僕らは目の前に待っている明久らをそばに駆け寄った
「やぁ!のび太にスネ夫!それにジャイアン!」
「遅かったな?」
「とは言うても、こちらはそんなに待っておらぬがのぅ。」
いつもの三人がいたのだ。本当はムッツリーニも居てほしかったけど、来れないなら仕方がない・・・
「これて全員だね!じゃあ中に入ろうか!」
「娯楽の為に作られた店って・・・金高くとるの?」
「いや、俺がスネ夫から聞いたのは無料券が今回あるのとお試しだから金は問題ないみたい」
「?つまり当選した人だけお試し入れると?」
「まぁそういうことだね。今回はとある場所を僕らは使うのさ」
「とある場所?」
「ふふふふ、聞いて驚くなよ?」
ジャイアンが何か言う前に遮らないと!
「と、とりあえず入ろうよ!折角の時間がもったいないからね」
「そ、そうだよ!」
「?そうだね。はいろうか」
「うむ、折角の時間を楽しまねばのぅ!」
「(なんかいやな予感がするが・・・・まぁ問題ないだろう)そうだな。いこうか」
多分、雄二は気づくかもしれないけど・・・ここまで来たのだから巻き込むよ。君だけ逃げれると思わないでね!
僕らは中に入り、目的の受け付け前につくと明久が驚いていた。
「か、カラオケ!?本当にここであってるの?」
「うん、今日はこの場所が無料券貰ったからね。さぁはいろう!」
「(カラオケ・・・剛田・・・なんか引っ掛かるな)まぁいいか」
「?どうしたのじゃ?雄二よ」
「いや、なんでもない」
「おし!入ろうぜー!」
ジャイアンがドアを開けて入ったのだ。他のみんなも楽しそうに部屋に入っていたのだが、このときの僕とスネ夫はというと・・・
ーースネ夫、耳栓はある!?
ーーごめん!ない!!
ーーくっ、恐らくこの数時間以内にとんでもない被害が・・・・!
ーー女子を誘わなかったのはそれが理由だよ!被害受けるのは僕とのび太だけでは不公平だから、明久を巻き込んだのに!!坂本や秀吉を誘ったのは明久だ!
ーーもう、諦めるしかないのか・・・ジャイアンのあの
ーーーー恐怖の歌に!!
「「同志よ!!」」
僕とスネ夫はアイコンタクトとっていたが、この間のやり取りは数秒だ。僕らは心のなかで涙を流しながら、絶対に生き延びると心に誓ったのだ
カラオケ室に入った僕らの体制はこうだ・・・
テレビ
明久 僕
スネ夫 雄二
ジャイアン 秀吉
となっていた。音がでかく出る付近が僕と明久がいる。トップバッターを決めるのはくじで決めたのだが・・・・
「おぉ!俺様がトップバッターか!!」
「「おぉ!」」
「「!?」」
「(おもいだした!!学校で俺の聞いていた話は剛田の歌は本当にやばいと!!)」
ジャイアンがトップバッターだと知ると、僕とスネ夫は絶望を感じ、雄二は思い出した顔をしていたがもう遅い!!
ーー待て!骨川、のび太!お前ら嵌めたな!?
ーー人聞きの悪いこと言わないで!?僕もスネ夫にギリギリまで教えてくれなかったの!
ーーごめん!でも、僕ちゃんだけの被害は受けたくなかったの!!
ーーなら、明久だけで良いだろ!?
ーー明久が雄二もさそおうとなったからこうなってるのさ!!
ーーお・・おのれ!!明久ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
ーーどこぞの預言者だよ!?
ーーとにかく、なんとか生き延びることだけ考えよう!
ーーーーーーー全ては生きて帰るために!!
今度は僕とスネ夫と雄二でアイコンタクトをとったのだ。因みにジャイアンに音痴とか絶対に言わないようにしなければと、アイコンタクトとると二人とも了解と頷いていた
なんとしても無事に帰るんだ!
そう思うと・・・
「おしゃぁぁ!準備はいいか!?」
「うんうん!のび太もテンション上げなよ!?」
「うむ。ワシもテンション高いのだからお主らもテンション高くあげたらいいのでは・・・?何か低くないかのぅ?」
「(おいおい、このアホどもは剛田の歌がどれだけ知らないんだ!?)おいおい、これでもテンション高いぞ?」
「(明久は被害あってるはずなのに・・・覚えてないみたい)あははは・・そうだよ」
「(遺書書いとけばよかった・・・)これでも楽しみにしてるんだよ?」
すでに後の祭りでもうスタンバイしていた。あぁ・・・美子さん・・・ごめんね?生きて帰れたらいいけど・・・多分厳しい
「それじゃあ!俺様のオリジナル歌を・・・きけー!!」
「「いえー!!!」」
「「「(さようなら・・・そしてこんにちは地獄のリサイタル)」」」
「♪ーーーーーーー!!」
「「「「「!!!!!!」」」」」
その日・・・僕を含むジャイアンの歌を聞いたメンバーは記憶が飛んだみたいだ・・・・。ジャイアン本人はケロッとしてスッキリしていた。ガラスは・・・ね
オマケ
22世紀のある場所にて・・・・
!!!まただ・・・・
「またジャイアンの歌が頭に響いた・・・・!?」
「お兄ちゃんだけじゃなく私もよ・・・」
「「恐るべしジャイアンの歌・・・・」」
時を越えていまだに彼の歌は恐怖として残っていた・・・・・。恐るべし剛田武・・・・
ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いします!