バカとのび太の召喚獣   作:絆と愛に飢えるシリアス

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言葉はきちんと気を付けよう

僕と美子さんは未だに寂しい気持ちを内心抱えながらも、お互いに手を握りしめて次の実験を進めた

 

「中々いい家族だったじゃないかい」

 

「ありがとうございます」

 

「学園長にとってもいいデータとれたのでは?」

 

「そうねぇ・・・後は男はそこのバカだけかい?」

 

「そうです」

 

僕がうなずくと、学園長からバカと言われた男は不服そうに反論した

 

「っちょ!?僕バカじゃないよ!?」

 

「あれ、バカと言われただけなのに自分だと自覚していたのかい?」

 

「なんだと!?このババァ!!(っちょ・・ひどいですよ!?)」

 

「本音と建前が逆だよ!?」

 

僕がそういうと明久はハッ!とした顔で驚いていた。時々明久の脳の構造はどうなってるのか見たいよ・・・・

 

「明久・・・逃げたらお仕置きね?」

 

「あはは、何いってるのさ・・・?」

 

「目を反らしてるということはその気マンマだったのね」

 

美子さんが苦笑いしながら指摘していた通り、彼はこう言うときは言い訳はして逃げるからね・・・・

 

「とりあえず、明久。動くな!」

 

「のび太様・・それは?」

 

「もし逃げたら・・・この拳銃で君を撃ち抜く」

 

「鬼だ!?夏休みの恐怖思い出したよ!?」

 

「「「「「・・・・(ガタガタ)」」」」」

 

「わかったら逃げないの」

 

「ひょっとしたらのび太は魔王?わかったよ」

 

「だから本音が思いきり出ているってば・・・思わず一瞬撃ちそうになったよ。それか玲さんに報告して監視してもらおうかなって考えたよ」

 

「最低だ!?!バカの癖に最低だ!?!僕の生活の自由をうばうつもりだな!」

 

「「「「「「お前が言うな!?!このバカ代表!!!!」」」」」」

 

流石に今の言葉は聞き捨てにできないよ!?君の方が遥かに最低な部分出てるよね?!それに生活面に関しては君の自業自得な部分があるよ!?!

 

「やれやれ・・・(ガチャ)・・・・・え??」

 

「良いタイミングだね。ムッツリーニと雄二」

 

「・・・自分だけ不幸から逃れようとするな」

 

「っちょ!?ムッツリーニ放してよ!?雄二も止めてくれよ!?」

 

すると、雄二は一回大きくため息ついていたのだ。あれ、これはまさか・・・

 

「忘れたか?明久・・・」

 

「何がだよ!?この手錠ほどいてくれよ!?」

 

「俺はな・・・・・・お前の不幸が大好きなんだよ!!!」

 

「分かっていたよー?!こん畜生ーー!!!!!」

 

落ち込む明久にジャイアンがそばに寄り肩を叩いた

 

「明久、元気出せ!何だったら、今度は二人でカラオケ行って元気だすか!?」

 

「それはそれで良いかもしれないよ」

 

「(流石にダメだよ!?何回も経験してるはずだよ!?あの恐怖を!!)と、とりあえず時間が押してるから・・・島田!Geh!」

 

「Ich habe es verstanden。・・・Bestraf mich, renne weg(わかった。にげたらお仕置きよ?)」

 

昔ドイツでドラえもんに遊びにいったときに覚えた言葉の一つ・・・とはいっても、何となく言いたくなったからわかる言葉をいった

 

そのドイツ育ちの島田はノリノリで良い笑顔で明久の方に歩いていったのに対して明久は震えていた

 

もう逃げることは無理だよ・・・諦めなよ

 

「な、何をいってるのかわからないけど・・・とりあえず、のび太!!!覚えてろーー!!」

 

「Beschwörung(サモン)!!」

 

あっ、そういえば他の語学だと召喚できるのかな?島田はノリノリで言っていたけど日本語で言うの忘れてしまったのでは・・・本人も言ってからあっ!という顔になった・・・

 

 

果たして結果は・・・

 

暫くしてから明久と島田の召喚獣が姿を現した。外見や髪の色は明久だが、髪型と目元は島田のものだった

 

「いけた!?まさかの日本語ではなくってもいけた!?」

 

「これはいいデータとれるねぇ・・・」

 

僕と学園長が驚いてるよそでは・・・

 

「珍しいな。ポニーテールの男の子か・・・」

 

「え、雄二。この子は女の子じゃないの?」

 

「確かに一目見れば女の子と間違えるだろうが・・・男だ」

 

雄二が指差していた方向をみんなで見ると・・・

 

《おとーさん、ぼくとあそんでーっ》

 

「ホントだわ。自分のこと、『ぼく』って言ってる」

 

「おそらく、明久が女装をしてかなり似合うような感じで、少々女寄りになったんだろう」

 

「それ、僕が元々女寄りってことかなぁ?」

 

「「「「「・・・・・・・」」」」」

 

「目をそらさす答えろ!!そこのバカな男達!!」

 

「「「「「まぁ・・・強くいきろ。バカのお兄ちゃん」」」」」

 

「一句一句ハモった!?そして君らなんか嫌いだー!!!」

 

こういうときだけは明久察するのうまいな・・・・。これを勉強で頭の回転回してくれたら嬉しかったのに・・・・残念

 

《ねーねー、おとーさんっ》

 

「あ、ごめんごめん。遊んでほしいんだよね。ほーらっ!」

 

《たかーい!おとーさんたかーい♪!》

 

「ねえ、ウチにも抱かせてよ」

 

「うん。はい」

 

「わー。肌柔らかーい」

 

《おかーさん、くすぐったいよー》

 

「も~。可愛い~」

 

子供の可愛さに、抱く力を強くする島田。あれ?嫌な予感がするのはなぜだろう・・・・

 

《おかーさん、かたくていたいー》

 

あっ・・・・その発言は・・・

 

「どこが固いですってぇ!」

 

「なんで矛先が僕に向いて背中の骨がああああああああああああぁっ!!」

 

「うるさい!!子供に暴力するのは大人としても人として最低でしょ!?だから、子供に手を出せるわけがないでしょうがー!」

 

《わー。おかーさんつよーい♪》

 

明久の背中の関節を極める島田を、子供が嬉しそうに見ている。いつ見ても綺麗に決まってるけど・・・今回は止めれないよ・・・なんか止めたらいけない気がした

 

 

「「学園長。フィールド消してあげてください」」

 

「あんたらはいい夫婦になるわね・・」

 

「早く消してって・・・・・ぎゃぁぁぁぁ!!!!」

 

あっ綺麗に止めが決まった・・・それと同時にフィールドが消えたが・・・明久の亡骸を見つめていた

 

あわれ明久

 

 

「いや!?死んでないから!!!!」

 

 

そんな突っ込みはおいとこう・・・・

 

 

 

 

 




ここまで読んでいただきありがとうございます!次回も宜しくお願いします!
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