翌日になり、姉さん達は朝早くに出ていった。ちなみに僕はねえさんがいる以上だらだらしてはいけないと思い、急いで早起きして朝御飯を作ったのはここだけの話だ・・・そんな帰り際に僕は出来杉君にある質問した
「出来杉君」
「ん、なに?」
「出来杉君自身の本当の夢はなに?」
「え?」
僕の質問に出来杉君は一瞬驚いた顔になりこちらをみたので僕は苦笑いしながら疑問に思っていたことをどうしても今日のうちに聞いていきたかった
「いや、姉さんが協力するほどの夢って何だろうって思って・・・はは、答えにくかったら言わなくっていいよ」
「ああ、僕の夢は確かに具体的なことを言わなかったね。僕の夢は・・・そうだね・・『宇宙飛行士になることと国を変えること』ってことかな?」
「国を・・・変える?」
「うん、まずは国を変えたい理由だね。僕は日本人は働きすぎているケースが多いのといつも災害とか何かになると保身に走る人とかみていて、こんなのでは子供達は幸せになれないと思った」
「ふむふむ」
「だから、僕はこれからの子供のためにもまずは国の根本的な考え方を少し変えないと不味いと思うから国を変えたい。ひとつ言えるのは戦とかそんなのははっきり言って僕自身が嫌だよ」
「まぁね」
「そして、誰もが学べる環境をきっちり整えていくことと・・・全員が救われるとは思ってないが、なにもしないよりはまし。それに・・・のび太君の夢のためにも協力するにはね・・・」
出来杉君は真剣な顔で僕自身の瞳を貫くかのようにはっきりと宣言していた。なんか、出来杉君の夢の1つは確かに生半可な気持ちでいってないのはよくわかる
「あとは、僕がもうひとつの夢宇宙飛行士なのは・・・これは野比君の影響なのかな」
「のび太の?」
「うん。宇宙飛行士になって、月にウサギは本当にいるのか徹底的に調べたい。そして、可能ならいつか人類が当たり前に宇宙へいけるようなことになっていきたいかな」
「・・・・いい夢だね。君の夢が叶うことを僕は応援してるよ」
「ありがとう!!野比君達にもよろしく伝えてね」
こうして、僕は姉さんと出来杉君と家で別れたが姉さんは出来杉君に迷惑かけないか心底心配だ。だって、あんな常識ない姉なんだから・・・
さて、まずは僕はーー
「あ、もしもし鉄人?すいません、今日は体調悪いので休ませていただきます」
休む連絡を入れておかないとダメだね・・・・お腹痛いと伝えておこう・・・・
出来杉君達が帰ってから僕は一時間後、つまりもう皆が学校に行ってる時間であろうのを確認してから僕はのび太の家に電話を入れた
♪♪♪
ー・・・・この電話は留守にしています。ご用件の方はーー
「やっぱり連絡が繋がらないか・・・あとは、こっそりとのび太の家にいこう。・・・どうも昨日、いや二日前から胸騒ぎが止まらない」
僕は家を出ていき、ないと思うが鉄人が外で見回りされたときにみられたら補習コースが確定だ!!慎重に回りをみながら歩いていると・・・
「あれ?あれは・・・・」
「・・・・・・・・・・」
「なんでこんなところに?おーい、三上さん」
「っ!?」
僕の声に三上さんは驚いてこちらをみていたが、そんな三上さんは僕をみるなりに慌てていた
「よ、吉井君・・・なんでここに?」
「それはこちらの台詞だよ・・・なんで君は学校を休んでるのさ」
「自分の事を棚にあげるのね・・・。・・・寝れなかったの」
「え?」
「昨日の裏山であれを・・・のび太君の碎けた銃をみてから・・・寝れていないの」
僕はそういった三上さんの顔を見たらあまり顔色も良くなく、本当に寝不足の顔色になっていた。・・・やっぱり、のび太関係で寝れなかったのか・・・
「あのさ、のび太の家に今から行くつもりだけど・・・もしかったらのび太は案外家で寝ていたりするかもしれないからね」
「・・・・」
「僕はいまからいくけど・・・三上さん無理なら本当に無理はしないでゆっくりしなよ・・・」
「いくわ・・・」
「でも・・・」
「いくと決めたらいくの!・・・・もしも私のせいだとしたら・・・」
「それどういうこと・・・?」
僕はいまの三上さんの発言にさすがに聞き流せず思わず聞き返した。三上さんのせいってどういうことさ・・・?
「・・・吉井君、これは本当の話なのだけど・・4日前の午後と3日前の記憶が曖昧なの。いえ、正確には記憶が抜けている感じがするの」
「え・・・・」
「考えたくはないのだけど・・・・のび太君が連絡とれないのもあの銃のも・・・恐らく可能性としては私が・・・・私が・・・のび太君を・・・・・っ」
三上さんは震えながら自分の体を抱き締めて顔を傾いていた。こんな三上さんは初めてだ・・・のび太・・・君はいま何処で何してるのさ・・・大切な恋人をおいて!!
「もしものび太君の家にいくならお願い!!私もついていくわ」
「でも・・・」
「もしかったらのび太君がそこにいるなら杞憂だけど・・・」
「・・・わかった」
三上さんの決意の顔をみた僕はこれ以上止めるのは失礼だと思い、僕は頷いた。こうして僕は三上さんと共にのび太の家に向かっていったがその間の会話はなかったと伝えておこう・・・
〰️野比家の前〰️
僕ははのび太の家の前に着いたのと共に緊張していた。頼む・・・のび太が家にいますように・・・・
ーーピンポーン・・・・
「・・・・・・」
「出ないか・・・・。よし入ってみょう!」
「・・・えぇ。・・・え!?どうやってはいるの!?」
「へ?扉を思いきり蹴れば開くんじゃないかな?」
僕がそういうと三上さんは頭を抱えていた。え?何か可笑しいこと言ってないよね?
「とにかくまずはドアノブを回してみょうと・・・ってあれ?鍵を閉めていない?」
「え?」
僕の言葉に三上さんは驚いていた。のび太が鍵閉め忘れたのかな・・・?いや、のび太のことだから絶対に忘れていたに違いない!!
とりあえずは落ち着いて家のなかに入ったけど・・・
「誰にもいない?」
「(なんでこんなに悪い予感をするんだろ・・)のび太君の部屋にいきましょう・・・」
「う、うん・・・・」
「(コンコン)・・・・・入ってみましょう」
僕らはのび太の部屋の前になると一回ノックをしたが返事はなかった。ますます嫌な予感が・・・・・
そして部屋にはいると・・・・
「「!」」
そこには・・・・・・・
誰もいなかった・・・・・・
その現実が今押し付けられた気がした・・・
ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いします!