バカとのび太の召喚獣   作:絆と愛に飢えるシリアス

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けじめ

僕は冷や汗をかきながら目の前のミュータントの分析をしていた

 

「細胞ひとつも残さないで倒さないと無理か」

 

「そのようだな」

 

「やれやれ、明久以上に頑丈だな」

 

「それは雄二も言えることだよ!?いたたたっ・・」

 

僕のそばにはジャイアンと雄二がいて、その後ろでは先ほどの腰が強打したのか痛みに苦しみながら起き上がった明久もいた

 

「皆帰ってきたのね!!」

 

「アキ!」

 

「明久君!」

 

「武!」

 

「・・・・・・」

 

それぞれの大切な人の呼ぶ声が聞こえたが、僕の大切な人の美子さんは無言だった。当然だろう・・・勝手に消えて勝手に現れて勝手に・・・・死にかけていたのだから

 

「(別れられたらきっと僕はもう誰にも会わない旅に出るかもね・・・)ドラえもん!キャッシュは捕まえたが、ミュータントはまだ生きてる!」

 

「わかってる、ドラミ!」

 

「えぇ!」

 

「く、くそ・・・なんとしてでも逃げて見せる・・・!」

 

「「そうはさせない!悪事をおかして脱走したキャッシュに天罰を!」」

 

「あぎゃぁぁぁだぉぁぉ!?!!」

 

ドラミちゃんとドラえもんが密かに逃げようとしていたキャッシュに宣言すると雷が堕ちて、叫んでいた

 

「超能力?」

 

「いいえ、なにか手元を持っているけど・・あれはなにですか?」

 

「ガガガ・・・」

 

「ルカとルナちゃんの疑問に答えよう。これは、【十戒石板】といって、人がしてはいけないことを定める石板。これに戒めを彫りつけると、それを破った人に雷が落ちるようになる」

 

「え?それ死なない?」

 

「留瑠璃さんの疑問はもっともよ。ただね、これは自然の雷とは違って、対象者の頭上近くから発生するため屋内にも落ちる。また、打たれても傷は負わずに、しばらく気絶するにとどまるから大丈夫よ」

 

「なんか未来道具はなんでもありなのね・・・」

 

「さて、のび太君達!キャッシュの脱走の心配はもうない!あとはミュータントを倒すだけだ!!」

 

「「「おう!」」」

 

僕らはその言葉を聞いてもうあとは目の前のミュータントに集中して倒せばいいだけの話だ

 

「よし!!あとはあのミュータントだけならも勝てるぞ!」

 

「チョウシニノルナ!!貴様ラ人間ごときがカテルトデモ!?」

 

「お前はすでに死に体に近く限界の筈だ。もうこれ以上は降参することを勧めるよ」

 

「明久・・・・それは言わない方がいいぞ」

 

「へ?なんで?」

 

「あのプライドを考えたら降参はあり得ない。ってか、あり得ないだけですまないな」

 

「あぁそうだったね」

 

「・・・」

 

ミュータントの言葉に明久がつよきにそう伝えると、雄二が呆れながら指摘してきた。それを言われた明久はたしかにそうだと頷いていた

 

「ドコマデモ・・・我を愚行スルノカ!!!!」

 

「(予備動作なしの衝撃波!?)」

 

「「「あ、やばい?!」」」

 

僕は警戒しながらも痛む体に動けなかったのと、ジャイアン達は痛むのだけではなく、疲労感も出ていたせいで動く反応が遅れていた。これは不味いと思った僕らだったが・・・

 

「ひらりマント!!!」

 

「ナニ!!!?」

 

動けない僕らの前に立ち、ミュータントの攻撃を防いだのは・・・・

 

「・・・・美子・・・さん?」

 

「・・・・・・・」

 

「邪魔シオッテ!!!」

 

「覚悟をするのはあなたよ・・・・・」

 

「!」

 

「行きなさい・・・美波、瑞希!!」

 

「「覚悟をしなさい!ミュータント!ドカーーーン!!」」

 

「!!!!!」

 

姫路達の空気砲の攻撃がミュータントに貫通するとミュータントは苦しむ声が聞こえた。どうやら僕らの知らない裏で作戦を組んでいたみたいだ

 

「・・・!?」

 

「オノレ・・・・オノレェェェェ!!!!」

 

ミュータントは怒りまみれになりながら己の手をナニかに集めると黒い球体になり攻撃する体制になっていた

 

・・・・明久たちも満身創痍。防ぐのも回避するのも限界か・・・

 

「ここまでか・・・・」

 

「のび太?」

 

僕はゆっくりと立ち上がり、まだ動く片手で銃を持ち歩きながら目の前の敵を見据えて構えていた

 

「腕も体もとっくに限界だけど・・・・今は僕自身の最後の力を出しきる事だ・・・・」

 

「のび太・・まさか・・・」

 

「けじめをつけさせてくれ・・・・ふん!!」

 

僕は気合いをいれると共に僕の回りに風が吹き荒れて、銃を構え直した。・・・本当に限界を越えるために

 

「うわっ!?・・・・!?」

 

「・・・・!?」

 

「(受け止めるのは不可能。ならば狙いは必中!)」

 

「キエロォォォォ!」

 

「消えるのはお前だ・・・ミュータント!!撃ち抜け!砕け!これが僕自身の最後の技!!ジャンボット・ガン!!!!!」

 

僕とミュータントの最大の攻撃がぶつかり合い、当たりに衝撃が走っていた。後ろにいる明久も吹っ飛ばされる声が聞こえたけど、それはあとで!!

 

「(押され負けしてる!?やはり片腕では限界か!!!!)くっ!!!」

 

「アハハハ!サスガノ貴様も最早体はゲンカイカ!!」

 

「ぐぐ!くそ・・・悔しいけどあいつの言うとおりだ・・・」

 

「・・・・・・何で、弱気になってるの?」

 

「え・・・」

 

「しっかりしなさい!私が惚れた男はそんなに心は弱くないでしょ!!!」

 

「美子さん・・・」

 

「そうね。美子の彼氏なのだからしっかりしなさい!!」

 

「留瑠璃・・・」

 

「あなたは誰よりも優しく強いのよ・・・負けてはいけないよ!のび太さん!」

 

「静香ちゃん・・・」

 

ミュータントの攻撃と言葉に僕の心は少なからず認めかけてこのままでは不味いと思っていた瞬間に、僕の背中に3人の女子が支えてくれた・・・

 

「何!?勢いが!!」

 

「・・・ありがとう・・・ミュータント!!これが・・・僕の最後の力だ!!!」

 

「お、おのれぇぇ!!!」

 

「「「「はぁぁぁぁ!!」」」」

 

僕らは力一杯全力を出すために叫び続けると先まで強かったミュータントの力が僕らの方が力上待ったのを感じて精一杯叫ぶとミュータントは・・・

 

「ぅぉぁあぉ!!」

 

僕の砲撃にミュータントは飲み込まれた・・・・・

 

「はぁはぁ・・・これで終わりだよね・・・」

 

「のび太君、大丈夫!?」

 

「美子さん・・・皆・・・・ありがとう・・・なんとか奴は倒せた・・・・」

 

「そうよかっ・・・・「!美子さん!」・・・え・・」

 

僕は左の方から何か光るのが見えて僕は美子さんの盾になり庇うと・・・・

 

「ぐっ・・・・!?」

 

「のび太君!?まさか・・・」

 

左腕にダメージ背負い、僕は思わず膝まずいていた。そして、美子さんはすぐに僕の方にかけよって攻撃した方向をみると・・・

 

「ミュータント・・・!」

 

「マダダ!!マダオワラナイ!!ニンゲントイウヨクボウヲタオサナイカギリ!!タオレルコトハアリエナイ!!」

 

「力足りずにまた細胞を残してしまったか・・・万事休す・・・!」

 

「いいえ、あなたの負けよ。ミュータント」

 

「静香ちゃん?」

 

静香ちゃんが僕らの目の前にたち、ミュータントにたいして毅然とした態度で宣言していた

 

「ナンダト!?」

 

「確かにもう皆は傷だらけで動けないかもしれないけど・・・・ここに来る前にドラミちゃんと手を打ってるのよ」

 

「ナニ?」

 

ーーそういうことだ・・・くらえ!ドカーーーン!

 

「!」

 

突如上からの攻撃にミュータントはまともにくらい、ダメージをおっていた。すると、攻撃したと思われるものが降りてきた

 

「約束通り来たぜ・・・・親友!!」

 

攻撃した人物は誰よりも自信満々にミュータントを立ちふさがっていた・・・

 

君は・・・・・!?




ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いします!
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