バカとのび太の召喚獣   作:絆と愛に飢えるシリアス

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明久side

僕達はのび太の意思を受け継いで、この事件の黒幕・・・そして、大きな亀裂を走らせたやつがいると思われる場所へと走っていたのだけど・・・

 

「・・・・・」

 

「・・・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・」

 

さっきから無言に前へ走りながらも、明らかに落ち込んでいますというオーラを出しながら走っていた。うん・・・確かにせっかくのび太の正気を取り戻したのに、また別れることになるのは辛いよね・・・?そりゃあ。僕も辛いけど・・・辛いけど!!

 

「あぁ!!もう!!何落ち込んでるのさ!!ジャイアンにドラえもんに三上さん!!」

 

あまりにもこうずっと引き摺られたらたまったもんじゃないよ!!それに、少なくとも他のメンバーも顔には出さないけど三上さんたちも同じ状態じゃないか!

 

「あのな明久・・・今のこいつらはーー」

 

「確かに・・皆の気持ちはわかるけどそんなの考えるだけ無駄だよ!」

 

「無駄・・・?なぜそう思うのですか、明久君」

 

「皆もよく考えてほしいよ。あののび太だよ?さっきの闘いでもそうだけど、のび太はそう簡単に倒れなかったでしょ?」

 

「確かにそうですが・・・・留瑠璃さん?」

 

「ん?ーーぐふぇ!?」

 

「今のあなたが言いたくなる気持ちもわかるけどもう少し言葉考えて喋るべきだと私は思いますけど・・・?」

 

留瑠璃さんがあきれた声を出しながら、僕の頭を思い切りはたいたのだ。あまりにもいい攻撃だから物凄く痛い・・・

 

「全く・・・美子達もいつまでも落ち込まないの。・・・そんなに彼のことが信用できないの?」

 

「違っ・・・!」

 

「確かにあなたが彼を心配する気持ちはわかるわ。けれど・・・彼はどういう思いで貴方達を逃したと思う?」

 

「「「あ・・・!」」」

 

三上さん達は留瑠璃さんの言葉に何か気づいたように顔を見上げて、やがて先ほど落ち込んでいたときよりもスッキリした顔になり三上さんが口を開いた

 

「確かにのび太君は・・・決死な思いで私たちを逃してくれた・・・なら!!私はのび太くんのためにも立ち上がらないと・・・彼に失礼だわ!!」

 

「だな!のび太の意思をついで、あいつの仇を討つ!」

 

「いや、ジャイアン。のび太くんは生きているよ」

 

「皆さん・・。今、彼はいませんが、前を進むことだけをしっかりしましょう。今の彼は・・・必ずこちらに来てくれます」

 

留瑠璃さんが三上さん達に激励するかのように回りを見て話していた。そして、三上さん達も覚悟を決めて前を向くことを決断をした

 

「「「「「「(必ず敵を倒す!)」」」」」」

 

「皆!敵はもう少しでそこだよ!!準備はいい?」

 

「恐らく次の敵は最後の敵・・・覚悟はできてる?」

 

ドラえもんや留瑠璃が私達に声をかけていた。いよいよ、僕らは・・・ついに全ての悲劇の敵との闘いをまもなく迎えるのね・・・

 

「僕はバッチリだよ!!」

 

「俺もだ」

 

「僕もルナもバッチリだよ!!」

 

「えぇ!」

 

「腕がなるのぅ」

 

「・・・・本気を見せる」

 

「瑞希、私たちの心を弄んだ敵を叩きのめましよう!」

 

「はい!!」

 

僕を初めとするFクラスの皆は気合いを入れていた。そして、今回協力してくれたルナさんとルカ君も頼もしい雰囲気だった

 

「僕らで全てを終わらそう!!この悲しい全ての闘いを!!そして・・・必ず倒そう!!」

 

「「「「「おーー!!!」」」」」

 

僕達は近づいてきた最後の扉をゆっくりと慎重に開けた。もしかったら、敵がそこにいるかもしれないのだからーー

 

 

だが・・・

 

「だれもいない?」

 

「「きゃっ!?!」」

 

「っ!?三上さん!?真理亜さん!?」

 

僕らは後ろを振り向くと、真理亜さんと三上さんが何者かに体を押さえられていた。それを見たジャイアン達が駆け寄ろうとしたら、さらに別の悲鳴が聞こえた

 

「「!?」」

 

「う・・動けない・・・!」

 

「・・・不覚・・・!」

 

「ぬぅ!?わしもじゃと!?」

 

「私も敵と見なされたのね・・」

 

「姫路さん!美波!ルナさん!霧島さん!そして、秀吉!?留瑠璃さん!?」

 

「な!?まだ別の敵がいたのか!?」

 

「女性陣全員が人質!?」

 

三上さん達がいつの間にかいた敵に取り押さえられて、抵抗を試みるもーー

 

「っ!!」

 

向こうの方が力強いのかふりほどけなかった。それを見かねたルカさんが超能力で取りほどこうとしたら、赤い光がルカさんに直撃した

 

「っ!?!こ・・・これは・・!」

 

「ルカ!?きゃっっ!?」

 

ルカさんが直撃した光に苦しんでいて、ルナさんも同様に苦しんでいた。それをみたドラえもんが

 

「これはーー!?」

 

「ドラえもん、今の心当たりあるのか!?」

 

「大まかに言えば、昔ルカ達が超能力が出せずに苦しんだ攻撃だよ!!なんでそれが!?」

 

「三上さん!」

 

僕は囚われた三上さんを呼びけた。のび太に託されて三上さんも守らないといけないのに!!

 

「まさか・・・敵がまだこんなにいるなんて思わず捕まるなんて・・・完全に私も油断していたわ・・・ごめんなさい!」

 

「くっ!(今の三上さん達は取り押さえられていて、僕らが下手に動けば・・・三上さん達は被害を受ける!)」

 

僕らは助けようにも女性陣が全員人質にとられて僕らは下手に動けなかった

 

ーーふはははは。まさかここまで計画通りにいくとはな!!

 

「「「「「!」」」」」

 

僕らは声をした方向に見ると、3人の人物がこちらに歩いてきた。フードを被っていて相手はわからないけど、正直嘘でしょ!?といいたい

 

「まだ敵がいたのか!?」

 

「ふはははは。君たちはよくここまでたどり着けたな。おーと、今下手に攻撃をすれば君達の共にいる女性陣が何されるのかわからないが良いのかな?」

 

「「「くっ!」」」

 

ジャイアンとムッツリーニとドラえもんが先制攻撃を出そうとしていたが、女性陣を人質に取られては攻撃できない!!

 

「ふふふ、ここまで計画通りにいくとは」

 

「ククク・・・」

 

「・・・・・」

 

僕達が攻撃できないとわかると彼らは優越感浸りながら僕らを嘲笑っていた。それを見た僕は激怒して声をあげた

 

「そんなに嘲笑っている君達はそんな卑怯なことしかできないのか!!よほど臆病者と見る!」

 

「「なに?」」

 

僕の言葉に二人のフードを被っていていた人物が睨んでいた。そして、一人の男が指をぱちんとならすとーー

 

「「「「「っきゃぁぁあ!!」」」」」

 

「「っ!!」」

 

その指が鳴らされたタイミングと当時に姫路さん達が悲鳴をあげていた。そして、僕らは振り向くとー

 

「ぅ・・・」

 

三上さん達を始め女性陣がぐったりしていた。それをみて僕は再びそちらを振り向くと冷たい言葉が聞こえた

 

「・・・今のは軽く気絶してもらったが、命握っていることも忘れるな・・・」

 

「お前っ!」

 

「彼女達のことを思うなら手をあげろ。その意味はわかるな?」

 

「っ・・・!」

 

僕は姫路さん達の方を振り向くと、苦しそうに抵抗できないように押さえられていた。それを見て、僕らは・・・

 

「「「「「・・・!」」」」」

 

全員が抵抗するのをあきらめて、手を上げた。どうやら、今回の敵はかなりの姑息なんだね・・・

 

ごめん、のび太・・・僕らでけりをつけれなかった・・

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫side

明久達が未来に向かってからそれなりの時間がたっていた。現代に残っていたのは僕と冬花ちゃんと里緒菜ちゃんだけだった

 

「はい。もうこれで包帯はおしまいよ」

 

「軽く曲げてみてください」

 

里緒菜ちゃんが僕の包帯を取ってくれて、冬花ちゃんが指示を出していたので僕はそれに従い軽く腕を曲げると痛みはなく、体全体に痛みは走らなかった

 

「大丈夫だよ。ありがとう」

 

「よかった・・・・。ね、里緒菜お姉ちゃん」

 

「えぇ・・・・(あんな傷だらけのスネ夫さんはもうみたくない・・・なんて口に出せば恥ずかしいわね)」

 

「二人とも本当にありがとう。それよりも、のび太は一体何処にいるんだろ・・・」

 

僕がボソッと言うと、何処からかその声が聞こえた

 

「お兄様に何かありましたのですか!!?」

 

「・・・・・っちょっと待って?なんで君がそこにいるの・・・・?」

 

僕は現れた人物に驚きながらもあきれた声で指摘した。はぁ、本当にどうしてここにいるのか疑問にしかつきないけど・・・とりあえずは・・・

 

「別の意味で胃が痛い・・・助けて、ドラえもん」

 

誰でもいいから今のこの状況を助けて・・・

 




ここまで読んでいただきありがとうございます。
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