バカとのび太の召喚獣   作:絆と愛に飢えるシリアス

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被害は止まらない・・・・

美子さんは僕と僕の召喚獣を抱き締めながら、話しかけた

 

「現在出ているのはのび太君と剛田君、坂本君、吉井君、土屋君で女子は美波だけね?」

 

「あと付け加えるなら秀吉だけど・・・かなり無になっているね・・・」

 

「しかも座禅体勢だぞ?ダブル秀吉」

 

僕らがそう話してると・・・

 

《そういえば、真理亜達と近々あってお茶会だな。あの三姉妹は優しい子だし、真理亜は俺には勿体ない婚約者だな》

 

「・・・俺は何も言ってナイヨ」

 

「「・・・ごめん、聞いてしまった」」

 

うん、ジャイアンの惚気を聞く日が来ると思わなかった。しかも、召喚獣で・・・

 

「ジャイアンに聞きたいけどさ、真理亜さん達はジャイアンにとってはどんな人たち?」

 

「んー?そうだな・・・召喚獣が答えてくれるぞ」

 

君が答えーーいや、どちらも本体だからセーフ?どうなんだろう?

 

《真理亜さんは先程も言ったように、俺には勿体ない婚約者だ。スタイルもいいし、気も強いが、女の子らしいところを知ってるのは少ないだろうな》

 

「里緒菜は、真面目に見えてシスコンだ。だけど、最近気になる人ができたから応援してる」

 

「《冬花はかわいい小動物だ。そういや、あの子からもバレンタインもらったことがあるが義理だよな?あっ、因みに三人とも空手黒帯だぞ?》」

 

・・・・え?今なんていった?

 

「えっ・・真理亜さん達は黒帯なの!?」

 

「《おう!》」

 

少し目眩してきたけど・・・黒帯かー。あの優しそうな人たちが黒帯って世の中分からないよね。しかも、召喚獣と同時に喋るからどっちが話してるのか分からないよー

 

《そういえば、冬花も真理亜も俺と別れるときはいつも寂しがるよな?》

 

「何で寂しがるんだろうな?」

 

《さぁ?》

 

何か、シュール・・・ジャイアン同士が喋っていて・・・違和感が溢れるよ・・・

 

ん?何か、霧島さんの動きがおかしい??

 

「・・・・雄二」

 

「ん、なんだ?」

 

「・・・えい」

 

「んぉっ!?////」

 

霧島さんが雄二を手招きで呼ぶと、雄二の頭を自分の胸の中に抱きかかえた

 

「《雄二》・・・・!!!」

 

《明久が般若な顔してるな―》

 

《羨ましいんじゃない?》

 

「アホだね?」

 

「かなりの般若な顔をしてるなー」

 

本音を言うから二人とも隠せないと思うよ・・・さて雄二は何を言うかな?

 

「・・・嬉しい?」

 

「ば、バカを言え!こんなのが嬉しいわけ―――《イィィヤッホオォォーッ!》―――あるかぁああああーっ!!////」

 

「《ダメだ面白い・・・!!》」

 

「《同じく・・・!!》」

 

笑いそうな声に我慢できず、本音と共に呟いていた。すると、島田が思い出したように問題を取り出して美子さんや姫路に質問していた

 

「瑞希、美子。この歴史の問題わかる?どうしてもわからないの」

 

「これの答えは徳川家光をさしてるのかな?(サモンにはならないわね)」

 

「そうですね。それで良いと思います(サモンといわなければ大丈夫です)」

 

「なるほど!ありがとう!二人とも」

 

「「大丈夫(です)!“さ、問”題を取り組ましよう」」

 

ポンッ!!

 

「「・・・・あれ?」」

 

「予想通り♪」

 

《私だけ恥ずかしい思いしたくないから引っ掛かってくれてありがとう!》

 

島田と召喚獣の島田が喜んでいると、美子さんたちは・・・

 

「あちゃ・・・やってしまったわね」

 

「はうぅ・・・美波ちゃん酷いですぅ!」

 

《油断したわ・・・・》

 

《やってしまったですぅ・・・》

 

まさかの二人もこうなるとは・・・・参ったなと思うと島田は嬉々としていた

 

《さぁ・・・・》

 

「いらっしゃい・・・二人とも」

 

いつぞやの王様ゲームの時みたいな状況に感じるのは何故だろう・・・・?あっ、ムッツリーニーの召喚獣も鼻血出ているの見えた・・・

 

「って!?今ので鼻血出す要素あったか!?」

 

「いつの間に血まみれ!!?」

 

《こえよー?!》

 

《もはや、病気のレベル・・・》

 

「生まれ変わったら」

 

んん?僕らは駆け寄りムッツリーニーが何か言おうとしてるのが分かったので耳を傾けると・・・

 

「生まれ変わったら・・・鳥になりたい・・・」

 

《覗きが・・・・し放題だから・・・・》

 

「「()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()」」

 

「あはははは・・・や、やりすぎたかなー?」

 

《あはははは・・・》

 

やりすきだよ・・・って!

 

「《いつの間にか召喚してるぅぅぅ!?》」

 

「・・・ムッツリーニーが嵌めると思えないから・・まさか!?」

 

《自分で!?わざと!?》

 

僕が突っ込みを入れて、ジャイアンが推測とかをいうと工藤さんは「にひひひっ」と笑っていた

 

「うん!とはいっても、召喚獣をしたあとにこの状態になったから」

 

《出し損かなー》

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

本当に世話しないよ・・・・ムッツリーニー・・・鼻血が多量により、輸血措置をとり救命・・・・

 

 

ムッツリーニーも少しだけ耐えれるようになろう・・・命いくつあってもきりがないよ・・・

 

あれ?このあとものすごく嫌な予感しますのはなぜですか!?無事に終わるかな・・・

 

 




ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いします!

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