さて、これで島田もできたのはよかったから・・・残りは・・・
僕はちらっと倒れてる男を見ていた。まだ動けそうにないなら・・・・・
「あがが・・・まだ体痛いよ・・・」
「姫路さんや、チャンスだよ」
「!はい!!いきます!!」
「!はっあ!」
姫路さんが明久を捕まえようとすると明久は本能的から来たのか起き上がって回避した。手錠は先程はずしていたけどやはりもう一度出番なのね・・・
「逃がさない!!スネ夫!」
「OK!」
僕はスネ夫に向かって手錠を渡すと立ち上がってキャッチャーが盗塁する選手を刺すように、明久を逃がさないために手錠を投げてもらった
「(ガチャン!!)え!?」
「脱走罪で逮捕ー!」
「逃がすかよ!」
案の定明久は手錠が投げてくるのは予想してなかったのかあっさりと手錠がはまり、ジャイアンと雄二がその隙を逃さず明久を捉えた
「はなせ!!逃がさしてくれ!雄二!!ジャイアン!」
「もう忘れたか?明久・・・」
「何が!?後生だから離してくれ!」
「俺はお前の不幸が大好きなんだよ!!」
「やっぱり、こいつ最低だ―!!!」
「捕まえてる俺が言うのもあれだが・・・お前らほんまに親友か?」
「「親友?ナニソレ?」」
「ジャイアン、この二人に聞くの間違えてるよ・・・」
「だな・・」
「「「・・・・はぁ・・・」」」
二人は一句一句はもって同じ答えで返事してきたのを聞いた僕らはとてもため息ついた
親友ってなんだろう・・・・?この二人を見ていたら時々考えるよ・・・
「って!とにかく離して!」
「明久・・・(逃げたら姉にあることないことを言う。嫌なら協力しろ)」
「ワカリマシタ」
「これでもう大丈夫だぞ」
「キサマヲイツカコロス」
「はん。お前が俺を殺せると思うなよ?」
・・・・本当に友達ってなんだろう?この二人のやり取り見てて思うよ。とりあえず・・・
「明久が動かないなら・・・・姫路」
「はい!逃げないでください」
「うん、もう逃げないよ・・・・」
明久はもはや達観したように観念していた。そんな明久に姫路は手を握って目をつぶっていた
目をつぶる意味はなんだろう?そう思ったのはわるくないはず
「・・・・サモン!」
姫路が目をつぶりながら大きな声をあげて召喚したのだ。
「さて・・・どんな子が出るかな?」
「瑞希と吉井くんでしょ?とても優しい子じゃないかしら?」
僕と美子さんがそう話してる間に召喚獣が姿を現す。外見は姫路だが、顔は明久を幼くした感じだ
「また、可愛いのが出て来たな」
「姫路と明久、両方の特徴をとらえておるのう」
「将来が楽しみだな」
「うん」
雄二、秀吉、ジャイアン、スネ夫が感想を述べると召喚獣は明久と姫路の方を見る
《おとうさん、おかあさんどうしたの?》
「えっ?あ、ああうん。姫路さん、目を開けてよ」
「え・・・っ!」
自分の召喚獣を見た姫路は、そのまま召喚獣を抱きしめた
《お、おかあさん?》
「よかったです・・・!ちゃんと、生まれてくれて・・!」
《おかあさん、ちょっと、くるしい》
「あっ。ご、ごめんなさい」
召喚獣を解放した姫路は、そのままその頬を撫でる。ただ、その微笑んだ顔には、一筋の涙があった
「ふふ。明久君にそっくりです」
「そ、そうかな?姫路さんに似てると思うよ?」
「そうでしょうか?」
《おかあさん?》
「はい?」
《どうして、わらってるのになみだがでてるの?》
「え?そ、そんなことは・・」
「ホントだ。どうしたの、姫路さん?」
どうやら言われるまでは気づいてなかったみたいだ。うーん・・・僕らみたいにビックリな事は起きていないみたいだね
「い、いえ、大丈夫です」
「何かあったら、遠慮しないで言ってよ?」
《そうだよ。おとうさん、いつもいってるもん。たいせつなひとにはやさしくしなさいって。だから、おかあさんとわたしにやさしいもん》
「えっ?」
「なっ、何言ってるのかなぁこの子は!」
《わーっ。おとうさんたかーい♪》
「「ん?」」
いつも・・・・?明久が子供召喚に高い高いをしてるときに僕と美子さんは引っ掛かったが今はやめておこう・・・・
「さて、流石に終わりたいがもういいかい?」
「学園長がこう言っているけど二人はどうなの?」
「え?あ、はい。私はいいです。明久君は?」
「うん。僕もいいよ」
そう二人にも確認してから召喚フィル―ドを消してもらった。そして、学園長が僕らに確認してきた
「これで全員のデータとれたわね。助かったよ」
「お役にたてて何よりです。あっ、学園長にまた後で確認したいことがあるのでいいですか?」
「別に構わない。後で学園長室に来な」
「はい!」
こうして僕らは解散することになったのだ・・・・そして僕はこの後の学園長との話で驚くことを聞いた・・・・
ここまで読んでいただきありがとうございます!次回も宜しくお願いします!