バカとのび太の召喚獣   作:絆と愛に飢えるシリアス

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問題(英語)
以下の英文を訳しなさい
『This is the bookshelf that mygrandmother had used regulary.』

姫路瑞希の答え

『これは私の祖母が愛用していた本棚です』

教師のコメント
正解です。きちんと勉強していますね。

野比のび太の答え

『これは私の祖母の本棚です』

教師のコメント
おしい。私の祖母が愛用していた本棚が正解です。もっと勉強しましょう

土屋康太の答え
『これは』

教師のコメント
訳せたのはThisだけですか


吉井明久の答え
『☆●◆▽♪*― ―』

できれば地球の言葉でしゃべってください



宣戦布告

Aクラスへの宣戦布告。それはこのFクラスにとっては現実味のない提案だった

 

「勝てるわけがない」

「これ以上設備を落とされるのは嫌だ」

「姫路さんがいたら何もいらない」

 

そんな悲鳴が教室のいたるところから上がる。確かに誰が見ても、AクラスとFクラスの戦力差は明らかだ。しかし、姫路さんにラブコールしている子誰だろう?度胸あるなーと思うよ

 

「そんなことはない。必ず勝てる。いや、俺たちが勝たせてみせる!!」

 

しかし坂本は自信満々にそう宣言した

 

「何を馬鹿なことを」

「できるわけないだろう」

「何の根拠があってそんなことを」

 

否定的な意見が沢山出ているのも頷ける。何せ、この学年では最底辺のクラスなのだから

 

「いいだろう。それを今から説明してやる」

 

不適な笑みを浮かべ、壇上から皆を見下ろす。すると雄二は一人の男を呼んだのだ

 

「おい、康太。畳に顔をつけて姫路のスカートを覗いてないで前に来い」

 

「…………!!(ブンブン)」

 

「は、はわっ//」

 

流石だね、必死になって顔と手を左右に振り否定のポーズをとる土屋。そこまで堂々とやっておいて今更……

 

姫路が顔を赤らめ、スカートのすそを押さえて遠ざかると、康太は顔についた畳の跡を隠しながら壇上へと歩き出した

 

「土屋康太。こいつはあの有名な、寡黙なる性職者(ムッツリーニ)だ」

 

「……………!!(ブンブン)」

 

ムッツリーニという言葉を聞いて、クラス中が騒ぎだす

 

「何だと!?あの男が!?」

 

「見ろ!あの堂々とした態度!」

 

「まさに寡黙なる性職者(ムッツリーニ)…!」

 

…康太…いや、ムッツリーニというあだ名はその名は男子には畏怖と畏敬を、女子には軽蔑を以て挙げられるのだ。時々友人が犯罪に走らないのか心配だ…。いや、盗撮している時点でoutか・・・

 

「姫路のことは説明する必要もないだろう。皆だってその力はよく知っているはずだ」

 

「えっ?わ、私ですかっ?」

 

「ああ、ウチの主戦力だ。期待している」

 

雄二の言うとおり、姫路さんはFクラス最大の戦力になるはずだ

 

「ああ。彼女さえいれば何もいらないな」

 

・・・・さっきからラブコールしている人は本当に誰?ある意味凄いけどさ…

 

そんな考えをしていたら、雄二は次の戦力になる人の名前を挙げたのだ

 

「木下秀吉だっている」

 

「おお……!」

 

「ああ。アイツ確か、木下優子の」

 

僕は彼がどんだけの学力があるのかは知らないけど恐らく盛り上げるために名前をあげたのだろう

 

「当然、俺も全力を尽くす」

 

まぁ以前は神童と呼ばれていたからなぁ。何せあいつと同等だったからな…。まぁそれはおいといて、雄二の頭の回転は正直すごいと思うけど果たして今はどうなってるのだろ?

 

「それに、吉井明久だっている」

 

 

―シーン・・・―

 

 

一気に士気が下がった!!

 

 

「ちょっと雄二!どうしてそこで僕の名前を呼ぶのさ!全くそんな必要はないよね?」

 

 

「誰だよ、吉井明久って?」

 

「聞いたことないぞ?」

 

あっちこっちで疑問が出ていたのだが、それもそうだろう。しかし明久は別の意味で有名だから

 

「ホラ!折角上がりかけてた士気に陰りが見えてるし!僕は雄二たちとは違って普通の人間なんだから、普通の扱いを一一って、なんで僕を睨むの?士気が下がったのは僕のせいじゃないでしょう!」

 

「そうか。知らないようなら教えてやる。こいつの肩書きは『観察処分者』だ!!」

 

「観察処分者ってあの……極限にバカなヤツに付けられるっていう代名詞か?」

 

誰かがそういうと明久は慌てながら否定していた

 

「ち、ちがうよ!ちょっとお茶目な生徒につけられる愛称で・・・」

 

「いかにもバカの代名詞だ!」

 

「そこは否定する所だよね雄二!?」

 

残念ながら僕が否定してあげよう!

 

「いや、事実バカでしょ?君は」

 

「のび太に言われたくないよ!このバカ!」

 

「君に言われたくないよ!少なくとも僕は君より学力は上だよ!?」

 

そんな漫才の傍ら姫路が恐る恐るのび太に質問したのだ

 

「あのう・・・のび太君、観察処分者って、どういうものなんですか?」

 

「たしか、教師の雑用係だね。特例として物に触れる召喚獣で力仕事をこなすといった具合にね」

 

「それって、凄く便利ですよね?」

 

「うぅん、残念ながら現実は一方的に便利なんて事は無いんだ。観察処分者仕様の召喚獣はフィードバックがあって、召喚獣の疲労の一部は本体に帰ってくるし、攻撃されれば痛覚の一部が体を襲う」

 

そんな物騒なものに任命されるのはよっぽどの問題児だけであり、故にバカの代名詞とも呼ばれているわけだ。

 

「それって、非戦闘員がいるってこと?」

 

「気にするな。どうせ、いてもいなくても同じような雑魚だ」

 

「まぁ言い方はあれだけどね?間違いではないよ」

 

「雄二、そこは僕をフォローする台詞を言うべきところだよね?のび太は然り気無く頷かないで!」

 

「とにかくだ。俺たちの力の証明として、まずはDクラスを征服してみようと思う」

 

 

「うわ、すっごい大胆に無視された!」

 

「最低辺だと呼ばれているクラスに、こんなにも有能な奴らが集まってるんだ!さぁ、勝ちたい奴はペンを取れ!決戦の刻は近い!!俺たちFクラスの真の実力を!上に居る優等生供に見せつけてやろうぜ!!」

 

「「「「オオオオオーーーー!!!!」」」」

 

「お、おー……」

 

 姫路さん、ノリが分からないなら無理に頑張らなくてもいいんだよ?まぁ、いいっか。

 

「それじゃ明久、Dクラスに宣戦布告してきてくれ。開戦時刻は……今日の午後。昼休みが終わってからだ」

 

「ちょっと待った・・・下位クラスの宣戦布告の使者って、エラい目に遭うよね?」

 

「心配するな大丈夫だ。やつらがお前に危害を加えることはない、騙されたと思って行ってみろ」

 

「本当に?」

 

「もちろんだ。俺を誰だと思っている」

 

雄二は力強く断言する。あぁ、明久は完全に信じてるよ。クラスメイトの歓声と拍手に送り出され、明久は使者らしく毅然とした態度で教室を出て、Dクラスへと歩いて行った

 

 

騙されてるよ?明久・・とは言うても代わりに僕がいくかと言うても即答で言えない。うん、この後の行動が分かった・・

 

「帰ってきたら暴れそうだな~…頭痛くなる」

 

「あのぉ、のび太君大丈夫ですか?」

 

「僕は大丈夫だけど・・・はぁ本当に頭痛くなる」

 

「何だかよくわかりませんけどお疲れ様です」

 

姫路は頭抱えているのび太に労っていたのだ。別の意味で苦労しているみたいだ

 

 




読んでいただいてることに感謝です!これからも頑張ります!
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