バカとのび太の召喚獣   作:絆と愛に飢えるシリアス

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さらっと衝撃告白!Ⅲ

明久side

三上さんが驚くことをもたらしたせいで、僕や姫路さんと美波も固まっていた。そして、それを話した三上さんの表情は予想通りの反応だといわんばかりに苦笑していた

 

「まぁ、そういう反応になるわね」

 

「いやいやいや、一体何があったの!?」

 

「そ、そうよ!のび太がTPに連行されたなんて・・・」

 

「冗談ですよね?」

 

「残念ながらこれも冗談じゃないわ」

 

姫路さんが冗談であってほしいと思い、聞き返すが三上さんは首を横に降りながら否定していた

 

「でもなんでのび太が?!」

 

「・・・・TPってのはのび太君から大まかに説明してもらったの。まず、タイムトラベルというのは知ってる?」

 

「タイムトラベル??」

 

「時間旅行ですか?」

 

タイムトラベルって時間旅行って言うんだ。メモしとこう

 

「えぇ、流石ね。で、TPはタイムトラベル・・・つまり、時間移動を利用した犯罪を阻止するために闘う警察隊なの」

 

「時間旅行に関係する警察か・・・」

 

「で、キャッシュとDr.クロンは犯罪をおかしたからTPが動いたわけ。それぞれの罪は違法行為だけどね」

 

「でも、なんでのび太が?」

 

「そうね、のび太がなんでTPに連行されたのかわからないわ」

 

「・・・・のび太君は、けじめをつけるために未来にいったの」

 

「けじめ・・ですか?」

 

のび太が未来にいくことがけじめになるのは果たして疑問だが・・・

 

「のび太君は瑞希と美波を拉致したことと犯罪の手助けしてしまったこと」

 

「「え?」」

 

「本人はいくら操られていたとは言え、友達や女性に手を出したことが許せなかったみたい」

 

三上さんは悲しそうにのび太がけじめをつけた理由を話してくれた。でもそれとこれでなんで別れるの!?

 

「それを言うなら私も彼を傷つけたのだから捕まるべきだとTPに申告したのだけど、TPは『野比のび太さんの意思もあり、貴方は被害者であるので』と言われたの」

 

「えっと、つまりのび太は三上さんのために罪を背負ったと言うこと?」

 

「本人は否定するでしょうけど、おそらくね」

 

「じゃあ、のび太はもう会えないと言うこと!?」

 

「落ち着いて。まだ話に続きがあるの」

 

「続き?」

 

「えぇ、のび太君は連行されたけどこちらの世界では一日だけ休むの」

 

一日だけ!?どういうこと!?

 

「まぁ、それはおいといて本当の話は・・・のび太君と別れた理由はもうひとつあるの」

 

「それは?」

 

「お互いに・・・何処と無く信頼しすぎていたのよ」

 

「信頼しすぎていた・・?それは悪いことじゃないの?」

 

「うぅん、もっと分かりやすく言えば依存しすぎていたの。のび太くんという存在に甘えていたから・・」

 

「でもそれは向こうが悪いのでは」

 

「結果的に見ればそうね。でも、それは結果論よ。私はのび太くんを守れなかったどころが傷つけた事実があるのだから・・・・これは私なりにのけじめよ」

 

「・・・・でもさ、別れる必要はなかったのじゃない?」

 

そう、どう考えても別れる必要性はないし、依存しても問題ないと思うのだけど??すると、三上さんはすこし考えていた

 

「けじめよ。私達は・・「私は!!」・・・瑞希?」

 

「私は・・・!!二人が仲良く楽しい姿を見てこっちも微笑ましかったです!なのに・・・なのに・・別れるなんて・・・」

 

「瑞希・・・。美子、私も同じ意見よ。本当に二人が仲良い姿を見てこちらも微笑ましかったの。貴方はそれで良いの?」

 

「・・・何を言われても私達はもうあの時間に戻れないのよ。お互いに決めたけじめと覚悟なのだから・・・ね」

 

その時の三上さんの顔はなにかをスッキリしたかのようにあのときの罪悪感でやつれていた顔ではなく、笑顔だった

 

「三人とも時間をとってくれてありがとうね。明日にはのび太君は戻るはずだけど彼を責めないでね?」

 

「三上さん」

 

「話はここまでにしときましょう。・・・後悔はしてないから・・・」

 

「え、いまなんて・・・「じゃあね!」あ、ちょっと!?」

 

止める間もなく三上さんは早足で屋上を去り残ったのは僕と姫路さんと美波だけとなった。あの三上さんとのび太の別れとのび太がTPに連行されていたなんて・・・

 

「・・・ウチは気にしてないのに」

 

「私もです・・・。確かにのび太君に撃たれて気絶しましたけど・・・」

 

「僕ものび太に攻撃されてひどい目に遭ったけどそれは操られていたからなのになんで・・・・・・。うん、いまはほっとこう」

 

ぼくがそういうと美波が怒ってきた

 

「ほっとくって・・・アキはいいの!?あの二人が・・・」

 

「いい訳じゃないよ。でもね、のび太も三上さんも僕らには図りきれない決意と悩んでいたと思うから」

 

「・・・・そうね。私たちが今言ったところであの二人が別れる意思は変わると思えないわ」

 

「なんか寂しいです」

 

「うん、でもなんとかなるはず。じゃあ僕らも帰ろうか!」

 

そういい、僕は鞄を持とうとすると・・

 

「アキ・・・すこし待ちなさい」

 

美波がものすごいドスのある声で僕を呼び止めた。そんな僕はなぜか嫌な予感をして逃げようとしたが下手に動けば・・・

 

「(殺される・・・)ど、どうしたの?」

 

「実はね、お姉さんからアキのあるものを燃やしましたって」

 

「まって!?姉さんといつのまに連絡交換していたの!?」

 

「あ、それ私も連絡来ました!明久君、説明してください!」

 

「な、ななにを!?」

 

「「明久君(アキ)は年上のお嬢様系とかが好みなのですか!?」」

 

その問いに僕はゆっくりと・・・

 

「さらばだ!!!」

 

「あ!!」

 

「逃がさない!!!」

 

全力で二人から逃げた!どのみちうまいこと説明しても怒られる!ならば、逃げた方がいい!そしていつの間に姉さんが僕の家に来ていたの!?

 

たすけてーーー!!ノビエモン!!!!

 

 

のび太side

僕は今未来でTPの人と話し合いをしていた。とはいってもそんな犯罪した人を問い詰める話し合いをしてるわけではない

 

「・・・ふむ、なるほど。これで彼等の犯罪を立証できる材料が揃ったよ。すまなかったね」

 

「いえいえ、でも本当に逮捕しなくって良いのですか?」

 

「連行したとはいっても君も被害者だからな。しかし、操られたとはいえ女性を拉致した罪や友達を傷つけた罪はさすがに問題あるな」

 

「ですよね」

 

まぁ、そこは僕自身がわかっていたことだし、覚悟も決めていた

 

「しかし、君たちのこれまでの地球を救ってくれた事を思うと逮捕まではいかないよ。被害者というのも考慮してな」

 

「いえ、それは・・・」

 

「だが、それでは君が納得しないと思ってな。我々から一つだけ頼みたいことがあるので受けるか受けないかは君が決めてほしい」

 

TPのトップが真剣な顔になったので僕も姿勢をただしてどんなことを言われても・・

 

「・・・それはな・・・一日だけあることをたのみたい!!」

 

「あることですか・・・・?」

 

「うむ、頼む!君しかいないんだ・・・!!」

 

僕はその時のトップの顔は別の意味で忘れないだろう。あまりにも悲哀漂いながら頼み込んできたのだから・・・・

 

あれ?なんか嫌な予感が・・・・まさかと思うけどなんか嫌な予感がするのが止まらない!!

 

・・・ん?今誰かに呼ばれた気がしたのだけどなんだろ??




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