ムッツリーニside
正直、油断した・・・。ドラえもんのくれた道具で我が秘宝レベル・・・クラスの仲間を助けるために動いていた。最初は問題なく進んでいたが、まさか敵が身近に潜んでいると思わず攻撃を食らった
「しかしどうしてわかったのじゃ?」
「・・・完全に透明だったはず」
「そんなの誰でもわかる・・・」
「「(喋った!?しかし・・・)」」
こちらの疑問に向こうは呆れたようにしゃべっていた。しかし、この声・・・どこかで聞いたことがある気がする・・
「何故誰でもわかるのじゃ?」
「・・・そこの男が鼻血を出していたからだ」
「・・・・(スー)」
「・・・・・・なんと・・・・」
・・・・・しまった。先ほどのジャイアンの婚約者のスタイルがあまりにも良かったし、写真を撮ることを想像したら血が出たのか
「はぁ・・・少し待つから早く血を止めろ。やる気が失せるから」
「すまぬ。なんか本当にすまぬ」
敵に止血をするのを待ってもらうとは・・・敵ながら律儀なやつだ・・・
「(キュツキュツ)・・・待たせたな」
「そんなに待ってない。・・・貴様らはここで侵入してきたのだな?あいにくく貴様らのお姫様を助けに行く余裕は・・・与えない」
「(消えっ・・・!)」
「ぬぅっ!?」
ーードガシャーーン
俺のとなりにいたはずの秀吉がいつの間にか壁の方まで吹っ飛ばされていた。俺はその光景に固まり動けなかった・・・
しかし、それがいけなかった・・・
敵はそんなので待ってくれないから
「・・・・フッ!」
「・・・ぐっ!?」
一瞬ヤバイと思ったこっちはクナイを構えたが、その前に相手の攻撃がこちらに当たり思わず苦痛な声をあげてしまった
「危ないのじゃ、ムッツリーニ!ぬりぁ!」
「!」
横から秀吉が槍を思いきり振るうとフード姿の男は少しだけ回避行動をとっていた。時間は作ってくれた!
「・・・(出し惜しみはなしだ)加速!」
「むっ!(ムッツリーニがあれをすると言うことは・・・・事前にたてていた作戦を行うのじゃな!!)」
「・・・・・」
俺はやつの回りを全速力で引っ掻き回してると奴は動かずに警戒していた。そして、回りが見えないくらい風を引き起こした俺は・・・
「(取った!)」
やつの背後に走り込みクナイを向けて刺そうとするとーー
「ぐっ!」
俺の手首をつかんで勢いよく投げてきた。思わずダメージを受けた俺は苦痛の声をあげた
「・・・・この程度で討ち取れるとでも?」
「・・・いや、俺は囮だ」
「!」
「もらったのじゃあ!!」
俺は倒れながらやつの言葉に反論をすると共に秀吉が槍をやつに向けて攻撃していた。流石にかわせないはず!
だが現実はーー
「ガハッ・・・・!?」
「・・・・何・・・!?」
俺たちの作戦は無情にもやつには通用することなく・・・一瞬、俺達は何をされたのか分からないが・・・これだけは言える・・
「・・・この程度か。あまりにもあっけなくつまらない・・・・」
俺達は奴によって・・・倒されたのだと・・そして負けたということを・・・。すまない・・明久、皆。俺達の女神を取り返すことが・・・・出来そうにない・・・
明久side
僕達は急いで先の続く道を走っていると何か声が聞こえたので僕は思わず足を止めた
「今の声・・・・」
「おい、明久。なに急にとまっている?」
「あ、ごめんごめん!」
雄二の声に僕は気を取り直して、急いで皆のいるところに駆けつけた。きっと気のせいなはず・・・
「扉がある・・・」
「敵が潜んでいる可能性があるから皆よく警戒してね!」
「わかってる。真理亜、大丈夫か?」
「えぇ。いきましょう」
「・・・いくぞ」
ジャイアンが皆の状態を確認をしてくれて問題がないとわかると扉にてをかけていた。そしてーー
「「「「「「「「「!?」」」」」」」」」
そこには・・・・・
「「・・・・」」
ぐったりとして倒れていた姫路さんと美波がいた
え・・・どういうこと・・・?
僕はそんな気持ちで目の前の光景に愕然としていた・・・
ここまで読んでいただきありがとうございます!次回も宜しくお願いします