僕はこのとき炎に包まれる時がゆっくりと流れていて、尚且つスローモーションのように感じた・・。思えば僕はのび太達みたいになにもしていないな・・・
あぁ、これで僕は終わりなのかな・・・・
「これで終わりだ・・・【熱閃】!!」
「おい、明久!!」
雄二の心配そうな声が聞こえるけど、僕は返事する余裕もなかった。そんな別世界の僕は僕に向かって勢いがある熱閃を振るった
そして、僕の視界は炎に包まれた・・・
このときの僕は死を覚悟した・・・
すると・・・
『やれやれワシらがいないとダメじゃのう・・・』
『・・・(コクッ)』
秀吉とムッツリーニ?なんでここに・・・そう思っていると他の声も僕の耳に聞こえた
『やれやれ、のび太に似て本当に不器用と言うか怠け者なんだから』
『お前こんなやつに負けたらぶん殴る!絶対に負けるの許さん!!』
『本当にこんなところで諦める男なんて思えないよ。しっかりしなよ』
スネ夫、ジャイアン、ドラえもん・・・・
『しっかりしなさい!アキ!』
美波・・・
『あなたならできるよ。吉井くん』
のび太の恋人の三上さん・・・
『待ってますよ・・・私たちは明久くんを』
姫路さん・・・
『そこで諦める君じゃないだろ!状況を覆してみなよ・・・』
のび太・・・・
『『『『『戦え!明久!!!』』』』』
皆・・・ありがとう・・・僕は諦めていたんだ・・・だけど、君たちの声でもう一度諦めないで悪あがきするよ!
ーーダンッ!!
そう決めた僕は足を大きく踏み込んで木刀を振り払いながら叫んだ
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
「何!?」
「諦める・・・ものかぁぁあぁ!!」
「な・・・バ、バカな!?ぐぁあぁ!」
僕は熱い熱い炎を必死で耐えながら、木刀を別世界の僕の体を斜めに切り伏せた。切り伏せられた彼は後ろに吹っ飛ばされて呻いていた
「ぐっ・・・!」
僕は倒れないように木刀を杖がわりのように地面を立てて耐えていた。そして、体から来る暑さに思わず悲鳴あげた
「はぁはぁ・・あ・・・熱いよ!!!のび太達はあの炎を耐えたと言うの!?スゴすぎるよ!?」
「よく耐えた!明久!!!」
「雄二!雄二は炎巻き込まれなかったんだね!?」
「お前のお陰でな・・・。お前の頭は焼けなかったか?」
僕はそういわれて慌てて頭を触ったが焼けていなかった・・・良かった・・・
「見事なファイヤースキンヘッド期待していたのが残念だった・・・」
「心配と見せかけて残念がること!?」
僕が雄二にそう抗議していると別世界の僕がよろけながら立ち上がった。その顔は驚愕な顔になっていた
「何故・・・耐えれた!?間違いなく今のは効いたはずだ!?なぜ立っていられる!?」
「たくないから・・・」
「なに?」
「負けたくないからだよ!!君に・・・別世界の自分に負けたくないからだ!!」
「何だと・・・?」
僕の言葉に別世界の僕は怒りをこもった目でみていた。明らかに殺意のある顔になったけど関係ない・・・
「君が世界を憎もうが人を憎むとかそんなのは関係ない・・・!はぁ!」
僕は別世界の僕を倒すためにもう一度全速力で木刀を振るうと別の世界の僕はしっかりと防いで叫んだ
「なら、お前はなんのために俺を戦う?!召喚システムとやらを取り返せば終わりなのか?!だが、お前が俺を倒したところで誰も感謝してくれないぞ!」
「言ったはずだよ。“関係ない”と・・・!」
「くぅ!?(剣が鋭く速いだと!?この俺よりも!?)」
「僕は難しいことはよくわからないし、世界なんて言われてもよくわからないけど・・・これだけは言える!君は間違えている!誰かに認めてほしかったんでしょ!?」
僕がそういうと別世界の僕は目を見開き驚いていた。このままうまいこと話せばいけると確信した僕は攻撃を続けながら話を続けた
「君はきっと求めていたんだ!恩師のやり方は間違いではないと!その人の死を受けれられなかったからそれを走ったんだ」
「め・・・ろ」
「君はきっと止めてほしかったんだ!そして受け入れられなかったんだ!だけど、そんなことをしても誰も喜ばない!!」
「めろ・・・」
「君は大きな間違いをしてるのさ!!島田明久!!」
「やめろぉぉぉぉ!!!」
僕が別世界の僕のしてきたことに否定すると、別世界の僕は怒りのあまり僕に向かって叫んだ
「お前に言われなくってもわかってるさ!!そんなことは!!だが、もう止まらない・・・いや!止められないんだ!!この憎しみが!!この怒りが!!」
「・・・」
「特殊能力00!!!!!【分身】!!!」
別世界の僕がそういと別世界の僕を含めて5体が並んでいた
「「「「「もう貴様の戯れ言なんて聞きたくもない!!これで終わらせる!!」」」」」
そして、彼らは叫びながら構えていた。これはどう考えても一人では厳しいよね・・・?
すると、見かねた雄二が僕の隣にたっていた
「明久、俺もあの現実を見ない別世界を叩くの手伝うぞ」
「本来ならそうしてほしいけど・・・あいつのとどめは僕がしたい」
「・・・・・はぁ、分かった。だが、この数は明らかに俺とお前では厳しいぞ?そもそも、お前のそのしんどい体であのバカをとどめ刺すには厳しいだろが」
「分かっているよ。だけど、それを見逃してくれるほど敵は甘くないよ・・・策はないの?」
「わるいな・・・この数で二人で倒す方法思い浮かぶには時間が足りないな・・。熱さに耐えて攻撃するくらいしかないな」
雄二が冷や汗をかきながらその対象を見ると僕もこればっかりは本当に不味いと思う・・・この様子だと策がないみたいだ・・・
「「「「「この数でのこれなら交わせないはずだ!!【熱閃】!!」」」」」
「「(万事休すか!?!)っ!!」」
僕らは迫ってくる炎にもうだめだと思い、目を瞑ると・・・
「よく耐えたね。二人で・・・」
優しくそれで暖かい声が僕らの耳に聞こえた
「「は?」」
「【ひらりマント】!!!」
「「「何!?ぐうぁぁ!!!」」」
青く小さなその体が僕らの目の前に立ち上がり秘密道具の名前を叫ぶと、攻撃していた特殊能力の熱閃は弾き返され3体がまともに直撃して消滅した
「己・・・なら!!もう一度!!」
「させないよ・・・特殊能力発動・・・【ジャンボット・ガン】!!!」
「何!?ぐぉ!!?」
別世界の僕の分針が諦めずに攻撃しょうとすると後ろからとんでもない爆音と共に銃を撃ったのが聞こえると、攻撃体勢になっていた一体が消滅した・・・
こんなことできるのは僕らは知ってる・・・
「貴様ら・・・!?」
そんな攻撃を潰された別世界の僕も驚きながら僕らの後ろいる人間を見ていた
「まさか、最後の相手が吉井明久君に似ている人物だったなんてね」
「僕も驚いたよ。まさか、召喚システムを盗んだ真犯人が彼だなんてね・・・」
「でも納得だわ。あの人たちに真の目的を聞いたのだから」
「ずいぶんとお前らのは手荒な攻撃になったがまぁいいか」
「やれやれ・・・皆疲れているのに・・・」
煙が収まると別世界の僕は驚愕の声をあげていた
「な・・・まさか!?あの試練を越えたと言うのか!?貴様らが!!」
その問いに答えたのはーー
「僕らを甘く見ないでほしいな・・・。数々の命を懸けてきた冒険と比べたら大したことないよ」
「さぁ、いよいよ決着をつけようじゃないか・・・!僕らの世界の召喚システムを盗んだ男・・・島田明久!!!」
のび太を中心に僕らを先にいかせるために戦っていた仲間が僕らを守るように立ってくれていた・・・・
ここまで読んでいただきありがとうございます!
そして、お気に入りが400件越えたのを見たときとても驚きました!これからもよろしくお願いします!!!