バカとのび太の召喚獣   作:絆と愛に飢えるシリアス

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島田への説得

あの後に明久と島田の交際疑惑が誤解だという事実を伝え、Dクラスは試召戦争の準備を取りやめたらしい。

 

誤解だと伝えた後の島田は明久から離れて姫路と相席になったし、件の清水さんの怒りも収まっているはずが、今度は違うヤツが怒り心頭みたいで問題が山積みに・・・・

 

「瑞希?お昼御飯を一緒に食べない?」

 

昼休みのチャイムが鳴るや否や、島田のそんな声がした

 

「あ、美波」

 

明久が立ち上がり、島田に声をかけた

 

「何よアキ。ウチに何か用?」

 

「えっとさ、今朝言ってたお弁当なんだけど・・・・」

 

「なぁに、アキ?ウチにあそこまで恥をかかせておいて、まさかお弁当をたかろうって言うの?」

 

そんな島田の後ろにはあるものが見えてジャイアンは僕に聞いてきた

 

「おい?島田の後ろに修羅見えるのは気のせいか?」

 

「気のせいじゃないね・・・」

 

そんな明久も島田が機嫌悪いとわかると直ぐに土下座体勢とった

 

「ごめんなさい!心の底からごめんなさい!」

 

「全く・・・アキは無神経なんだから。瑞希、こんなバカのいない気持ちいいところでお昼しましょ?今日は天気もいいしね」

 

「あっ、美波ちゃん待ってください!あ、明久君、失礼します・・・」

 

姫路は島田を追いかけるべく、小走りに去った。そんな様子に雄二は呟いていた

 

「なんだ?島田にお弁当もらえなかったのか?」

 

「まぁ、あのあとだからね・・・あっ、僕は屋上で三上さんとお昼御飯食べるね?ジャイアンもいくからー」

 

「何!?!」

 

僕がそういうと須川君が叫び立ち上がったのだ。そして、覆面姿になったのだ

 

おや?このパターンは・・・

 

「諸君!我々FFF団は!」

 

「「「「哀に生きて哀で裁く!!」」」」

 

「野比のび太は・・・・」

 

「「「我々の敵だ!!」」」

 

そう言いながら、武器を持って突っ込みに来てるが・・・

 

パンパン!!

 

「あ・・・が・・・」

 

須川くんは見事に僕の撃った射撃がHITしたのだ。因みに麻酔だよ?ムッリーニからあのとき以降に貰ったから日に日に使いこなせている

 

「じ、銃刀法違反だろ!?」

 

「何いってるだ?横溝君?何も見てないよね?ね?」

 

「「「「「「心の底から刃向かってごめんなさい!どうぞ!お弁当タイム楽しんでください」」」」」」

 

僕が銃見せると全員土下座したのだ。明久も含めて全員・・・

 

「じゃ、行くね?」

 

「お前らもお昼ご飯は早くたべろよ?」

 

僕とジャイアンはそういって去ったのだ・・・

 

 

屋上

 

僕と三上さんとジャイアンと三人でお昼御飯を食べていたのだ。

 

「モグモグ・・・・ぷはー、うめぇ!」

 

「相変わらず、すごい食べぷりね。剛田君は」

 

「昔からだね。ジャイアンは」

 

「おう!俺様はもっともっと食べて大きくなってやる!所で三上?その手料理は三上が?」

 

「そういえば、美味しそうだね?」

 

そう、三上さんはもうひとつの弁当に美味しそうな卵焼きとかハンバーグが目の前にあったのだ。恥ずかしそうに見せてきたのだ

 

「あっ。そ、その・・・はじめて作ったの。のび太君や剛田君に食べてほしいなと思って作ったの・・・あ、味見はしたよ!?」

 

「いや、なんで慌てているんだ?」

 

「そうだよ?疑ってないのに・・・」

 

「だって・・・恥ずかしいんだもの///」

 

「「ぐふっ!?」」

 

ジャイアンも僕も上目使いされると弱いです・・・あまりの予想外の行動に僕は血を吐きそうになりました

 

「っちょ?!大丈夫なの!?二人とも」

 

「ビックリしたぜ・・・(女の子にそれをされるとびっくりする・・・)」

 

「うん。(あまりのかわいさに血をはいたのは内緒・・・)」

 

「じゃあ食べてみて・・・お、美味しくなかったらはっきり言っていいから」

 

「「じゃあ、いただきます」」

 

僕らは三上さんの手作りの卵焼きを食べたのだ。すると・・・・

 

「「!!!」」

 

こ、これは!!

 

「お、美味しい!!!」

 

「なんだこれ?!うめぇ!!!」

 

僕とジャイアンは三上さんの食べてほしいのを無我夢中で美味しく食べていた。これは旨い!旨い!

 

「本当!?よかった・・・・」

 

「三上さん!またよければ作ってくれない?」

 

「そうだな!頼みたいぐらいだ!」

 

「二人がそういうならまた必ず作るわ!」

 

三上さんは嬉しそうに笑っていたのをみて僕らも嬉しかった。こうして楽しいお昼ご飯は終わったのだ・・・・

 

 

教室に戻る前に三上さんと別れると姫路と島田が歩いていたのを見て声かけたのだ

 

「おーい!姫路と島田ー!」

 

「あれ?剛田とのび太?珍しいわね?あんた達二人なのは」

 

「そういえばそうですね。食堂でもいっていたのですか?」

 

ジャイアンは二人を呼ぶと、島田は驚いていて姫路はキョトンとしながら疑問を言っていた

 

「うぅん、三上さんと三人でお昼御飯を食べていた」

 

「美子と?私たちもいけばよかったかなー」

 

「そうですね」

 

「え?でも、今僕らと関わりにくいのじゃないの?」

 

僕は純粋に疑問を聞くと島田はキョトンとしながら答えてくれた

 

「え?私はあのバカには怒っていたけどあんたらには怒ってないわよ?そんなに気を使わなくってもいいのに」

 

「「そ、そう(いや。あの修羅見たら流石に声かけにくいよ)」」

 

「とりあえず教室いきましょう!」

 

僕らは教室に戻ると何故か雄二達が大事な話があると聞くとDクラスに攻撃しかけられる状況にしたいから協力してくれと言われたのだが・・・

 

それを聞いた島田は・・・

 

「ウチにどうしろと?」

 

「明久と付き合っている演技をしてもらいたい。それも周りで見ているヤツがムカついて血管が切れそうになるくらいベタベタな感じでな」

 

そんな島田の態度も全く気にせず、雄二はこちらの要求を島田に告げた

 

「絶対に嫌!!なんでこのバカと?!」

 

「落ち着いて?島田」

 

今朝の事もあるから明久を睨みながら拒否していたのだ。参ったな・・・

 

「そこを曲げてなんとか協力してほしいんじゃ。のび太にも頼みたいことがある」

 

「え?なんで僕?」

 

「実は姫路に嫉妬役をやってもらおうとしたが、恐らくこのバカは失敗することも考えたらお前のほうが良いと話したんだ」

 

確かに・・・姫路にその役をやらしてもこの子は純粋だから万が一の事を考えたらね

 

「ウチはなんと言われてもイヤ。こんなバカと恋人同士だなんて、冗談じゃないもの」

 

島田は頑として拒否の姿勢。

 

「島田よ。冷静になって考えるのじゃ。確かに色々と思うところはあるじゃろうが、これはお主にしかできんことなのじゃぞ」

 

「うーん、静観してしまった場合さ、あとになって後悔しないか?例えば、姫路が転校したとき島田は自分をせめてしまわないか?『あのときこうしたらよかった』ってなってしまえば取り返しはつかないぞ?」

 

秀吉とジャイアンの言葉に島田は「うっ」と呻いていた。クラスの設備が今より酷いことになれば、また前みたいに姫路の転校話が浮上してしまうかもしれない。そんなことは誰も望んではいない

 

とは言え、島田が嫌がるのも仕方ないよね・・・

 

「あのさ、それなら相手が僕じゃなければいいんじゃないかな?」

 

「何をいってるのさ?明久?それに他の人って誰に?」

 

「例えば雄二とか?」

 

「おい?お前は俺に死ねといってるのか?」

 

「え?ならムッリーニ」

 

「・・・操作がある」

 

「明久よ。ワシの名前が飛ばされた気がするのじゃが、他意はないのじゃろう?」

 

はぁ・・・

 

「明久?よく考えて?朝の公共の場で島田があれをしたのだから多分、他の男の子付き合ってる何て誰も信じないよ?これは二人しかできなんだ」

 

「あ、あの!お二人は気が乗らないのかもしれませんがお願いします!」

 

姫路が急に頭下げたのだ

 

「凄く個人的な理由で申し訳ないんですけど、私やっぱり転校なんてしたくないです。だから、協力して下さい!」

 

「え、あ、いや。僕は勿論協力するけど」

 

島田の方を見ると、今にも頭を掻きむしらんばかりの様子で明久を見ていた

 

「わ、わかったわよ!とりあえず形だけでもやればいいんでしょ!けど、演技の内容次第じゃ、どうするかは知らないからね!」

 

「お二人とも・・・ありがとうございます!」

 

「ま、まぁ、確かに畳や卓袱台もこの前買ったばかりだから結構使い易いし・・・瑞希の為だけじゃないんだから、そこまで気にすることも・・・」

 

色んな意味で素直じゃないなぁ

 

「なら早速三人に台本を渡すぞ?っとその前にのび太には確認したいが、銃はあるのじゃな?」

 

「?あるけど・・・」

 

「明久とのび太と島田のために台本から引用したのじゃ。頼むぞ?」

 

僕はパラパラと演技の資料を見ていたが・・・・え?僕がこんな役やるの?

 

「よし!明久と島田はそれをもって屋上でしてくれ!のび太は多分少ないから頭はいってるだろ?」

 

・・・・確かに短いけど・・・これやるの?

 

「明久、遠慮なく思い切り頼むよ?島田も・・・」

 

「えぇ、ちらりと見えた資料を見たら・・・ね」

 

「とにかくやるしかないよ!屋上のカメラに死角あるから大丈夫だけど・・」

 

・・・秀吉?こんなので本当に仲良いのに見えることできるかな・・・?

 

そんな不安と共に屋上へと上がったのだ




ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いします!
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