バカとのび太の召喚獣   作:絆と愛に飢えるシリアス

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問題
バルト三国と呼ばれる国名を全て挙げなさい。


姫路瑞希の答え
『リトアニア エストニア ラトビア』


教師のコメント
そのとおりです


土屋康太の答え
『アジア ヨーロッパ 浦安』

教師のコメント
土屋君にとっての国の定義が気になります。



野比のび太の答え
『出島 種子島 黒船』


教師のコメント
最後の解答は地名ですらありませんね。



吉井明久の答え
『香川 徳島 愛媛 高知』

教師のコメント
答え以前に問題をよく見ましょう


隠し事

 

 

 

「アキ、のび太、ちょっといい?」

 

帰りのHRも終わって放課後。明久と帰ろうと思っていると、島田に呼び止められた

 

「何か用?」

 

「用って言うか、相談なんだけど」

 

島田の顔は真剣なので、良い話ではなさそうみたいだ

 

「相談?僕らで良ければ聞かせてもらうけど」

 

「帰っても暇だしね」

 

「うん。ありがと。多分、アキに言うのが一番だと思うんだけど――その、やっぱり坂本をなんとか学園祭に引っ張り出せないかな?」

 

確かに・・・このクラスを纏めることが出来るほどの統率力を持つのは雄二しか居ないからね

 

「う~ん、それは難しいなぁ・・・・・雄二は興味が無いと動かないから」

 

たぶん、寝てたから出し物も知らないだろう

 

「でも、アキが頼めばきっと動いてくれるよね?」

 

島田が期待したような眼差しで明久を見る

 

「え?別に僕が頼んだからって、アイツの返事は変わらないと思うけど」

 

「ううん、そんなことない。きっとアキの頼みなら引き受けてくれるはず。だって――」

 

「そりゃ確かに、よくつるんではいるけど、だからと言って別に・・」

 

「だってアンタ達、愛し合っているんでしょう?」

 

「もう僕お嫁にいけないっ!」

 

島田、どうして真顔でそんな台詞がでるの?!

 

「明久!!君は男だろ!?お婿じゃ無いの?!」

 

「違うよ!誰が雄二なんかと!だったら僕は、断然秀吉の方がいいよ!」

 

「あ、明久?」

 

偶然その場にいた秀吉の動きが止まる。あれ?なんだか妙な雰囲気になってない?

 

「そ、その、お主の気持ちは嬉しいが、そんなこと言われても、ワシらには色々と障害があると思うのじゃ。その、ホラ。歳の差とか・・・」

 

はい!アウトォォ!!

 

「ひ、秀吉!違うんだ!もの凄い誤解だよ!さっきのは言葉のアヤで!」

 

「秀吉!君は男なら可笑しいでしょ!?その台詞は可笑しいでしょ!?」

 

秀吉は顔を赤くして俯いている。本当に男か時々考えたくなるよ・・・

 

「っと、話逸れたから戻すけど、雄二は呼来てくれないみたいだね」

 

「そんな。このままだと喫茶店が失敗しそうなのに」 

 

島田は目を伏せ、うつむいてしまった。しかし彼女がなんでここまでこだわるのか? 

 

「でも美波がそこまで設備交換に熱を入れるなんて。やっぱりここじゃ不満――」 

 

「そうじゃないのよ。本当に深刻な問題なの」 

 

いつになく真剣な顔で明久に詰め寄る島田。確かに彼女自身この設備に大きな不満を持っているという印象はない。ここまで気負うことはないと思うのだが・・・

 

「本人には内緒にしてって言われているけど事情が事情だし ・・・・・けど一応秘密の話だからね」 

 

「う・・うん」 

 

俺たちは島田の話に耳を傾けた。

 

「実は、瑞希なんだけど。もしかしたら転校するかもしれないの」 

 

「ほえ」

 

「どういうことだ?それに姫路の転校と喫茶店の成功にどう関係――って!?明久!!」 

 

「む。まずい。明久が処理落ちしかけとるぞ」 

 

さっきの一言でショック受けたんだね。もう意識が別次元に飛んで行ってしまっている

 

「このバカ。不測の事態に弱いんだから!!」 

 

「明久。目を覚ますのじゃ!」 

 

「はっ!?秀吉・・・モヒカンの僕でも好きでいてくれるかい?」 

 

やはり、明久は一回病院つれていこうかな・・・?

 

「どういう処理をしたら、瑞希の転校からこういう反応が得られるのかしら」

 

「ある意味すごい才能だね・・・」

 

「・・・・ハッ!美波。姫路さんが転校ってどういうこと。」 

 

慌てている明久に宥めないと・・・

 

「もしかしたらっていうあたりまだ確定ではないんでしょ?」 

 

「うん。瑞希、体が弱いでしょ。それにこんなクラスだから 両親が心配して転校するように促しているみたいなんだけど・・・」 

 

確かにこんな劣悪な環境とバカばっかりのクラスじゃ両親も心配するよね。 それに本来、姫路はこんなクラスに入る人間じゃない。本来ならAクラスに入るべき 人なんだけど試験当日の体調不良だけでこんな結果になったんだしね

 

「ねぇ、アキは・・・瑞希が転校したら・・・嫌だよね」 

 

「もちろん嫌に決まっている。姫路さんに限らず、それが美波や秀吉であっても」 

 

そうだよね。明久の性格だとそういうよね。それを聞いて安心した

 

「そういうことなら、なんとしても雄二を焚き付けてやるさ!」

 

「そうじゃな。ワシもクラスメイトの転校と聞いては黙っておれん」

 

「僕も協力する!」

 

「それじゃ、まずは雄二に連絡を取らないとね」

 

明久が雄二に連絡してくれたから待っとこうかな・・・

 

「あ、雄二。ちょっと話が――え?雄二。今何してるの?――雄二!?もしもし!もしもーし!」

 

何?今の会話・・・もしかって・・・

 

「坂本はなんて言ってた?」

 

「えっと、『見つかっちまった』とか『鞄を頼む』とか言ってた」

 

「・・・なにそれ?」

 

「大方、霧島翔子から逃げ回っているのじゃろう。アレはああ見えて異性には滅法弱いからの」

 

あの時の映画のことを考えたら、 雄二からしてみれば生か死の境目にいるのだよね・・・

 

「となると雄二との連絡は取れないということか」 

 

「いや。これは逆にチャンスだ」 

 

「「???」」 

 

「雄二を喫茶店に引っ張り出すちょうどいい状況なんだよ。 悪いけどみんな手を貸してくれる?」 

 

「いいけど。坂本の居場所なんてわかるの?」 

 

「大丈夫。何も相手の考えを読めるのは雄二だけじゃない」 

 

「対策は万全といった感じか?」 

 

「まぁね」 

 

そういって明久は教室から出ていった

 

明久と共に行動したら、雄二発見した!

 

「やあ雄二、奇遇だね」

 

「・・・どういう偶然があれば女子更衣室で鉢合わせになるのか教えてくれ」

 

「やだな雄二、ただの偶然だよ」

 

「嘘つけ。こんな場所で会うわけ・・・!!誰か来る!」

 

雄二の言葉に僕達は息を飲む

 

そしてドアが開いた

 

雄二と明久は別のロッカーで隠れていて僕は窓から逃げようとしたが…

 

「のび太君?」

 

あぁ、どうやら僕の運命はここまでだ。恐る恐る手をあげながら後ろを向くと、三上さんがそこにいたのだ

 

「お好きにどうぞ・・・先生に差し出しても良いです」

 

僕が観念すると三上さんはいきなり・・・

 

「!ロッカーの中に隠れていて!!後、絶対に見ないで!」

 

僕をロッカーに閉じ込めたら、木下さんが来たのだ

 

「あなた、たしか・・・三上さんだよね?」

 

「う・・・うん(のび太くんがいるのとりあえずごまかさないと!)」

 

三上さんがどうしょうと考えていたら、隣のロッカーに暴れている音が聞こえたのだ…雄二と明久だ!頼む!耐えてくれ!

 

ガタン!

 

あぁ…神様は無情だ…明久達は木下さん達に見られて…

 

「「「「あ・・・・」」」」

 

 

・・・木下さんと目が合ったみたいだ。そして綺麗な白い肌はだんだん赤く染まっていき・・・っ 

 

「きゃあああああああ!!!!」

 

「に、逃げるぞ!」

 

 

木下さんは悲鳴をあげ、明久達は慌てて更衣室を後にした

 

 

「木下さん・・・大丈夫?」

 

「うぅ、あの変態ども・・・この憂さ晴らしは秀吉に(物理的に)お話ね!それじゃあいくわ!」

 

「ぇ?・・・行っちゃった」

 

三上さんが不思議そうに木下さんのを見送ってロッカーの外に誰もいないの確認すると僕をロッカーから出してくれたのだ

 

「ありがとう!三上さんのお陰で助かった!」

 

「えっと、まぁ気にしなくって良いわ。それより早く出ましょ?」

 

僕は三上さんと外に出ていくと・・・

 

「・・・ついさっき、ここに叫び声聞こえたのだけど何かあったの?」

 

霧島さんが目の前にいたのだ…詰んだ…。どうしょうかと考えていたら、あることを思い浮かんだのだ

 

「雄二が明久と女子更衣室で覗きしていたから、捕まえようとしたら逃げられたんだけど・・・ひぃ!?」

 

「こ・・・こわい」

 

僕と三上さんが目の前にいる霧島さんが黒いオーラ出しているの怯えたのだ

 

「・・・どっちにいった?」

 

その質問に指差していくと、霧島さんが黒いオーラ出して走り去ったのだ

 

「こ・・・怖かった・・・」

 

「うん・・・(ごめん!雄二!頑張って逃げて!)」

 

ここにいない友人に心配して、三上さんと話していたのだ

 

「ねぇ・・・のび太君は今度清涼祭で時間あったら一緒に行動しょう?」

 

「いいけど、僕のシフト次第になるかもしれないよ??」

 

「構わないわ。また当日に、会いましょ?」

 

僕は三上さんと別れて教室に戻ろうとしたら、西村先生の叫び聞こえたのだ

 

逃げ切れたみたいだね?さて!教室に戻ろう




ここまで読んでいただいて感謝!
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