僕らはドラえもんにのび太が行方不明になった事とここ二日間で起きた異変を話していた。その間のドラえもんは動揺することなくドン!と構えて聞いていた。話終えた僕らはドラえもんの方を見て聞いていた
「動揺しないんだね・・・」
「・・・いや、正直動揺しているけど、もうのび太くんも高校生。過保護に大騒ぎしては本人に失礼。ノロマで不器用だけど」
「さらっと毒吐いていない!?ねぇ、いまさらっと毒はいていたよね!?」
「あははは・・・」
「で、君たちの話はこうだね?のび太君に関する記憶というよりも美子ちゃん自身がこの二日間での記憶が抜けていると」
「・・・えぇ、私自身なんでこの二日間の記憶がないのかわからないわ」
すると、ドラえもんは腕を組んでいて何か唸っていたかはもしかって、三上さんの記憶を取り戻す方法があるのかな!?
「うぅん・・・・」
「もしかって、三上さんの記憶を取り戻す方法があるの!?」
「えっ!?」
「うーん・・・無いこともないけど・・・でもこれは確証出ると思えないし・・・それに美子ちゃんの事を思うと・・・」
「・・・お願い。ドラえもんさん」
「え・・・よ、美子ちゃん?」
僕の隣の三上さんがいまにも土下座しかねないほど真剣な顔でドラえもんにお願いしていた。そんな、ドラえもんは戸惑っていていたが三上さんはそんなの気にせずに話を続けた
「私のせいでのび太君が何かあったのなら・・・それは私の罪。だからこの真実から目をそらしたくない」
「でも・・・もしも万が一・・・」
「吉井君、心配してくれてありがとう。でもこれは私が起こしてしまった可能性のある話だから目をそらしたくないの・・・いまもどこかで待っている彼をこれ以上待たせたくない」
「・・・わかった!そこまで言うなら僕も覚悟は決める!・・・っとその前に、お手洗いっと」
「「あら(ガクッ)」」
ドラえもんの予想外の言葉に僕らは思わずずっこけたのは悪くないはず・・・。少ししてからドラえもんは部屋に戻ってきた直後にすぐにふすまを開けた
「えーと・・・あったあった。はい、美子ちゃんに明久君はそこに座布団敷いているから座ってね」
「え、えぇ」
「ってかいつの間にお茶を汲んだの!?」
「まぁまぁ、そこに座って待ってねー」
ドラえもんは暖かい目で僕らに穏やかに指示だしてきたのでその指示通りに待って座った。そして、目の前にはどら焼きを置かれた
「こ、これは?」
「これは僕がお気に入りの店でのどら焼き。よかったら食べてね?」
「えぇ、頂くわ。・・・あ、おいしい」
「あ、本当だ!?って何で襖にどら焼きを置いていたの?」
「それは・・・・」
「「それは・・・?」」
「・・・秘密」
「「だぁぁぁ!?!」」
ここまで溜め込んでの秘密はないよ!?秘密は!!そう思ったが僕は本来の用事を思いだしどら焼きを食べながら話を切り込んだ
「そ、そういえばさっき三上さんの記憶を取り戻す方法があるっていったけどそれはどんな道具なの?」
「・・・何種類かはあるよ。ただし、時間はかかるかも知れない。それでもいいの?」
「ドラえもんさん、とりあえずはどんな道具あるのか教えてくれない?」
「えーと、とりあえずタイムテレビ。もうひとつは記憶を読み込んでえーと・・何て言う道具だったかな・・・長いこと使っていない道具だったから忘れている道具なんだ」
「その道具はどういう風に?」
「え?!」
「のび太くんの手がかりをつかめるならもう危険なのでも受け入れるわ・・・」
「いやいや、この道具は危険じゃないよ!?そこまで追い込まないよ!?」
「そうそう!!と、とにかくその道具の名前はあとで早速やってみよう!」
僕がそういうと三上さんはその場に座って僕はドラえもんの後ろに座ってお腹の中のなにかを漁っていた
「美子ちゃんの記憶を読み取ると言いたいけどこれじゃあ本人が思い出せないよね・・・うーん・・あ、これだ!」
「え、これは?」
「【ハツメイカ】~♪」
ドラえもんのポケットから出てきたのはいかにも何かをたくさん取り出していた。そして、ドラえもんはハツメイカに繋がっているマイクに声だしていた
「思い出せない記憶を思い出せる道具がほしい」
ーーがーーがーーピィィィ!!
「あ、紙が出てきた。これみていいの?」
「あ、うん。美子ちゃんも手伝ってね?この万能ドライバーと万能箱とで3人で作り上げるから」
「わかったわ。吉井君、それの名前はなに?」
「名前は・・・【思いだせ棒】?」
「え!?忘れ草とか忘れ棒のあべこべ!?」
?なんだろ?ほんとうに記憶が忘れる記憶道具の名前はなんだろう?
「まぁいいや、とにかく作ろう!」
「「おぉ」」
こうして僕達はその新な秘密道具を作り上げていた。三上さんは僕ら以上に集中して作っていたのだが僕が気がかりなのは・・・その記憶がもし戻ってとんでもない記憶だったら彼女は苦しまないのか・・・
「大丈夫よ」
「三上さん?」
「もう・・・のび太くんを見失いたくない」
その言葉と共に三上さんは決意の目をしていた。そうだ・・・三上さんはのび太の恋人なんだ・・・だからこそ、三上さんを信用しないと!!その彼女の言葉を信じて僕らはその秘密道具を作り上げた・・・
必ず助ける事ができると、なにか手がかりができると!
作り上げること一時間・・・・
それはついに完成した!!
ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いします!