午後になり、雄二達はいつものように覗きと言う名の目的のためにD・Eクラスの協力のもとに教師陣達相手に攻撃を仕掛けに行ったのだが、僕らは事前に先に動いていたのだが・・・
「あなた達も覗きですか?野比君に剛田君・・・」
「「違います!!」」
学年主任の高橋女史に捕まったのだ・・・そういえば、この人の声聞くと何故かあの子を思い出すな・・・
「あの・・・のび太君らは私と行動していたので覗きではありませんよ?」
「・・・・本当ですか?」
「本当です!本当です!」
「だから・・・この女子囲むのやめてください!!」
そう、僕とジャイアンは女子にじっと見られながら震えていたのだ。そんな僕らを三上さんはフォローして言ってくれたのだ・・・・ありがたい・・・
「確かに貴方達は合宿始まってから今日までは問題も起こしてませんから、シロですね。疑ってしまい申し訳ございません」
「「いえいえ!」」
高橋女史の謝罪に慌てて大丈夫だと伝えると、三上さんが他の女子に説明してくれて納得してくれた・・・助かった・・・
「では、なぜ?こんな時間にうろついていたのですか?」
「お風呂に入りたいのですがダメですか?」
「西村先生にご相談してください。本来であればダメだと思いますが・・・」
「分かりました。失礼します」
僕らは高橋女史の指示のもと、3人はお風呂に向かっていったのだ。すると、鉄人・・・もとい、西村先生がいたのだ
「ん?覗きか?」
「「違います!!」」
何故に最初の第一声がそれなんですか?!
「いや、すまん。お前達が協力してないのは分かってるが条件反射だ。許せ」
「そんな疑われる条件反射は明久だけでいいですよ・・・」
「そうです!」
「・・・・お前らあいつの友人だろ?何気に友達を売ってるぞ?」
え?なにいってるんですか・・・・
「あいつらが勝手に暴走してくれたお陰で、ここ二日間待っても帰ってこないし、寝不足になります・・・待ってる身からしたらイライラしますよ?」
「のび太に同感です。と言うわけで、特例でお風呂入れさせてください」
西村先生が少し唸って考えていたのだが、やがて、顔あげたのだ
「よし・・・・仕方ない。今回だけだぞ?三上も今回限定だが、予定より早く入っていいぞ」
「「「ありがとうございます!!」」」
僕とジャイアンが頭下げてお風呂いこうとすると、三上さんは先に女子風呂入ったのを確認すると僕らも男子風呂の更衣室に入ったのだ。すぐに入ると見せかけて、男子更衣室にカメラないのか確認するためだ
「ここにはないな?のび太のほうは?」
「ここもない。ん?三上さんから連絡今入った」
「おっ?どうだった?」
「・・・それらしき証拠が見当たらなかっただって・・・」
「そうか・・・とにかく入って戻ろうぜ」
「そうだね」
ズバーーーン
《ぎゃぁぁぁぁ!!!痛いぃぃぃぃ》
「「・・・・・また負けたんだ」」
はぁ・・・・部屋戻ったら報告するか・・・モヤモヤした気持ちと共に僕らは誰もいないお風呂に入ったのだ・・・
僕らは三上さんと別れてとりあえず、部屋に戻ると・・・・
「安心しろ。秀吉だけじゃない。姫路と島田と三上にも着てもらう」
「いや、ワシ一人で着るのが不満だとかそういうワケではないのじゃが」
・・・・だからどういう状況?
「雄二?どういう状況?何故に浴衣?」
「あれ?お前ら帰ってきたのか?ちょうど良かった。頼みがあるんだがいいか?その流れで説明するから」
ん?どうしたんだろ?
「三上を呼んできてくれないか?」
「・・・とりあえず、呼べば良いんだね?わかった」
「それじゃ、明久は姫路と島田に、のび太は三上に連絡を取ってくれ。ムッツリーニはカメラの準備を」
【大切な話があるから部屋に来てくれない?】
送信っと・・・
少し待つと・・・
PiPiPiPiPi
三上さんから返信があった。あっOKみたい・・・。明久の方はどうかな?と思ってみると・・・
「バカぁっ!僕のバカぁっ!ある意味自分の才能にビックリだよ畜生!」
?急に何言ってるんだ?
「なんだ、いきなり悲鳴をあげて」
ジャイアンも疑問そうにいうと、雄二も怪訝に明久の方に行ったのだ
「どうした明久?さっき何か悲鳴が聞こえたが」
「色々と大変なことになっちゃったんだ!今は僕の邪魔をしないで──」
ツルン(雄二がバナナの皮で滑る音)
ドタッ(雄二が明久を巻き込んで倒れる音)
バキッ(雄二が明久の携帯電話を踏み潰す音)
「明久?大変な状況とはなんだ?」
「たった今貴様の作り上げた状況だ・・・!!」
うわ、明久の携帯電話は、今や電子パーツへと分解されて見るも無残な状態になっている・・・
「ん?これはお前の携帯か。すまん。今度修理して返す」
「いや、今はそんなことどうでもいいから、とりあえず雄二の携帯電話を貸して!」
「あ、ああ。別に構わんが」
いかにも雄二が好みそうなシンプル形状の携帯電話を受け取り、明久はすぐに雄二の携帯を操作し始めた。僕とジャイアンと雄二はそれを後ろから覗き込むと、雄二の携帯には霧島さんのしかなかったのだ。話を聞くと、霧島さんは機械音痴だから、こういうのは多々あるらしい・・・
「明久。そんなに深刻そうな顔をしてどうしたんだ?まるで間違えて島田に告白とも取れるようなメールを送ってしまって弁明しようとしたところで俺に携帯電話を壊されてなにもできなくなってしまった、なんて顔をしているぞ?」
「おいおい、なんだ、その漫画みたいな状況は?」
「あははっ。何を言っているのさ雄二。そんなことあるわけないじゃないか」
「そうだよな。そんなことになっていたら流石に携帯電話を壊した俺が極悪人みたいだもんな」
「まったくだよ。あはははははっ」
・・・まさか、本当にそういうのが起きていたのか!?だって・・・目が笑ってない・・・
?雄二の携帯で何をカチカチと──
【To:霧島翔子 From:坂本雄二
もう一度きちんとプロポーズをしたい。今夜浴衣を着て俺の部屋まで来てくれ】
「うん?明久、俺の携帯で誰に何を送信し──ゴふっ。な・・・な、な、なんてことをしてくれるんだ!?キサマー!」
「黙れ!キサマも僕と同じように色々なものを失え!どりゃぁぁーっ!」
「おわぁっ!俺の携帯をお茶の中に突っ込みやがったな!?これじゃ壊れて弁明もできないだろうがこのクズ野郎!」
「そう!その気持ち!それが今僕が雄二に抱いている気持ちだよ!」
「「なんだよ!?その気持ちは!?」」
急にワケわからないこと言わないで!?
「何をわけのわからんことを!と、とにかく今は翔子の部屋に行って誤解を解いてこないと大変なことに──」
雄二が部屋を出ようとすると・・・
ガラッ(雄二が廊下へと続くドアを開ける音)
ドゴッ(廊下にいた鉄人が雄二に拳を叩き込む音)
グシャベキグチャッ(雄二がテーブルを巻き込んで壁に激突する音)
「部屋を出るな」
「「「はい!!」」」
見事に吹っ飛ばされた雄二を見て敬礼した僕らは悪くないはずだ・・・
「のび太!携帯貸して!?」
「ごめん・・・今切れたの・・・」
「そんな・・・そうだ!秀吉とムッツリーニはまだ携帯は買ってないの?」
「うむ。特に必要ないからの」
「・・・・いざというとき鳴り出すと困る」
最近の高校生にしては珍しい。片方の理由は特に・・・僕らは撮影できるように片付けていると・・・ガラスが雄二に刺さって叫び声あげるも明久の冷たい対応に腹立てて、仕返しで攻撃したのだ
「お前もこの痛み味わえ!」
「それなら浴衣着れば秀吉とペアルックだ!」
「・・・羨ましい」
「お主らワシの性別を完全に忘れておらんか?」
さぁ?とりあえず、騒いでる二人をほっておいて準備を進めたのだ・・・
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