バカとのび太の召喚獣   作:絆と愛に飢えるシリアス

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敗北と涙

明久side

夢を見ていた・・・・。それは僕の記憶にはない何かの光景・・・・・

 

『『・・・・』』

 

あれは・・・・のび太?なんかスゴい怪我を負っているし、それに近くにいるのは・・・誰だ?

 

二人はお互いに視線をそらすことなく感じるはずのない風が感じ取れた

 

そして・・・

 

二人は銃を引き抜いた

 

 

ーーーパァン!!!!

 

 

そこで僕の視界は真っ白になった

 

 

「はっ!?はぁはぁ・・・・」

 

 

僕はその音ともに目を覚ました

 

「何だったんだろう・・・あの夢は・・・いっっ・・・!ここは・・・?」

 

僕は目を覚まして自身の体とその回りを見た。僕の記憶が間違いではなければこの場所は・・・・

 

「起きたか?明久・・・」

 

「っ、雄二!・・・っちょっと待って?雄二は何で今そんな状況?」

 

「知るか・・・・。朝起きたら手首足首縛られて目を覚ました俺の恐怖・・・味わってみるか?」

 

「・・・ごめん遠慮する」

 

僕のとなりには何故か縛られている雄二にドン引きしていたが、どうやら雄二は目を覚ましたらこんな状態だったみたい

 

「・・・夫を見張るのも妻の役目」

 

「そんな役目あってたまるか!?って・・・翔子!?!いつの間に!?!」

 

「・・・気配を隠すのは得意」

 

いつの間にか霧島さんが雄二のとなりに座っていた。そんな霧島さんの行動に雄二は心底驚いた声をあげていた

 

・・・・なんか久々にその光景を見た・・・

 

「って、そうだ!!ここって・・」

 

「のび太君の家よ。吉井くん」

 

「三上さん・・・それにジャイアンにドラえもん?」

 

僕の疑問の前に先答えてくれたのはのび太の恋人でもある三上さんが答えてくれた。その後ろにはどこか疲れているジャイアンとドラえもんがいた

 

「よぅ・・・二人とも目覚めたみたいだな」

 

「あ、うん・・」

 

「とりあえず、二人が起きた事は把握したよ・・・瑞希ちゃんと美波ちゃんが起きたこともね・・・」

 

姫路さんと美波の・・・それを言われた瞬間僕は昨日の事をはっきりと思い出して慌てておき上がった

 

「そうだ!!二人が・・・二人が浚われたんだ!!いつっ!」

 

「落ち着きなよ。君の傷は重傷ではないにしてもそれなりにダメージが受けているのだから」

 

「でも!!」

 

「落ち着け。今は慌てててもすぐに手がかりがある訳じゃねぇんだから・・」

 

苦々しく呟くジャイアンにそういわれた僕は渋々と騒ぐのやめた。どうやら僕ら以外に最悪な情報が入ったのか・・・?

 

「ムツッリーニから情報をもらって俺達は急いで駆けつけたときにはお前と坂本が倒れていた。そして・・スネ夫なんだが・・・」

 

「・・・俺たちを逃がしてくれたあいつは捕まっていないのか?」

 

「あぁ幸いにもな・・・。無事とはいえないがな」

 

「え・・・?」

 

「スネ夫君は全身打撲でまだ目が覚めていない。そばに真理亜さん達三姉妹がスネ夫君を看護してくれてる」

 

スネ夫がそこまでそこまでボロボロになっていたんだなんて・・・。回りが状況を説明してくれて僕らは沈黙が走るなか三上さんが口を開いた

 

「とにかく二人とも今は休みなさい。今後の方針としては二人の回復次第に瑞希と美波を助けるのを優先よ」

 

「え・・・でも三上さんはのび太を・・・」

 

「・・・えぇ。本音を言えばのび太くんのことも心配だけど・・・・」

 

三上さんは辛そうに顔を伏せていたが、次には凛とした顔で僕らの方に見据えていた

 

「私の大切な友達を浚った人達を先に倒しておきたい。・・・もしかったらそこにのび太くんがいるかもしれないから・・・・」

 

「・・・そこにのび太が可能性は低いぞ?」

 

「わかってるわ。けれど・・・けれど、もしかったらのび太君も捕まっている可能性は否定できないでしょ?」

 

「「「「・・・・・」」」」

 

確かにのび太が捕まっている可能性は捨てきれない。それに・・・・姫路さんと美波がなにもされていない可能性は低いから早く助けにいかないと・・・

 

「なら決まりだね。僕らの次の方針は・・・ね」

 

ドラえもんが優しい顔で三上さんの方を見てから僕らに聞こえるように話しかけた。勿論、僕らの方針は・・・

 

「瑞希ちゃんと美波ちゃんを助けにいくのと共にのび太君もその場にいたら助けるでいいね?」

 

「あぁ、のび太と明久にとってのお姫様方を助けにいかないとな」

 

「っちょ////?!」

 

「あぁ、確かにな。なら早く回復しろよ?姫路と島田の王子様」

 

「そうね」

 

「・・・うん、吉井なら納得」

 

「そうじゃのう」

 

「・・・(ビシッ)」

 

ジャイアンの言葉にみんなが意地悪そうな顔で僕をいじってきた。

 

・・・・ん?

 

「っちょっとまって!?いつの間に秀吉とムツッリーニいたの!?」

 

「「・・・・初めから」」

 

「それ影薄いとかならない!?いやそれともうまいこと気配隠していた!?」

 

僕の突っ込みに二人はなにもなかったかのようにふるまっていた。可笑しいな・・こう言うツッコミ役はのび太のはずだけど・・・

 

「とりあえずはお前らは休め。俺は今から少し別部屋にいく」

 

「別の部屋?」

 

「あぁ。あ、ドラえもん達はここで見張っといてくれ」

 

「うん。一応大丈夫だと思うけどね」

 

ジャイアンがドラえもんにそういうと、ドラえもんは小さくうなずいていた。今からいくところを考えられるのはひょっとして・・・

 

僕はジャイアンに聞こうと思って顔をあげるとジャイアンは既にいなかった

 

 

 

 

ジャイアンside

俺は明久達が寝ている部屋からでていき、ひとりになったあと俺はある部屋に向かった

 

ーーコンコン

 

俺はその部屋の前に立ちノックをした。すると中にいる人物から「入って良い」と言われたので俺は中に入った

 

「・・・・あいつの状態はどうなんだ?・・・・真理亜」

 

俺は大切な婚約者の真理亜さんに質問をした。その質問に真理亜さんは小さく横に降った

 

「ダメですわ。まだ目覚めそうにありません」

 

「・・・・・そう・・・か・・・里緒菜は?」

 

「・・・スネ夫さんの側でずっと離れずにいます。冬花が時々様子を見てくれてるので今のところは里緒菜が倒れる心配はありません」

 

「・・・・」

 

俺は真理亜さんのその言葉を聞き悔しそうに顔を地面の方に傾けた

 

「悪い予感は正直あった・・・・。こうなる前に無理矢理俺が代わりにいけばよかったのに・・・・」

 

「いいえ、それはだれの責任でもありません」

 

「真理亜・・・・」

 

「悔しいのは私も同じですが・・・今は私達はすべき事はスネ夫さんが目を覚ましたあとのことも考えないといけません。あなた達の大切な親友ののび太君も・・・探さないといけないのですから」

 

「・・・・それでも俺は・・・」

 

「・・・・武、あなたいつ寝た?」

 

真理亜さんが突然怒った顔で俺の顔を見てから機嫌悪くいった

 

「あっ、き、きちんと昨日寝たぞ!?」

 

「嘘ですね。目の熊が隠しきれていないわよ」

 

「なに!?しまった・・・」

 

「やっぱり寝れていないではないですか!?」

 

はっ!?ついうっかり言葉をだしてしまった!?そう思いながら俺は真理亜さんの方に振り向くと・・・・

 

「武君・・・そこに寝転びなさい」

 

「いやあの・・・「寝転びなさい」・・・はい・・・」

 

俺は怒気の含まれた発言をした真理亜さんに逆らえずに横になると・・・

 

頭が軽くなった

 

・・・ん?

 

「・・・・・・真理亜さん?」

 

「今ぐらいしっかりなさい・・・・」

 

「そのこれは膝枕・・「寝なさい」あ、はい」

 

俺の質問に答えることなく遮られあ俺は大人しく目つぶることにした

 

・・・・真理亜さんが子守唄を歌ってくれてすぐに寝れたのはここだけの話だ・・・




ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いします!!
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