明久side
僕と雄二は別世界の僕の切り札を見破ったのでもう恐れるものはないと思い、木刀を構えた。僕らの頭によぎっていたのは・・・
ーーこのまま押し切れる!
そう確信していた・・・
そう・・・このときまでは・・・
「さぁ・・君の切り札はもう読めたんだ・・・。今度は僕らが君を倒す番だ!!」
「このバカのいう通りだ・・覚悟しな!」
僕らは互いの武器を構えながら目の前の別世界の僕を睨んでいたが、別世界の僕は先程とはうって変わって冷たい目になった
「吉井明久・・・君は世界をどう捉える・・・?」
「世界をどう捉える・・・?その質問の意味がわからないよ」
「なに・・・大人ってのは理不尽なもんだ。世の中は正義も悪もない・・・。あるのは理不尽な世界だ・・・」
「何を言いたいのかはよくわからないけど・・・今、僕がわかっているのは君が街を滅ぼしたのでしょ!?そして、僕らの時代の物を盗んで悪用している!つまり、君の方がもっと理不尽なことをしてるよ!」
僕がそういうと・・・
「滅んだ・・・か。なるほど・・・君達はそういう風にとらえているのか」
「「何?」」
「確かに俺はこの街を攻撃しかけたが死者は出してない・・・。だが、これは世間への警告の意味でも込めて仕掛けたのさ」
警告??
「ひとつ昔はなしをしょう・・・。とある研究熱心な人とそのバカな研修生がいた話だ」
「(攻撃しかける?雄二)」
「(いや、まて・・・もしかったら手がかりがつかめるかもしれない。なぜこの愚行に及んだのかもな)」
「その熱心な研究者は学業をより向上するためにあるシステムを研究していた。それが完成できればきっと、学力悩んでいる生徒も伸びると信じていた・・・。世間の人間も感心していた。しかし、現実は非情だった・・・」
その瞬間、別世界の僕は昔を懐かしむような顔から憎むような顔になった
「その人は事故でなくなり、研究を協力していた者の家族も失った・・・。そして、世間は亡くなった熱心な研究者を批判したのさ。『所詮夢物語に語るだけかたって亡くなった人間』とな・・・家族を失って尊敬する人も亡くなってしまった研究者はこう決心した」
「「(その話って・・・)」」
「そのシステムを完成させて世間の人間に仕返しするそして、あの人がしていたのを批判したやつらを許すつもりはなく・・・見返したいただその一心で取り組んだ」
「「・・・」」
「だが、一人では所詮限界はある。そこであるときに謎の二人の人物が協力して、その研究者は悪魔の誘いに乗り・・・その世界へ飛び、システムを真似るためにハッキングしてそのデータを元に作った・・・」
「その話はつまり・・・」
「そう・・・この話は俺が世界を憎んだ話だ・・・。そして俺は改めてわかったのさ・・・人は残酷な生き物だとな!!誰かのために必死に研究していたのに・・・誰かのために必死に頑張ってきたのに否定されてしまった者の憎しみの話だ!!」
「ぐっ!」
「明久!?」
雄二が驚いた声して僕を呼び掛けるが僕はそれどころではなく必死に対応していた。なんて鋭く重たい攻撃なんだ・・・
「お前もいずれは大人に絶望するときが来る!!この俺が矛盾した世界に憎むようにな!」
「っ!」
「あの人がしてきたことに間違いはない!それを認めない世界!手のひらを返す世界!そんな矛盾な世界に誰が好む!!誰が許せる!?」
「くぅ!」
「なら一層この力で批判した世界を破壊した方がましだ!醜い欲望な大人の都合がある世界なんて・・・手のひらを返す世界なんて、この俺が破壊してやる方がましだ!!」
僕は必死に耐えるが、鋭く重たい攻撃が何度も何度も攻撃続いていた。それを見かねた雄二が動こうとしているのを僕は見えた
「明久!」
「雄二は来ないで!!」
「っ・・!だが、明らかにお前は押されているぞ!?このままでは・・・」
「たのむ・・・!こいつは別世界の僕なら僕自身が間違いをたださないといけないんだ!!」
「お前がこの俺に勝てるとでも思うのか!?吉井明久!!」
「!っはぁぁぁぁ!!」
「なに!?」
僕は彼の攻撃を受け流すと彼は驚きまともに突きの攻撃を肩にあたった。攻撃された彼は驚いていたのは僕は見逃さなかった
「なぜそこまで抗える!?貴様とこの俺の力の差は明らかに俺の方が上だと分かりなら何故あきらめない!!!」
「諦めないじゃない・・・・・」
「なに?」
「諦めたくないんだ!!!」
「ぬぅ!?諦めたくないだと!?」
突き飛ばされた別世界の僕はにらみながら語気を強めていた。そんな彼に僕は目を反らすことなく続けた
「僕は諦めが悪い男なんていうのは自覚しているさ!!だけど諦めてしまえば、認めてくれる人も認めてくれないよ!」
「!?」
「君だって本当はわかっているはずだ!!こんなことはダメだと!こんな風にしてはいけないと!!」
「・・・前に・・・お前に何が分かると言うんだ!?何も知らない子供のお前が何がわかるって言うんだ!?」
「うわっ!?」
「あぁそうさ!わかっているさ!こんなことをするのはダメだと!!だが貴様にそれをいわれたくない!」
僕は彼に吹っ飛ばされると、彼は睨みながら木刀を向けていた。今の攻撃されたは効いて痛いな・・・・
「だが、そんな貴様がいったところで俺は何も変わらない!世界も!人も!俺は家族も尊敬していた師も失ったんだぞ!?」
「だったら・・・だったら尚の事!!君も前を見ないとダメだよ!!」
「うるさい!!もう貴様のわがままに付き合う暇はない・・・これで終わらす!!!」
加速が来るのか!?
「特別特殊能力01発動!!」
「(タイミングをずらせば行ける!!)」
「【加速】!!」
彼は目の前まで接近して来たので僕はすぐに横に飛んだがその時の彼の顔は僕は見えた・・・
「引っ掛かったな・・・」
「え?」
「特殊能力02発動!!」
「え!!?」
「これで貴様も終わりだ!!くらえ!!」
その木刀は惑い僕の方に思い切り向けてきた。これは・・・!?
僕はこのときのび太たちから聞いていたことを思い出した
『僕らは負けたのだよ・・・』
『姫路の技を使っていた』
つまり・・・
「【熱閃】!!」
別世界の僕により特殊能力の炎がそのまま僕へと包まれた・・・・
ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いします!