バカとのび太の召喚獣   作:絆と愛に飢えるシリアス

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本音とは時に・・・

・・・・・なんでこうなった。と僕は内心そう思っていた

 

僕と美子さんは今、目の前で中林さんの恋愛相談をしてた。僕はあんまりそういうの口挟めないから、黙って二人の会話を聞いていた

 

ってか、僕と僕の召喚獣は黙って待機していた。下手に言ったらこわいじゃない?

 

「気まずいねー」

 

《下手に言ったら怖いからねー》

 

「ってか、美子さんは中林さんと話盛り上がってるし・・・」

 

《ジャイアンは山田君に追いかけられてるし・・・》

 

「《暇だなー》」

 

いまだに恋愛の相談が終わりそうになく、暑く語ってる二人を見て、僕は今ここにいる意味あるのかなー?って考えていた

 

 

 

美子side

 

私は今、同じクラスで代表の宏美の恋愛相談を乗っていた。まさか山田君が宏美のことが好きだったなんて・・・驚いたわ

 

「ーーって訳なの。どうしたらいい?美子」

 

「うーん・・・。でも、山田君は何て言っていたの?」

 

「・・・返事はすぐじゃなくっていいって言われた。でも・・・」

 

「いきなり言われて戸惑っているって訳ね・・・」

 

まぁ・・・今までクラスやった仲間から告白されるなんて誰も思わないわね・・・。それに、山田君か・・・

 

「彼はまぁ、悪い印象は無いでしょ?」

 

「えぇ。でも・・・どう答えたらいいのか分からないの。もし場合によっては・・・ギクシャクしかねないし、気持ちがまだ整理できてないの」

 

「そっか・・・」

 

もしも、私も逆の立場なら・・・どんな気持ちだったのだろう?私が宏美の立場ならきっと同じ気持ちだと思う

 

「宏美・・、多分知ってるかどうかはわからないと思うけど・・・」

 

「ん?」

 

「私はね・・・この夏休みにのび太くんと付き合い始めたの」

 

「え?!!初耳なんだけど!?」

 

私はのび太くんと付き合い始めたのを宏美に言うと、宏美は当然驚いていた。そういえば、やっぱりまだ言ってなかったわね・・・

 

「いつ!?」

 

「のび太くん達と海や夏祭りの時にね」

 

「海?」

 

「えぇ、Fクラスの彼らとのび太くんの関係者のお友だちとね」

 

「あー、そういえば誘われたけど試合があって行けなかったときか」

 

そう。宏美も誘ったのだけど、試合があってその都合で断念になった。いけなかったのは残念だったけど・・・

 

《で、夏祭りのあとにのび太くんに砂浜を歩いていたときに告白されたの》

 

「って、私が話したいのに先言われた!?・・・まぁそういうことよ・・・ 」

 

「なるほどね・・・・。ねぇ、美子・・・のび太くんも聞きたいのだけどいいかしら?」

 

「「()()」」

 

宏美が何か決めたかのように私たちの方へ見たのだ。もう覚悟決めたの!?

 

「いえ、まだ正直気持ちは悩んでるわ。でもね・・・はっきりと彼の告白を答えるわ」

 

「なんか安心したわ。顔つきはいつもの宏美ね!」

 

「悪いわね。でも美子・・・後でどんな風に告白されたのか聞きたいわね♪」

 

「うっ・・・おてやらかにね・・・」

 

「その時によるわ♪。・・・・ありがとうね?そして、おめでとう。二人とも」

 

「《えぇ》」

 

「《うん》」

 

その時の宏美は・・・いつもよりも凛々しく鮮やかに笑っていたわ。お礼をいった宏美は、携帯を取り出して恐らく山田君に連絡してると思う

 

「それじゃあ・・・ありがとうね?」

 

宏美は覚悟を決めた顔で教室を出ていたのだ。その表情は・・・代表としてではなく、一人の女性として覚悟を決めて出ていたのだ

 

 

そういえば、山田君は剛田君を追いかけていたわね・・・大丈夫かしら?

 

 

 

 

山田side

 

はぁはぁ・・・今俺はあいつを追い詰めて・・・屋上

 

「はぁはぁ・・・何て執念だよ・・・撒いたと思ったら追跡やめないとか・・・」

 

《お馬鹿なのか?》

 

「おまえにいわれたくない!ってか、人をばかというな!このバカ!!」

 

《吉井よりましでも!バカなところはあるだろ!!》

 

Fクラスだからとかそういうのではなく、嘘をつくのが下手なやつにバカと言われるのは心外だ!ってか、本当に体力あるな!?

 

「さて・・・・そろそろ、ここら辺でいいか。山田!!」

 

「ん???」

 

《いきなりなんだ??》

 

急に走りやめて俺の方に振り向いたのだ。何だ?いきなり

 

「山田!!お前は一人の女を大切にできるのか??お前はけしてねじ曲げないと誓えるか?」

 

「・・・・いきなりなんでそんなことを聞くんだ?」

 

「まぁ・・・簡単に言えば、中林宏美の愛は偽りないのか?と聞きたいんだよ」

 

《それ聞きたいんだよ》

 

愛だと・・・そんなもん・・・・

 

「当たり前だ!!俺は・・・あの人を・・・中林さんを!!誰よりも愛してる!!」

 

《例え振られてるの分かっても・・・己の気持ちに嘘を・・・》

 

「《つきたくないんだよ!!》」

 

俺がそういうと・・・ドアが空く音聞こえたので振り向くとそこにいたのは・・・俺が告白した中林さんがいた

 

何故!?と思うと剛田がニヤニヤとしていた。は、嵌められた!?

 

「あとはーー」

 

《お二人でーー》

 

「《お楽しみな~》」

 

・・・・このなんとも言えない雰囲気はどうしたらいいの?おしえてー!鉄人ゴリラー!

 

「ねぇ・・・山田」

 

「は、はい!なんでしょうか???」

 

「あんたの告白の事だけど・・・きちんと答えるわ」

 

「えっ・・・」

 

まさかの告白の返事~?!ど、どうしょう!?フラれないのもフラれる用意もしてないのにー!

 

「山田・・・あんたは時々、行きすぎると言うか、バカなところはあるわ。合宿のときも堂々と美子の裸をみたいといったじゃない?」

 

「うぐ!?そ、それは・・・」

 

「まぁ、そういうところあるのは良いけどね」

 

え?ど、どういうこと?

 

「私って時々感情的になるときあるかもしれないし、あなたに迷惑かけることもあるかもしれない」

 

「中林さん・・・」

 

「でもね、そういうあんたの生き方は嫌いじゃないわ。あなたのまっすぐな生き方に私は・・・好きよ」

 

!?ってことは・・・

 

「私、中林宏美は山田哲夫の告白を・・・喜んで受け止めるわ」

 

「っう・・・・よかった・・・!!」

 

俺の告白が・・・中林さんの心に届いたのだと思うと安心して涙が・・・

 

「嬉しくって涙がとまらねぇ・・・・!」

 

「ほら泣かないの・・・。これからもよろしくね?哲夫?」

 

「はい・・・宏美さん・・・!」

 

俺は必ずこの人に愛を注いで守れる男になりたい!!

 

 

 

 

 

オマケ・・・・

 

屋上付近の扉にて・・・

 

「良かったね。山田君、宏美」

 

「ジャイアンお疲れ様」

 

「し、死にかけた・・・・」

 

三人の影が二人の幸せを祝うかのように優しく見守っていた

 

 

 

 

さらにオマケ・・・

 

 

      報告書

 

2-F野比のび太

 

 今回の実験結果では本音が出てくる召喚獣で、隠していても、頭にそれを思い浮かべば召喚獣は喋る。また、人体に触れることできることからもう少し改善の余地もあるかと思われる。

 

 

       実験結果の報告をここにする。

 

 

 

 

 

 

「・・・・次はどんな実験をしょうかねぇ・・」

 

のび太の報告をみた学園長は、怪しげに笑いながらまたなにかを起こすことを考えていたのだ・・・

 




ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いします!
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