バカとのび太の召喚獣   作:絆と愛に飢えるシリアス

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夜はいつでも油断できない

そんなこんなで時間が過ぎ、

 

 

──コンコン

 

控えめなノックの音が扉から聞こえてきた

 

「あ、いらっしゃい、姫路さんに三上さん」

 

「三上さんも一緒に来たんだ。廊下で西村先生に絡まれなかったよ?」

 

「西村先生なら、瑞希のお菓子をあげたら通してくたの」

 

え!?

 

そう言って手作りと思われるお菓子を見せてくる姫路。なるほどそういうことか、なら――

 

「「「「「さらば、鉄人・・・安らかに眠れ・・・」」」」」

 

西村先生の冥福を心から祈ろう・・・

 

「じゃあ、二人ともお願いして良いかな?」

 

「はい!」

「うん!」

 

僕の言葉に二人はオッケーしてくれて助かる・・・その後はやはりというか、ムッツリーニは血を出しまくり、時間はかかったのだ・・・。そして、写真を撮り終えて二人が自分の部屋に戻ると、昨夜は遅くまで鉄人の補習フルコースを受けていたせいか、明久たちはすぐに寝入ってしまった

 

 

僕とジャイアンは寝れなかったので、すこし、夜の満月を窓を見ていた。・・・こうみると、懐かしい思い出がたくさん出てくる・・・そう思っていると布団の方に振り向いたら、僕らは固まったのだ

 

なぜなら・・・・

 

・島田に襲われている明久

 

・可愛らしい秀吉の寝顔

 

・カメラを構えているムッツリーニ

 

・浴衣姿で雄二の布団に侵入しようとしている霧島

 

「「んん?」」

 

僕らはもう一度見たのだ

 

 

・顔を赤らめて明久に迫る島田

 

・あどけない秀吉の寝顔

 

・静かにシャッターを切るムッツリーニ

 

・慌てふためく雄二をよそに浴衣の帯を緩めようとする霧島

 

 

結論・・

 

 

「「なんだ・・・・何時ものことか」」

 

「「俺たちを助ける気はないのか!?」」

 

僕とジャイアンからしたらいつもの事で流すよ!悪い!?

 

すると・・・・

 

「お姉さま無事ですか!?美春が助けに来ましたよ!」

 

あ、やっぱりこの流れか・・・もういろいろと定番になってきた

 

「み、美春!?どうしてアンタがここにくるのよ!」

 

「さっきお姉さまのお布団に入ったら誰もいなかったから、もしやと思ったら・・・!やっぱりここに探しに来て正解です!」

 

「あ、危なかったわ・・・。昨日で懲りたと思って完全に油断していたもの」

 

毎日仕掛けているの!?恐ろしい・・・・

 

「お姉さま!男の部屋に来るなんて不潔です!おとなしく美春と一緒に裸で寝ましょう!いえ、勿論イロイロするので寝かせませんけど!」

 

清水さんも島田との攻防を始める。発言的にはあれだけど・・・

 

「やめるんだ清水さん!それ以上の会話はムッツリーニの命に関わる!」

 

 

「・・・・!!(ボタボタボタボタ)」

 

「・・・雄二、とにかく続き」

 

「お前はなんでマイペースなんだ!?」

 

「な、なんじゃ!?目が覚めたら女子が四名もおる上にに雄二は押し倒されてムッツリーニが布団を血で染めておるぞ!?」

 

「ああああっ!皆してそんなに騒いじゃダメだよっ!このままじゃ鉄人に気づかれて──」

 

あっ!バカ!そんなこと言ったら・・・

 

 

『なにごとだっ!今吉井の声が聞こえたぞっ!』

 

「え?なに?なんで全員が『吉井が声を出したせいで見つかったじゃないか』みたいな目で僕を見るの?」

 

いや、実際に君のせいだろう。西村先生は明久の声にだけ凄く敏感になってるんだから・・・さて、不味いぞ・・・

 

「くそっ!明久のせいで面倒なことになった!とにかくお前らは見つからないようにここから逃げろ!」

 

「なんだか納得いかない物言いだけど雄二の言う通りだ!とりあえずここは僕らに任せて!」

 

『吉井に坂本ぉ!お前らだとわかってるんだ!そこを動くなぁ!』

 

ドスの低い声で近くまで来ている・・・色々と話した結果、二人が引き付けるみたいだ。まっ、あの二人なら逃げれるかもね?・・・多分

 

「雄二、行くよっ!」

 

「仕方ない、付き合ってやる!」

 

明久がドアの取っ手に手をかけ、一気に押した。

 

バン!ガスッ!

 

 

「ふぬぉぉっ!?よ、吉井、キサマぁああ!」

 

「げっ!?鉄人が扉で頭を痛打したみたいなんだけど!?」

 

「それはファインプレ―だ!行くぞ!!」

 

しかし、ここでこれらの計算は違ったのか、西村先生が倒れてしまったから部屋のなかを見ようとするのが明久は気づいたのか・・・咄嗟に別の行動を起こした

 

 

体勢を崩した隙に明久が鉄人の頭に脱いだ浴衣を巻きつけた

 

「こ、こらっ!何を」

 

「おまけっ!」

 

さらにその上から帯で縛り付けたからこれで時間が稼げる。

 

すかさず島田たちに指示を出す。三人は頷いた後、全速力で廊下を駆け抜けて行った

 

よし。これで無事に終わる筈──

 

「貴様らはつくづく俺の指導を受けたいようだな・・・・!覚悟はできてるな?!」

 

「「していません!!」」

 

ですよねー!?

 

そして、明久と雄二対西村先生の恐怖の鬼ごっこが始まったのだ・・・

 

 

部屋にいた僕らは・・・・

 

「「さらば、明久と雄二・・・・安らかに眠るんだ」」

 

「いや!?あやつらは死んでないぞ!」

 

いや、西村先生=鉄人だから逃げれないよ・・・頑張れ

 

 

 

結局捕まってフルコースでの補習されたみたいでした・・・・哀れ・・・・

 




遅れてとうこうしました!次回もよろしくお願いします!
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