バカとのび太の召喚獣   作:絆と愛に飢えるシリアス

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すべての決着をつけたその後・・・

別世界の僕が地面に背を向けて手を大きく広げて倒れていた・・・。それを見た瞬間、なかなか沸かなかった実感が徐々に沸いてきた

 

勝ったんだ・・・

 

僕は・・・

 

「別世界の自分相手に勝ったんだ!!!っ・・・よしゃぁぁぁぁ!!」

 

僕は声を大きく出して嬉しく叫ぶと、ジャイアンやスネ夫、雄二がこちらによってきた

 

「よくやった!明久!!」

 

「やればできるじゃねぇか!!ついでに俺たちの仇も取ってくれてありがとうよ!!」

 

「いや、君たちは生きてるでしょ・・・」

 

「明久君、そこに座ってね?直ぐに治療始めるから」

 

「そうね。貴方はこの中ではそれなりにひどいわね」

 

「だ、大丈夫だよ!あ、その前にまって皆・・・・」

 

「「「「?」」」」

 

「あいつの方は?」

 

僕は倒れたあいつの方が気になり、そちらに振り向くとのび太が別世界の僕の方に歩み寄ってしゃがんでいた

 

いったい何を話すつもり?

 

 

 

 

のび太side

明久達が勝利に喜んでるのを一瞥した僕は、別世界の明久の方にゆっくりと歩んで横にしゃがむと彼は不思議そうな顔でこちらを見た

 

「・・・なぜこちらにきた?」

 

「君と話したかったからだ。島田明久・・・」

 

「俺に話しかける理由はなんだ・・?負け犬を嘲笑いにきたのか?」

 

「そんなのでわざわざ言いに来るほど、僕はひどい人間じゃないよ」

 

「どうだかな・・・」

 

僕はゆっくりと彼と話しながら、聞きたいこともいまなら聞けると思い聞いた

 

「・・・召喚システムを盗んだのは他の協力者もいるときいていたが、本当なの?」

 

「・・・データを盗んだのは俺だけだ。その者達はーーーだ・・・」

 

「・・・何だって・・・?」

 

僕は彼から聞いた衝撃の事実に固まっていた。もしそうなら・・・納得はいく・・・

 

「・・・君から聞いた今の話から考えるにはこの世界の未来から来たと言うわけではないみたいだね。・・・だが、いくら別世界とはいえ僕らの学園を盗むのはそう簡単ではないがこれで納得した・・」

 

「そうか・・・」

 

「君はどうするつもりだ?」

 

「・・・そうだな・・・ひとまず自主出頭して罪を償うとするか」

 

「そう・・・」

 

彼はもうやりきったように諦めたように呟くと、後ろから明久が後ろから声かけてきた

 

「もしもやり直しできるなら君はどうしたい?」

 

「・・・なに?」

 

「明久?」

 

僕と別世界の明久がおかしなことを言う明久がこちらに近づいてきた。もしもやり直しできるなら?・・・それはどう言うこと?

 

 

 

明久side

僕はのび太と別世界の僕との会話を聞いて僕は懐にあるのを確認してゆっくりと歩み寄った。彼は戦ったわかったことがある・・・

 

本当は寂しかったんだと思う。苦しかったんだと思う・・・

 

だから、ただここでこの話を終わらしてはいけない・・・!

 

「もしもやり直しできるなら君はどうしたい?」

 

「・・・なに?」

 

「明久?」

 

僕の言葉に二人とも驚いていたが、僕は気にすることなく話を続けていた

 

「もう一度聞くよ?やり直しできるなら君はどうしたい?」

 

「・・・やり直しができるなら、もう一度あの人に会いたい。家族にも会いたい・・・この出来事がなかったことにしたい・・・だが、それは所詮夢物語だな・・・」

 

「方法はあるよ・・・」

 

「「「「「はっ?」」」」」

 

僕の言葉に別世界の僕だけではなくのび太も含めて、皆も驚いていた。そして、動揺していた別世界の僕が問いかけてきた

 

「う、嘘をつけ!!そんなことが不可能だぞれ?」

 

「可能の筈だよ・・・この秘密道具をつえば・・・」

 

「「「「??」」」」

 

「「それは!?」」

 

僕が取り出したものにのび太とドラえもん以外は理解していなかった。だけど、僕はこの秘密道具を賭ける・・・

 

「こいつは【ウソ800】といってこいつを使ってきみの心を助けるよ・・・」

 

「俺の心を助けるだと・・・そんな秘密道具は俺は知らないぞ」

 

「知らなくって当然だよ。それは・・・その道具はのび太君と僕しか知らない道具だからね」

 

「「「「え?!」」」」 

 

「・・・」

 

そう・・・その道具はかって僕が一度だけ・・・たったの一度だけ使いたくはなかったが見返したいために使った道具で・・・もう一度ドラえもんとの絆が繋がった道具でもある・・・

 

なるほど明久の考えは読めたけどある意味賭けだよ・・・

 

そう思いながらも明久はその蓋を開けて、なかにはいっていたガラス瓶を開けてごくごくっと勢いよく飲んでいた

 

「お、おい?それを飲んでどんな効果があるんだ?」

 

「まぁ、見てなよ。・・・明久くんのしたいことは僕もわかったけどね」

 

「「「「え?」」」」

 

飲み終えた明久は周りを見て確認をしてから呟いた

 

「ここの戦った場所は汚ないね」

 

「「「「「はっ?・・・・ぇえ!?」」」」」

 

明久の一言で最初は皆は疑問に思っていたが、周りを見た瞬間には先程まで色々と瓦礫などが落ちていたのだがそれを感じさせないぐらいきれいになっていた

 

「(効果はあるんだね・・・なら、話を続けるか)君の恩師も大切な家族もここで死んでいた。それも記憶がなく、目の前に現れない」

 

「お、おい?!さすがにそれは・・・」

 

「そんな言葉は・・・」

 

「・・・・」

 

僕とドラえもんはなにも言わず、他の皆はさすがにその言葉は無理だろ?って否定していたが・・・

突然、別世界の明久の前に二つの光が集まり、それを見ていた皆は目を細めていた

 

「「「「「っ!!」」」」」

 

あまりの眩しさに明久も別世界の明久も含めて皆が目を閉じていた。暫くして目が馴れてそこを見ると・・・

 

腕を前に組んでいて、別世界の明久の前に佇んでいた二人の女性がいた。それを見た別世界の明久の顔は驚き信じられない顔になっていた

 

「な、何で・・・?何で・・師匠と葉波が・・・」

 

「「・・・・・」」

 

「い、生き返ったの・・・」

 

「「こんの・・・・」」

 

「へ?」

 

「「バカァァアァ!!!!」」

 

「うぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

「「「「「「「ぇぇええ?!!」」」」」」」

 

別世界の明久が恐る恐る立ち上がって聞こうとしたら、彼の恩師とも言える人と島田葉波さんが別世界の明久の顔にラリアットした

 

それを見た皆はあまりの一瞬で驚いた声をあげていたが、その当人の二人は気にせず明久を攻撃していた

 

「このバカ!!なに人様に迷惑かけていたのよ!?」

 

「全くだい!!私達は死んで見守っていたが、まさかの悪事に走るとはどういう了見だい?」

 

「ぐは!?」

 

「もう死んでてずっと見守っていたけど、何で別世界の人達の召喚システムを盗むのよ!?それじゃあ、只の犯罪でしょうがぁぁぁ!!」

 

「いだだだだ!?な、何で知ってる!?」

 

「それだけじゃない!あんたは悪魔の囁きに乗ったことも知ってるよ!アタシも葉波もどれだけあんたの隠していたことも知ってると思ってるのだい!!?」

 

「・・・・え?」

 

それを聞いた別世界の明久は心底驚いた顔になり、恩師と島田葉波さんの方を見ると二人ともあきれた顔で別世界の明久を見ていた

 

「あんたがどれだけ頑張っていたのかは二人とも知ってるわよ。でも、あんたが悪事に走ってしまったことに見逃せなかった」

 

「・・・生き返ってるお説教しているところ悪いんだけど・・すこしいいですか?」

 

「「「?」」」

 

僕はとりあえず、お説教が長く続きそうだと分かっていたので呼び止めると三人とも不思議そうな顔になっていた

 

「戦いももう終わりですから、まずひとつはこちらの世界の召喚システムのデータを返却してほしいこと。もうひとつはその悪事は無かったことにできるのですが・・・」

 

「「「「「「「「えぇ!?」」」」」」」」

 

「明久、メモを渡したからその通りに読んでね?」

 

「う、うん。・・・“この街は災害が無かったから街は破壊されていなかった”。“事故は初めからあった”“今回の出来事は抹消されない”」

 

明久が僕のかいたのを見て読んでくれたら僕はドラえもんにこの世界の新聞発行的なのをだしてと言うと出してくれた

 

「僕らの世界の明久はしゃべったらダメだよ。皆これを見て」

 

「「「「「歴史が変わってる!?」」」」」

 

「しかも、学園長の事故でなくなっていたと言うのが、災害によって二人だけ行方不明になっていたとなっている!?」

 

「さらに、別世界の君がやった悪事は無かったことになっているのと今は災害で住めないようになっているが、これからまた0から始めれるよ。君と学園長と奥さんと3人で新しい研究をね」

 

「・・・・何でそこまでしてくれる・・・お前や英雄のび太は・・」

 

「答えは単純だよ。・・・僕も明久もなにも悲しいことで終わってほしくないからだよ。本来これは自然摂理逆らっているようなものだけどね」

 

そう・・・これは本来なら許されることではないのはわかっているけど、これを明久だけの罪にはさせない。なら、これは僕も協力していたと言う事実をしないとね・・

 

「そうか・・・。・・少し待て」

 

別世界の明久がよろけながらゆっくりと立って、コンピューターに何か打ち込むとそのデータがひとつになり、僕らの方に近づいた

 

「これは君たちの世界の召喚システムデータだ・・・。彼女達も生き返ったことだし、いまの俺には不要だ・・・」

 

「・・・分かった。ドラえもんがこのデータを四次元ポケットにいれといて」

 

「了解」

 

渡されたデータを僕はドラえもんに渡すと僕は彼に振り向いた

 

「君から聞いたそいつらはもう・・・?」

 

「・・・正直言えばわからない。だが、君達の召喚システムを奪ったデータはそれがすべてだ・・・悪用されることはないと思いたいがね」

 

「だね・・・。確かにデータを返してもらったよ・・」

 

「あぁ・・・。出来事は消えたとはいえ、俺のした罪は消えないから・・・これからゆっくりと考えるさ」

 

「別世界の僕・・・」

 

ボロボロになっている別世界の明久の悲しそうな顔を見た明久は何か言いたそうな顔をしていた

 

「吉井明久・・・覚えてほしい。当たり前の日常は脆いと言うことを・・・俺が失って後悔した思いは・・・あるもの達以外には、あじわってほしくない・・」

 

「わかってるよ・・・別世界の君にならないように頑張るよ」

 

「そうか・・・・さぁ!お前達もそろそろ本来の世界に帰るんだ!!大丈夫・・・もう俺も迷わないよ・・・」

 

「・・・皆いこう!僕らの世界へ帰ろう」

 

別世界の明久の言葉に皆はタイムマシンのある場所へ戻る中、僕は別世界の明久に呼び止められた

 

「英雄のび太・・・。俺はお前と戦ってひとつ分かったことがある。お前の闇は深すぎる・・・」

 

「・・・・」

 

「もしも、このままだとお前は本当にその闇に取り返しのつかないことになれば・・・お前は・・どうするつもりだ?」

 

「その時はその時さ・・・。でもね、もう僕には託せる仲間がいるから、もう大丈夫・・・。それと君から教えてくれた情報ありがとう・・・さようなら。別世界の親友の明久」

 

「・・・・あばよ。別世界の親友の英雄のび太」

 

「うん」

 

これが僕と別世界の明久の最後の会話だった・・・願わくば今後の彼の人生に幸あることを僕は願いたい

 

 

さよなら・・・・別世界の親友の明久

 

 

 

 

 




ここまで読んでいただきありがとうございます!
これからもよろしくお願いします
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