ったのだが、運が良く交わされたのだ。くそ!一撃で当てるはずが・・・

 

「ふはははは!!これだと流石のお前も当てるのは慎重にしなければ球が無駄遣いだな!」

 

「はははは!!!僕たちはついてるよね?雄二!」

 

「あぁ!」

 

くっ、いわしておけば・・・!!

 

「あんまり、調子のったらあとで痛い目を会わすよ・・・!!」

 

「残念!明久が犠牲になれば(俺達が逃げ切れば)、問題ない!!」

 

「本音と建前が逆だよ?雄二」

 

「己?!雄二!!」

 

本当にこの二人は友達なのか?と時々考えてしまうのはおかしくないよね?・・・さて、どうしたものか・・・

 

「(木を降りたところで狙いを定めて撃つのがセオリーかもしれないが・・・ここは、普通でいこう。ついでに・・・)ねぇ、明久は最近隠し事してない?玲さんや島田達にばれないように変な本を読んでる??」 

 

「失礼な!僕は普通にグラビアを読むよ!変なのはない!」

 

「(ほうほう。じゃあ次は・・・)雄二、昼間のお姉さんにナンパしたとき胸を見ていた??」

 

「・・・・いや」

 

「今のすごい空いた間は何なのか聞きたいところだけど、やめておこう」

 

「「なんか怪しい・・・」」

 

ふふ、これを知っときは君たちの最後さ・・・。勿論後でフォローはするかもね・・

 

「ねぇ二人の後ろ見てみなよ」

 

「後ろ・・・?!?」

 

「は、蜂の巣!?」

 

「僕ってこの距離で蜂の巣を落とすことも可能なんだよ?落ちたら君たちも被害受けるだろうねー」

 

「「ぐぐぅ!己卑怯な!」」

 

「いや、盗み聞きした君たちに言われるのは心外だよ!」

 

本当に心外だよ!まさかの盗み聞きした本人達に言われるのは!!

 

「5秒以内に、降りないと蜂の巣を狙い定めて打つよ?はーい、1ー」

 

「どうする?雄二!」

 

「・・・降りるぞ!」

 

雄二達がいそいそと降りていくのが確認できたが、僕は真の狙いを定めるべく構えた

 

「よし!2ー」

 

「よし!地面に降りたから撃つなよ!」

 

「撃たないでね?」

 

「勿論・・・」

 

僕が銃を構えながらも、彼らの言葉を聞いて撃つのはやめた

 

「撃つのはやめるよ。撃つのはね」

 

「「ホッ・・・」」

 

「向こうに戻ろうか?海の方へ」

 

僕がそういうと、二人は手を上げながら僕と共に海の方へ歩いた

 

「こんなところで連れてどうしたんだ?」

 

「まさか、今から泳げとか言うの?こんな暗いのに」

 

「まさか・・・僕はそこまで鬼じゃないよ。とりあえず、逃げないことを勧める」

 

「「??」」

 

まだ僕の言葉に理解してないみたいだね・・・。仕方ない・・・

 

教えようと思ったとき・・・

 

「この・・・・おばかーー!!」

 

「ぐぼらーーー!?!」

 

明久に向けて飛びながら、キレのいい攻撃が明久に直撃した。やった本人はというと・・・

 

「ふーふー・・・アキ・・・説明してもらうわよ!?」

 

「美波!?」

 

「私もここにいます。アキくん」

 

「明久君説明してください!」

 

「うぎゃぁぁぁぁぁ!!!」

 

「・・・雄二・・・お話」

 

明久は突然の攻撃が島田だと分かり、驚いていた。また、自身の姉と姫路がいることにも驚いていた

 

雄二はビリビリでお仕置きされていた

 

 

「せ、せつめいってなに!?」

 

「これよ」

 

ポチっとボタンを押すと・・・

 

『ねぇ、明久は最近隠し事してない?玲さんや島田達にばれないように変な本を読んでる??』

 

『失礼な!僕は普通にグラビアを読むよ!変なのはない!』

 

『雄二、昼間のお姉さんにナンパしたとき胸を見ていた??』

 

『・・・・いや』

 

先程の会話が流れていた。それを聞いた二人はというと・・・

 

「「ヤバい・・・ヤバい!」」

 

「「「「・・・お話です」」」」

 

二人は首を引きずられながらどこかへとつれていかれ・・・

 

そして・・・

 

「「っちょ!ぎゃぁぁぁぁぁぁぉ」」

 

森のなかから恐怖の叫び声が聞こえたのだ・・・。こうして、彼らの行方は誰も知らないのであった・・・

 

 

「「勝手に殺すな!」」

 

「まだお話は終わってません!」

 

「・・・お仕置きっ・・・!!」

 

「「勘弁してくれっ・・・いゃぁぁぁ!!」」

 

 

彼らはこの日誓ったのだ。二度とのび太の告白の録音はしないでおこうと・・・・命いくつあっても足りないと心から学んだ・・・




ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いします!!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。