バカとのび太の召喚獣   作:絆と愛に飢えるシリアス

50 / 403
呼ぶメンバーは?

「てな事があって、おかげで散々な週末だったよ」 

 

週明けの教室、朝のHRが始まるまでの時間にいつものメンバーで卓袱台を囲い、昨夜の降りかかっ不幸についての説明をしているのだ

 

「そうじゃったか。それは災難じゃったのぅ・・・」 

 

気遣うように柔らかな表情を浮かべる秀吉  

 

「・・・・・重労働」 

 

ムッツリーニが明久の隣で、ボソリと呟いた

 

「だよね。あんな広い所を掃除なんて、何か褒美が欲しい位だよ」 

 

「褒美という程じゃないが『掃除をするのならプールを自由に使っても良い』と鉄人に言われたぞ?」 

 

「え? そうなの?」 

 

「ああ。だから秀吉とムッツリーニも、今週末にプールに来ないか?」 

 

折角の貸し切りなら、と早速雄二が2人を誘い始める。

 

まず最初にムッツリーニが頷こうとして・・・・ 

 

「ただし掃除を手伝ってもらうけどな」 

 

「・・・・・」 

 

さっきの雄二の一言で動きが止まった。重労働な仕事をしてまでしたいかというと少し悩むところだよね

 

「ちなみに、姫路と島田にも声をかけるつもりだ」 

 

「・・・・・ブラシと洗剤を用意しておけ」 

 

雄二の言葉に動きを止めたが、この一言で交渉にあっさりと頷いた

 

「うむ、そうじゃな。貸し切りのプールなぞ、こんな時でなければ中々体験できんじゃろうし、相伴させてもらうかの。無論、ワシも掃除を手伝おう」 

 

「え? 結構大変だと思うけど、いいの?」 

 

「うむ、お安いご用じゃ」 

 

と、快諾する秀吉

 

「なら、俺らも手伝うぞ。なぁ?のび太」

 

「うん!」

 

僕らがそういうと明久が思い出したように不満を言ったのだ

 

「そうだ!ジャイアンものび太も何で昨日プール来てくれなかったの!」

 

「・・・・逆の立場なら助けてくれるの?鉄人の補習を?あの鬼の補習を助けてくれるの??」

 

「「・・・・・ごめん」」

 

いいんだ・・・・分かってくれれば・・・・

 

「なら、女子も呼ばないとな!おーい、島田と姫路」

 

「なに?坂本」

 

「呼びました?坂本君」

 

変な空気を振り払うように雄二が姫路たちを呼んだのだ。助かる・・・

 

「2人とも今週末は暇か?学校のプールを貸し切りで使えるんだけど良かったらどうだ?」 

 

 

「「え・・・・?」」 

 

「プール」という単語で島田と姫路が一瞬ビクンと反応する 

 

「あ、もしかして2人とも予定があったりする?」 

 

「い、いや、別に予定はないんだけど。その、どうしようかな・・・?プールって言うと、やっぱり水着だし・・・」 

 

「そ、そうですよね。水着ですよね・・・その、えっと・・・」 

 

島田は自らの胸部へ、姫路は腹部へとそれぞれ視線を送った。女の子特有の悩みだな。自分の体に自信がないのだろう

 

雄二「まぁ、お前らにはお前らの悩みがあるんだろうが・・・一つ言っておくと秀吉は来るぞ。明久に水着を見せに・・・な」 

 

「ずるいわよ秀吉。自分は自信があるかって!」 

 

「そ・・そうですっ!木下君はずるいです!」 

 

「??おぬしらは何を言っておるのじゃ」 

 

二人とも、秀吉は男だよ

 

「で、どうするの?行く?」 

 

「い、行くわ!その、イロイロと準備をして・・・」 

 

「そ、そうですね。準備は大事ですよね」 

 

複雑そうな顔をしつつ、2人は一応肯定の意を示したようだ

 

「ところで使うのはFクラスだけか?」 

 

「いや、翔子を呼ぼうと思う」 

 

ジャイアンの質問に珍しく雄二が霧島さんを呼ぶみたいだ・・・

 

「あれ?あっさりと霧島さんのこと誘うんだね?てっきり拒否すると思ってたけど」

 

「明久・・・呼ばなかったら雄二の身がどうなると思う?」 

 

「・・・なるほどね」 

 

流石に理解してくれたか・・・・

 

「とにかく、全員オッケーなようだな。んじゃ、土曜の朝10時に校門前で待ち合わせだ、水着とタオルを忘れるなよ。Aクラスには俺から話しておく」 

 

雄二のシメの台詞と同時に、鉄人が教室のドアを開ける音が響いた

 

「あっ、三上さんも呼ぼうかな?折角だし・・・」

 

「他の人も呼ぼうか??」

 

「うーん、三上さんだけ呼ぶよ。あっ、でもスネ夫も呼ぼうか?この間のお礼もかねてね」

 

「おぉ!それいいな!」

 

すると、ジャイアンも納得してくれて授業を励んだのだ・・・さ!勉強も頑張らないと!




タイトルと話短くってすいません!次回も宜しくお願いします
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。