バカとのび太の召喚獣   作:絆と愛に飢えるシリアス

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合体とは・・・

学園長の突然の変な発言に皆は固まり、女性陣らは何を想像したのか顔真っ赤にしている人がいた

 

一体どうしたのだろうと思いつつも、皆はまだ固まっていたので僕が質問した

 

「学園長、今の発言ではわかりませんので、分かりやすくいってください」

 

「やれやれ・・・今度の召喚獣は、二人で召喚するものだよ。まあ、見てみた方が早いだろうし、アンタらもアタシも、酷い目に遭うことはないから安心しな」

 

「それで合体とかいったのですか?」

 

「そうさ。召喚獣が暴れたりすることはないし、それはアタシが保証してやるよ。それに、召喚獣に何か問題があればフィールドもすぐに取り消そうじゃないか。それでどうだい?」

 

「なるほどです・・・。皆は今の話を聞いてどう思う?」

 

「うーん・・・雄二はどう思うの?僕はわかってないから決めてよ」

 

いや、結構分かりやすく言われたよ?明久

 

「・・・正直悩み所だな」

 

あれ、珍しいというべきなのかな?何時もなら即断るorするの二つなのに、今回は慎重に考えているね?

 

・・・この間の本音の召喚獣で大分ひどい目にあったのは事実だけどね・・・・

 

「おや?何故だい?」

 

「正直ババァの言うことはいまいち信用できない。しかし、他のクラスの連中に話を持って行かれても困るから悩みどころだ」

 

「確かにね・・・」

 

「なら、吉井と坂本二人が前に出な。拒否権はないからね」

 

「まっいいか。ババアの考えもあるしね(学園長は純粋に召喚獣の実験を見たいと思うしね)」

 

「やれやれ・・・ババアの実験に付き合ってやるか」

 

「・・・あんたたちは本当に口の聞き方が問題あるね・・・・直そうと思わないのかい?」

 

「「いや全く直そうと思えない」」

 

「吉井でも坂本でもいい。相手の身体に触れて召喚獣を呼び出しな。それで出てくるようにしてある」

 

「へぇ。それじゃあ・・・」

 

「その通りに・・・」

 

お互いの頭に手を伸ばす明久と雄二は・・・

 

「「いくかっ・・・・ぐぁああああああああ!!」」 

 

 

お互いに思いっきりその顔面を鷲掴みにしたことにより、ミリミリと頭蓋骨から嫌な音がした気がした

 

うん・・・・

 

「二人ともバカね」

 

「バカじゃな」

 

「・・・いつもの事」

 

「あ、あの・・・止めなくっていいのですか?」

 

「瑞希、そこはスルーしときましょう?」

 

「本当に何してるのさ・・・」

 

僕らは呆れていたら学園長がため息つきながら次の手順を明久達に伝えたのだ

 

「はぁ・・・坂本でも吉井でもいいから、普通に呼び出しな」

 

「「ぬぬぬぬ・・・・!!試獣召喚っ!」」

 

お馴染みの召喚の合図をすると無事に作動していたのだ。そんな掴み合いしていた二人もアイアンクローを止めて見守っていると、いつもより少し長い待ち時間の後に、召喚獣がゆっくりと姿を現した

 

「・・・・子供・・・?」

 

「か、可愛い・・・!!」

 

僕は召喚されて出てきた正体に驚き、美子さんは母性本能が働いたのか目をキラキラとして子供を見ていた

 

「明久と雄二の間を元にされた感じじゃのう」

 

「・・・よく見れば二人にそっくりな部分がある」

 

「あれ、本当だね。目つきが雄二みたいに鋭い感じがするし明久とそっくりな部分がある」

 

「えっそう??」

 

うん。自覚してないと思うけど、似ている部分があるよ?でもなんだろう?この嫌な予感は・・・・

 

「んで、これはどうやって操作するんだ?」

 

外見なんかより大事なのはそっちだ、と言わんばかりに学園長に尋ねる雄二

 

確かに外見なんて二の次だけど・・・

 

「操作はない」

 

「「はっ・・・?」」

 

「操作はないと言ったのさ。日本語が理解できないかい?」

 

「いやいや、冗談でしょ?」

 

「いや冗談じゃないみたい。明久と雄二も見てみよ?」

 

「「えっ???えぇ!?!」」

 

僕が指差した方向に見ると驚いていたのだ。彼らが驚いた理由は・・・・

 

《うぅ?キャッ♪キャッ♪》

 

「「自立で動いてる!?!!!」」

 

「よく気づいたねー。そうさ、あんたたちの性格のもとで自律で動くような仕組みになってるのさ」

 

「「何!?」」

 

先から雄二と明久はハモり連続だね。でもこの自律はなんか感情豊かだね・・・

 

《わー、きゃっきゃっ♪》

 

前から卓袱台が気に入ったのか、そのままご機嫌でその下に潜り込んだりし始めた

 

「なんか、本当に子供みたいだね」

 

「そうだな」

 

そんな召喚獣を見て、明久と雄二は呟く。見た感じ、召喚獣というよりはその辺にいる幼児そのものだ

 

すると・・・・

 

「よく気づいたね。バカジャリのくせに」

 

「「「うん?」」」

 

よく気づいたって、何が?

 

「アンタらの言う通り、これは子供だよ」

 

「いや、それは見たら分かりますけど」

 

「もしかって・・・・!?」

 

「のび太君??」

 

僕が頭の中で思い浮かんだ仮定に美子さんは心配そうに見ていた。すると、学園長が意地の悪い顔にならながら説明したのだ

 

「おやおや、勘の鋭い子がいるもんだね・・・なにか解ったのか説明しな」

 

「はい。二人とも落ち着いて聞いてね?まず、二人とも召喚獣したよね?で、子供が出てきた・・・ここまでの理解はOK?」

 

「「うん/あぁ」」

 

「子供は子供でも――――君ら二人の子供なんだ・・・」

 

 

「「「「「「・・・はぁぁぁぁぁぁ!?!!!」」」」」

 

ぼくの説明に、皆が叫んだのだ。僕も信じたくないよ・・・・・

 

この実験も一波乱ありそう・・・・・




ここまで読んでいただきありがとございます!これからもよろしくお願いします!
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