バカとのび太の召喚獣   作:絆と愛に飢えるシリアス

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バイトをしょう!! Ⅱ

アルバイト当日になり、開店一時間前に集合した僕達だったが店長は今にも倒れそうなほど弱々しい姿で迎えてくれた

 

「あぁ・・。よく来てくれたね・・。今日一日宜しく頼むよ・・・」

 

「「「「「は、はい・・・」」」」」

 

ここにいるのは僕ら五人と店長だけでドラえもんは久しぶりの町でどら焼き巡りすると言ってここにはいない。尚、バイトをここでするのも言っていない

 

そんな僕らは先程の店長の姿を声潜めて話していた

 

「(ねぇ。この店長さん、本当に大丈夫なのかな?)」

 

「(体調が悪いと言うより・・・精神的に落ち込んでいる感じ?)」

 

「(何かきっかけがあればスグにでも富士の樹海に向かいそうなほどに弱っておるのう)」

 

「(これは噂なんたが・・・この店長、どうやら奥さんと娘に逃げられたらしい)」

 

「(に、逃げられたって・・・なんとも言えない家の事情だよね・・・。でもこれで納得する部分もあるよ)」

 

雄二の言葉に僕はなんとも言えない顔になったが納得する部分もある。なにせ、こんな雰囲気で店続けるのは普通は困難なのだから

 

「(家族に逃げられたから人手が足りないのかもしれない。そう考えると、日雇いでバイトを募集して帰ってきてくれるまでの繋ぎというとこだろう。・・・多分)」

 

「「「「(・・・なるほど)」」」」

 

「それじゃあこれ、君達の制服・・サイズが合わなかったら言ってね・・・」

 

店長が僕ら五人ににたたまれた制服を渡すが・・・・

 

「「「「サイズが合いません!!!」」」」

 

「性別が合いませぬ・・・」

 

渡された瞬間、明久と雄二とムッツリーニと僕の声が綺麗に重なったのと秀吉はどうやら性別違うの渡されたが・・・彼の場合は演技で乗り越えれそうなのは僕の気のせい?

 

「あれ・・?おかしいな・・・。きちんと目測したつもりだけど・・」

 

「僕と明久は若干小さいのですが、坂本と土屋のサイズは明らかに合ってない思います」

 

「そうかな・・。でも、坂本君はSで、吉井君はMで、土屋君はエロ――じゃなくてLに見えたんだけど・・・」

 

「「「「(この店長意外と侮れない!!!)」」」」

 

「・・・エロなどに興味はない」

 

「「「「なぁにぃぃぃ!?!」」」」

 

ムッツリーニが今世紀最大の嘘を発言したので僕ら全員が思わず声はもって否定した

 

「ムッツリーニ。いくらなんでもそのウソはないよ」

 

「そうだぞムッツリーニ。ウソは人を騙せる範囲でつくものだ」

 

「そんな嘘はよく知ってる面子からしたら誰も騙せないと思うよ」

 

「・・・・!!(ブンブン)」

 

得意の否定のポーズも白々しいよ・・。まったく、なんて大それたウソをつくんだ・・・

 

「ま、それはおいといて明久は多分Lだから、ムッツリーニと交換してもらいますね。僕は交換する相手がいないのでMあるならお願いします」

 

「・・・Mなら丁度いい」

 

「店長。俺はきっとLLになるので、交換してもらえますか?」

 

雄二と僕は交換する相手がいないので、店長に服を渡す。明久はムッツリーニと服を交換した

 

「そっか・・・そうだよね。うっかりして性別と性癖を間違えちゃったよ・・」

 

「じゃから、ワシのは性別が合わぬと言っておるのに・・・」

 

秀吉の嘆きが聞こえたが、僕らは気にせずバイトの更衣室へと移動をした・・・

 

 

 

ーー更衣室ーー

 

更衣室はあまり広く使えないので、僕とムッツリーニと明久とで先に着替えていた。そして、着替えが終わった僕らは外に出ると雄二と秀吉が待っていた

 

「お待たせ。2人とも」

 

「・・・待たせた」

 

「なんとか着替えれたね」

 

ここのお店の男子制服は、黒のズボンとYシャツに同じく黒のベストを重ねた一般的なギャルソンスタイルだ。ズボンの上に前掛けのような黒のエプロンをかけ、首元に小さなネクタイをつけたら完成だ

 

そんな僕ら3人の格好に雄二と秀吉は笑っていた

 

「ははっ。意外と似合うもんだな。それっぽいじゃないか」

 

「なかなかの男前じゃぞ、3人とも」

 

「そ、そうかな・・・」

 

「あはは・・なんか照れ臭いよ」

 

「・・・同じく」

 

僕らは誉められたからなのか少しだけ顔真っ赤になっていた・・・。でもこの姿美子さんが見てなんて思うかな・・・

 

「では、ワシらも着替えるとするかの」

 

「そうだな」

 

ひとしきり感想を述べた後、今度は雄二と秀吉がロッカールームにの中に入っていく

 

「「・・・ちょっとまったーー!!」」

 

明久とムッツリーニが声を揃えて制止かけていた。因みに僕は服装をきっちり整えているかを念入りに確認していた

 

「バカ雄二!何を堂々と秀吉と一緒に着替えようとしているのさ!」

 

「・・・万死に値する・・っ!」

 

『お前らは何を言ってるんだ。一緒に着替えも何も、男同士なんだから全然関係ないだろうが』

 

ドア越しから雄二があきれた声でそういっているのを僕らは聞こえた

 

「雄二!それはあくまで戸籍上の話だよ!」

 

「・・・書類は偽りしかない」

 

『待つのじゃ二人とも!事実でもワシは男じゃぞ!?』

 

『あー、わかったわかった。着替えが終わったら話を聞いてやるから、今は落ち着け』

 

雄二のめんどくさそうな声が聞こえたが明久が何か閃いたのか雄二に呼び掛けた

 

「雄二っ!君がどうしても考えを改めないなら」

 

『あん?突入はするなよ?ドアの弁償なんて冗談じゃないからな』

 

「今から携帯で霧島さんにこの状況を包み隠さず暴露しちゃうよ!」

 

『・・・・』

 

ーーガチャっ

 

「俺は廊下で着替えよう・・・」

 

「分かってもらえて何よりだよ。それじゃ、僕らは店長のところに行こうか」

 

「・・・(コクッ)」

 

明久とムッツリーニがホールにいった直後、秀吉の声が聞こえた

 

『うむ?背中のファスナーが上がらん・・・。雄二、すまんが少々手伝って――うん?雄二はどこに行ったのじゃ?』

 

「・・・悪いな秀吉。俺は自分の命が惜しいんだ」

 

雄二の雰囲気があまりにも悲しみ漂っていたのはここだけの話だ・・・。なんか、苦労してるみたいだね・・・

 

 




ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしく御願いします
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