僕ら三人はまずのび太がどんな敵に破れたのかは情報ないので裏山に歩いていた。いくらなんでも三上さんが操られていたとはいえ敵の情報があまりないのは怖いから、そこでドラえもんの力を借りて昨日見つけた洞穴とかへ向かった
「ここから先がクレーターとかなっていたわ・・・」
「そうだね・・・ずっと先の洞窟ではこれが見つかった・・・」
「これは?」
「これはのび太が学校で護身として使っていた銃。あそこら辺で砕かれていた」
「なんで学校に銃があるのかはあえて問わないけど、それが砕かれていたか・・・。うーん・・・美子ちゃんの記憶では操られていた人は男の人か女の人かわかる?」
「ごめんなさい。記憶は確かに戻ったけど・・・そこはわからないわ。一瞬でやられたから・・・」
「どうするの?ドラえもん」
「よし、まずは精霊を聞くか」
「「え?せ、精霊を聞く??」」
僕らの疑問をよそにドラえもんはハート型の食べ物らしいのを取り出していたけどこれはなんだろう?
「【心の土】~」
「これは?」
「ハート形に固まった土の塊型のひみつ道具で勿論ただの土ではなく、これを砕いてばら撒くとその一帯の土地そのものが自らの意思を持つようになるんだ。これは昔のび太君が使っていたんだ」
「「へぇ・・・・」」
「これを回りに砕いてばらまいてくれない?」
ドラえもんが僕にそう指示だすと僕は急いでここら辺の回りを砕いてばら蒔いていた。これで全部ばらまいたけどそのあとどうするのだろう?
「いつもならゆっくりとだけど今回は非常事態だから・・・次は【心よびだし機】!僕の後ろにいてね?」
「「え、ええ(うん)」」
「裏山の精霊よ、呼び掛けに出てきてほしい!」
「「!?」」
僕らはドラえもんの後ろにいて驚いたのはドラえもんの出した機械がだんだんと人の形みたいになってきていた。そして、形となった女性は僕らの方を見てきた
「[・・・・・何年ぶりかしら?青狸さん]」
「僕は狸じゃない!!!久しぶりに呼び掛けた第一声がそれ!?」
「[・・・まぁいいわ。わざわざ私を呼び掛けた理由はわかっているけど聞きます]」
「のび太君がここで何かあったのかを聞きたい!精霊の君ならなにかわかるのではないかな?」
「[そう・・・。その前に後ろにいる小娘に問う・・・]」
「っ!」
山の精霊は形だけのはずなのに何故か物凄い睨んでいるのが僕でもわかるくらい怖かった・・・。そんな怯えてる僕に対して、精霊はお構い無く問いかけてきた
「[貴様は自分のしたことはわかってるのか?小娘]」
「・・・えぇ、謝って許されることではないのはわかっているわ。例え・・・彼が私を嫌っても仕方がなかったくらい私はひどいことをしたのだから」
「三上さん・・・それは・・「[何を寝ぼけたとことをいっている?]」・・・・え?」
三上さんは先程まで精霊の答えの時に顔を下向けていたが精霊はあきれた声で三上さんの答えを遮っていた。そんな三上さんは驚いた顔でそちらを見上げていた
「[よく考えてみなさい。のび太君はそんなこと言う人?彼なら操られていたのだから仕方ないよと受け止めてくれるわ]」
「「確かに・・・」」
「[自分がしたことわかってるのならきちんと彼を助けなさい。・・・私たちを大切にしてくれた彼を助けてほしい]」
「・・・約束するわ。のび太君を必ず助けるわ」
「[・・・・その覚悟あるならもう心配はないね]」
裏山の精霊の問いに三上さんは動揺することなくまっすぐな瞳で目をそらさずに真剣に答えていた。そんな三上さんの答えに裏山の精霊は安心したような口調で答えていた
「さて、美子ちゃん・・・本題はいっていいかな?」
「勿論よ」
「うん。じゃあ、山の精霊よ。ここでなにか起きたか説明してくれない?」
「[・・・あの日の夜・・・彼は一度離脱していた。あなたを逃すためにね]」
「!(そっか、ようやく疑問がとけた・・・。のび太はあのときに遭遇したのは三上さんを逃がすためにあの時間にいたんだ)」
「[私は彼があのまま逃げてほしいと思った。しかし現実は無情・・・彼はたった一人であのとんでもない敵と戦っていた]」
とんでもない・・・敵?
「[彼は必死に対応していた。しかし、相手は無情といえるほど全ての攻撃を弾いていた。・・・信じたくはないが、超能力のような力だった]」
「「「超能力!?!!」」」
「[えぇ、そんな敵にのび太君は・・・手も足も出ず敗北した]」
「あののび太が・・・何も出来ないなんて・・・!のび太と言えば銃で対応できたのになんでしなかった・・・」
「[・・・・しなかったのではない・・・出来なかった。彼はもうすでに満身創痍だったからこそできる限りの事戦った結果があのクレーター]」
「・・・・」
「[あの日あなたたちが裏山へ来たときにロボットに攻撃されたでしょ?あれは完全に隠蔽するためよ。世間にも貴方たちにも・・・ね]」
それであのときロボット攻撃してきたのか・・・。すると、裏山の精霊が消え始めていた
「[もう限界か・・]」
「あの!!もっと手がかりほしいのだけど・・ヒントか何かない?」
「[・・・あるのはあるが・・・]」
「ならおしえて!!友達のピンチなんだ!」
「吉井君・・・私もお願いするわ!必ず彼を助けたい・・・いえ、助けに行くの!」
「僕からもお願いする!」
「[ならば、私から言えるのは一つ・・・そいつは恐らく復讐者と私は考える。それともうひとつ伝える。かっての友を頼って探し出せ・・・あとは頼むね・・・]」
それをいいきるなり、裏山の精霊が消滅した。僕らは託されたものが大きい・・・・
ここまで読んでいただきありがとうございます!実は来週の日曜日からは暫く休載とろうと考えています。またいつもの一休み期間ですが、今回は長くなる可能性も・・・
必ず続きは書くので今週の土曜日までよろしくお願いします!