バカとのび太の召喚獣   作:絆と愛に飢えるシリアス

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選手交代

ジャイアンside

俺は今、明久を庇いながら目の前の敵を睨んでいた。本音を言えば、手を出すつもりはなかったが・・・

 

「お前は下がってろ。明久」

 

「でも!!」

 

「お前があいつに怒っている理由は理解できてるし、許せないのもわかっているが・・・今のただ怒ったお前では勝てないだろ。それは今ので分かった筈だ」

 

「・・・・っ」

 

「・・・・ッチ(グググ)」

 

俺は明久に今の戦い方では勝てないと指摘すると明久は悔しそうに歯ぎしりしていた。悔しいのもわかるし、苦しいのもわかっているが・・・今のお前は頭を冷やす必要がある

 

「少しの間だけ選手交替でいいか?頭冷やす時間を与えるからここは任せろ」

 

「・・・気をつけて。そいつは強いから」

 

「おう、まかせろ!寧ろ漸く歯応えのある敵が出て・・・・血が騒ぐんだよ!!」

 

俺の左手は奴の手首を掴んでいたので、空いてる右手で顔を思いきり殴ろうとすると、赤いフード姿のそいつは空いてる片手で防いでいた

 

「へへへ・・・やるじゃねぇか・・・」

 

「っっ・・・・」

 

「そんな寡黙なキャラなんかよ。赤いフード野郎!!」

 

「!?」

 

俺は更に体全体に力を入れると、赤いフード姿は驚いたのか息を飲む感じがあった。当然、それを逃す俺ではなく足払い仕掛けると、奴はよろけた

 

「っ!ふっ!!」

 

しかし、奴は右手で地面を支えて横の体勢になりながらも左足で俺の体をめがけて攻撃してきた

 

「うぉ!!(あんな無茶な体勢で攻撃するとは驚いたぞ!)」

 

「・・・・ぶっ飛べ」

 

「(赤いフード野郎の力が強まった?!)っが!!」

 

俺はやつの攻撃に耐えきれず、地面に思いきりたおれてバウンドを繰り返していた。そんな光景に明久たちの声が聞こえた

 

「ジャイアンさん!?」

 

「ジャイアン!?」

 

「あの剛田君を吹っ飛ばすなんて・・・?!」

 

「・・・・今のは・・・向こうの蹴る速度が速かった?」

 

「今の攻撃は分からないけど・・・正直、あの赤いフード姿の人の正体は私は分からない」

 

「いてて・・・・大丈夫だ」

 

俺はゆっくりと立ち上がりながら砂ぼこりを叩いて相手を見た。たしかに、今の攻撃速度は異常に速かったが・・・・二度目はない!

 

「こい・・・剛田武スペシャル武器第2version槍」

 

「まったまった!!?槍!?この間はバットだったのにいつの間に変更をしていたのさ!?」

 

「なに、今回は・・・槍で相手をギタギタにしたい気分でな。ドラえもんに頼んで少し改造したんだよ」

 

「なんで改造したのですか?」

 

「いやー、なんていうかほら、バットをもって攻撃したら色々と真似する危険があるから敢えて槍に代えた」

 

「誰が真似をするのかしら・・・・?」

 

「さぁ?主に吉井明久ならやりそうだから」

 

「僕そんなことしないよ!?」

 

「・・・・・・・待っているのだが、まだか?」

 

「「「「「「敵が意外にも律儀に待っていてくれていた!?」」」」」」

 

「おう、悪い悪い。そろそろはじめようか」

 

明久達が戦いの中、敵が待っていてくれていたことに驚き、俺は軽くお詫びした。しかし、俺たちが会話を繰り広げているなか攻撃はしないで敵も律儀に待つとかこいつは武士かよ・・・

 

「・・・・(スッ)」

 

「あぁ、そういや明久の木刀は取られていたんだったな・・・・。まぁいい・・・倒して取り戻せばいいだけだ」

 

奴は腰を低く下ろし居合い切りのような構えをとり、俺は槍を水平に構えながら敵を睨んでいた

 

「「・・・・・・・」」

 

お互いにその場にとどまりながら相手を睨んでいた。お互いに一つ一つの動作に警戒しながらゆっくりと息を整えていたが・・・・こいつはかなりの強敵なのは俺でもわかる・・・・

 

「「・・・・」」

 

「ハッ・・・・」

 

「「・・・・っ・・・」」

 

「ハーーークション!!!」

 

「「!!!」」

 

明久のくしゃみと同時に俺と赤いフード姿・・・えぇい!フード姿の敵とかの呼び方とかめんどくさいから赤いフードとでもいおう!

 

ーーフォォォン!!

 

赤いフードと俺の武器が衝突すると辺りに爆風が飛び散った。こいつの力は衝突して分かったが・・・・

 

「(俺よりも力がない!)なら、こいつはどうやってムッツリーニたちを・・・?!」

 

「・・・ぁぁ!!」

 

「考えさせる時間は与えないと言うことかよ!テリァ!」

 

俺の槍と奴の木刀は何度も何度も交差していた。俺の攻撃と奴の攻撃で力は俺の方が上だがそれでも互いに決定的な攻撃は当たらなかった

 

やつが俺の腹を刺そうとすると、俺は肘と腕で防ぎ、俺の槍を奴の体に刺そうとすると奴は巧みによけた

 

「・・・ぁぁぉぁ!!」

 

「空中へとこの俺に飛んで攻撃とは嘗める・・・なぁ!!っら!!」

 

「!?」

 

「からの・・・はぁぁぁぁ!」

 

「っが!!」

 

赤いフードが飛んで俺に木刀で振り下ろして攻撃したが、俺は冷静に攻撃していない槍で弾くと奴は少し驚いていた。そして、空中で浮かんでいる赤いフードに対して俺は回し蹴りをすると奴は近くの壁に吹っ飛ばされた

 

「くらえ!!」

 

俺は更に追撃するように槍を投げると奴は慌てて横に飛んでいた。そこは計算通りなんだよ!

 

「なっ!?」

 

「そのフード姿の正体そろそろ見せろ!!うらぁ!!」

 

「っがは・・・」

 

俺のアッパー攻撃に奴はまともに受けてフードが取れた

 

「っ!己・・・!」

 

「・・・なっ!?お前は・・・」

 

その赤いフード姿はフードがとれてその正体が丸わかりに顔が見えていたが、俺はおもわず驚き攻撃の追加をやめた

 

「フゥフゥ・・・貴様・・・この俺の姿を見たな・・・!」

 

 

 

俺はそいつの正体を知っている・・・

 

 

いや・・・今・・・

 

 

そいつの正体が明らかになり俺は・・・・

 

 

 

 

「おいこら・・・・・・お前は・・・何でそんなところにいるんだよ・・・・?どういうことか・・・説明しろよ・・・・のび太ぁぁぁ!!!!」

 

俺の怒りの声に奴は冷たい目で俺たちを見ていた・・・。そして、後ろには口を手で押さえて涙こぼしているものもいた・・・

 

お前は・・・本当に・・・のび太なのか・・・?




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