僕は痛めている右腕で美子さんを抱き締めながら目の前のフードの男を睨んでいた。美子さんはすやすやと寝ていたのでとりあえず一安心だけど・・・目の前の敵だけはそうは行かない・・・
「・・・・お前だけは許さない。僕の友を・・・恋人にもこのような目を逢わしたお前は許さない」
「フフフ、だがお前は今の状態は手負いの上・・・私の様々な策略により本来の状態より厳しいのではないかね?」
「・・・」
「そもそもたまたまあんないいタイミングで夕立降るのも疑問に思わなかったかね?」
「あれも君・・・いや、お前の策略だったわけか」
「そう。そして・・・たった今貴方は自身の大切な人に手をかけた。つまり、貴方は彼女に酷い目をあわしたのだなら貴方も悪いがわだろ」
フードの男が僕に挑発しかけるような言葉を吐いていた。落ち着け・・キレたら奴の思う壺だ!!
「ふー・・・確かに手をかけたが残念ながら、お前の思う通りになっていない。彼女は只今夢の中さ」
「・・・・なに?だが、貴様はいまその女に銃を撃ったではないか?」
僕の言葉にフードの男は先程とは違い戸惑った声で僕に質問してきた
「おあいにく様。僕が使ったのは・・・【夢ドリーム銃】さ。・・・お前にはこれは使わないけどね」
「ほう、ならどうするんだ?ん?」
「とりあえずは・・・・」
「む?」
「一時退散させてもらおう!!【こけおどし爆弾】」
僕はフードの男に向けて爆弾をほり投げると、辺りに煙が飛びまくり、フードの男が慌ててマントで顔をカバーしていた。その隙に僕は美子さんを抱え込みどこでもドアで退出した
「ぬぅ!・・・・消えただと・・まぁいい。奴の性格を考えればここで待つのが吉だな・・・・」
フード男の戸惑いの声が誰もいない森に声が響いた・・・・
ーー美子の部屋ーー
やつがこちらの気配気づく前に咄嗟にどこでもドアを出して美子さんの部屋へと飛んだ。美子さんは僕の腕で安らかに安心したように寝ていた。そんな僕は美子さんをベッドの方に運び込んで寝転ばせた
「美子さんをベッドに横にさせて・・・布団を被せて・・・よし!」
「スッ・・・スッ・・・のび太君・・・」
「・・・・美子さん」
僕は横になっている美子さんに優しく頭を撫でながら昔の事を思い出した
『分かったわ。貴方の言葉は信用してみるわ。少なくともよく考えたらあの根本が隠してくれると思えないもの』
『のび太君・・・今すぐに寝なさい!』
『はい///私、三上美子は・・・野比のび太さんと付き合います////』
本当に・・・・君にはたくさんの思い出や幸せをくれた・・・こんなダメダメな彼氏の僕を、好きになってくれてありがとう
『I and Yoshiko Mikami, the Nobi extension thickness, oh, eternal love is promised. I'd like to get married to you and build a happy home.(私、三上美子は野比のび太さんと永遠の愛を誓います。そして、あなたと結婚して幸せな家庭を築きたい)』
『When I'd like you, I'd like just not to associate and also to associate now by the marriage premise.(貴方が良ければ、付き合うだけじゃなく結婚前提でこれからも付き合いたい)』
美子さん・・・ごめんね。約束したのに・・・多分、僕は君との大切な約束を守れないと思う
・・・だから・・・
「・・美子さん・・・っ」
僕は寝ている美子さんに優しげな口づけをした。そんな彼女は目が覚めることなく、幸せそうに寝ていた
「本当に・・・ありがとう。・・・・達者でね・・・」
僕は寝ている美子さんを起こさないように透明マントを被り、美子さんの家を出た。そして、外に出た僕は明久が出歩いてるの見たので呼び止めた
「明久〰️。こんな時間に何してるの?」
「あ、のび太!!早退したと聞いていたけど大丈夫なの?」
「あー大丈夫大丈夫!・・・まだしばらくは復帰は厳しいかもね」
「へ?」
「あ、明久。二つお願いあるのだけど・・・いいかな?」
僕はいまここにいる明久には何らかの縁だとおもい、二つお願いした
「?まさか!僕の命を奪うつもりか!?」
「・・・僕をなんだと思ってるのさ?」
「・・・バカで裏の独裁者のび太」
「今すぐに撃ち抜こうか、明久?」
まさか明久にそんなことを思われていたとは泣きたいよ・・・。ってこんなことしてる場合じゃない!!
「明久、1つは・・・いまから渡す物があるから目を閉じてね?絶対に捨てないでよ!」
「なんで?」
「・・・それは君にとっても希望になるものだから」
「へ?」
「明久目を閉じて!!」
「??よくわからないけどわかった」
明久が目を閉じたのを確認した僕は懐からあるものを明久に渡そうとする前にもうひとつの頼みをした
「それともうひとつ・・・あとは頼んだよ」
「へ?(ギュッ)」
さようなら・・・明久。僕は明久にあるものを渡すとすぐに透明マントで気配消した。そんな明久は目を開けるとーー
「あれ・・・のび太がいつの間にかいない!?!?」
僕がいないことにテンパっていた。・・・もう君にしか頼めない・・・頼むね明久。、僕は急いで奴のいる裏山に駆けつけると奴はその場でずっと待ち構えていた
「・・・別れの挨拶でもできたのか?」
「・・・君に答える義務はない。それと僕が何があっても美子さんはお前の特徴をつかんでいるからお前が捕まるのは時間の問題だ」
「時間の問題・・・か。無知はあわれだな」
「何?」
「あの女に催眠仕掛けたとき私はもうひとつ仕掛けた。私の関する記憶の抹消。つまり、今回のこの事すべては彼女には記憶としてはない」
「!」
「よって、あの女が私に催眠でかけられたこともお前を攻撃したことも記憶にはないが、私の足跡は完全に消えたと言うことだ」
美子さんに今回の記憶は残らないと言った・・・?
「へぇ・・・そいつは聞いて安心したよ」
「何?」
「なら遠慮なく・・・お前を全力で打ち倒せる!!」
「・・・愚かな・・・力の差をまだ気づかないとは・・・嘆きたくなる」
「一時的にとけてしまったけど改めて・・・サモン!!それといいこと教えてあげる」
「?」
僕の右腕はまだ痛いし体も痛い・・・けれど、そんなのはどうだっていい・・・
「お前はたしかにとんでもなく強いし、それに僕が勝てる見込みは確かに低い・・・が」
「が・・・なんだ?」
「勝つ希望ってのは諦めなかったら続くものさ。・・・・お前はここで何としてでも止めて見せる・・・例えこの命に変えても!!」
はっきり言って勝てるかと言えばいままでにないくらいこいつはとんでもないけど・・・こいつだけは・・・僕が止める!!!
「「はぁぁぁ!!」」
ーーードゴォォォォン・・・
この日の夜・・・のび太の街では地震のような揺れが起きた・・・
そして・・・・誰も知らないところで戦いの決着がついた事を明久達はまだ知らない・・・
ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いします!!