しかし、学園長はどうしてこの召喚システムの新たな仕組みを入れたのだろう・・・?
「でも普通にしゃべれるのはなんか変な気分ね」
「そうですね・・・」
「とりあえず、今の段階で分かってるのは召喚獣も喋ることだけ」
「メモメモ・・・」
ジャイアンが僕のいった言葉にメモをしてくれた。一応、任されてるわけだから報告はしっかりとしないとね・・・
《それにしても今朝のことはどうしたら良いものか・・・・》
「秀吉なんかいった??」
「うむ?何も言っておらんのじゃが?」
「もしかって・・・秀吉君の召喚獣ではないかしら?」
喋ったと言うより独り言に近い感じだったなぁー。いったい何を言うんだ?この召喚獣は
《まさか、近所の男子中学生に告白されるとは・・・・》
「「「・・・・へっ?」」」
今なんていった?
「えぇ~っ!!木下君、ついに学校外の男子にまで告白されたんですかっ!!」
「そんなことあるわけなかろう。男のワシが近所の男子中学生に告白されるなぞ―――」
《今月で三人目じゃ》
その瞬間、みんなは固まりなんとも言えない雰囲気になった。すると、霧島さんが僕と同じ考え至ったのか口開いた
「・・・本音を喋っちゃう子供みたい」
「ってことは、勝手に本音を喋るってことか」
これはそう簡単に召喚獣を出さないほうがいいかもしれない
「でも、秀吉の本音を聞けるのは貴重だな」
「ポーカーフェイスだもんね」
「いや、そんなことは―――《演技を褒められたのじゃ。嬉しいのじゃ》ーーこっちに来るのじゃ!!」
雄二と明久の言葉を否定するも、召喚獣が本音を言って秀吉は召喚獣と共に慌てて離れた
他のメンバーはというと・・・
《アキ、抱っこ~》
美波の召喚獣が明久に近づくと、そのまま明久の膝の上に座った
「・・・・あれ?美波の召喚獣に触れる」
「もう、なんでもアリだね・・・・」
「こら、離れなさい」
《やっ!ウチはアキと一緒にいるのっ!》
「召喚獣が逆らう光景がみられたのと人に触れることが可能である・・・と」
「こういうときでもメモするのね・・・。付け加えるなら、本人の意思とは関係なく動くみたい」
「それもメモだな」
島田達がそんなやりとりしてる他所では僕らはメモをしていた。この行いもシステムに関与してるのかな・・・
《あのね、アキ》
「どうしたの?」
まるで小さい子に話をかけるような対応をしている
《ウチね、いつもは酷いことをしているけれど、本当はアキのことが―――》
「きゃぁああああーっ!」
「ぎゃああああっー!」
2つの絶叫が教室に響く。聞かれてはならないと思ったのだろうか、明久の腕関節を極めている
《アキ、大丈夫?痛くない?ごめんね》
「コラ、ウチの話を聞きなさいっ!」
まるで自由奔放な子供とそれを叱っている親を見ている気分だ
《あのね、実は昨日・・・・下級生の女の子に告白されて―――》
「いやぁぁぁあああっ!!ダメェェエエッ!!」
ここで新たな試運転の暴露犠牲者が出てしまったか・・・
「ムッツリーニ君はスカートの中に興味はあるかなぁ?」
「・・・そんなものに興味は―――《スカートの中には夢やロマンがあり興味は尽きない。ロング、ミニ、タイト、フレア、ブリーツなど様々なスカートがあり、そのどれにも異なった魅力があるが、キュロットだけはスカートを名乗るべきではないと思う》―――ない」
向こうも向こうで地味な被害が起きているなー。しかし・・・このままでは二次災害起きそうだなー
「ムッツリーニ・・・まさかと思うけど、美子さんの写真は撮ってないよね?」
「・・・そんなの《撮ってる》ーーない」
・・・・よし。とるべき選択は・・・これしかない
「500円出すから美子さんの写真をこんどくれない?」
「・・・・毎度《毎度》」
・・・くっ、本能的に買ってしまった!!だけど・・・美子さんの可愛い写真はいくらなんでも他の人に見せたくない!
そんなやりとりがあったのを美子さんは知らない・・・・・
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