バカとのび太の召喚獣   作:絆と愛に飢えるシリアス

87 / 403
暴露と・・・

放課後・・・俺と坂本と秀吉とムッツリーニは未だに教室残っていた。のび太はついさっき、動いて今どうしてるか分からないが、今はそっとしとこうという判断になった

 

ガラッ

 

すると明久が帰ってきた

 

「あれみんなまだ帰ってなかったの?」

 

「あぁ、少し気になることがあってな」

 

「気になること?」

 

坂本が楽しそうな笑みで浮かべると秀吉も続けていった

 

「うむ、何でもムッツリーニーが面白いもの聞かせてくれるらしいのじゃ」

 

「まっそういうことだ。だから明久を待っていたんだ」

 

「・・・・明久も聞いておくといい」

 

そういうと卓上の上に録音機を置いたのだ。毎度ながらこいつはよく捕まらないなと感心していたのはここだけの話だ

 

「ふーん、面白い話ね・・・・」

 

「・・・まだ誰も聞いてないが面白いのは保証する」

 

珍しくあのムッツリーニーが生き生きとしてるな。これは絶対面白い!!

 

「ねぇ、中身は何なのさ?」

 

「俺が聞いた話ではある男女の会話らしいぞ?」

 

「男女の会話・・・」

 

「ワシらが気になっていた一件の顛末がよくわかる会話じゃ」

 

その瞬間明久は顔強張ったのだは恐らく気づいたがもう既に遅い!!

 

「・・・・スタート」

 

ムッツリーニーが録音機を再生したら、聞き覚えある声が聞こえた

 

『この話し合いに何の目的があったのかは知りませんが、美春はもう貴方を恋敵として認めるようなことはありません。お姉さまの魅力に気付かず、同性として扱うだけの豚野郎に嫉妬するなんて、時間の無駄ですから。……お姉さまの魅力がわかるのは美春だけです』

 

「あれ?この声って・・・・」

 

「Dクラスの清水さんだな」

 

さて、昨日は一体どんな会話したんだ?

 

『なんですか?私に言いたいことあるのですか?』

 

「って!ちょっと待って!この会話って!」

 

「ご名答。これは、お前と清水が昨日の放課後に何を話していたか、その一部始終を録音した物だ」

 

慌てふためく明久をよそに、坂本が明らかに邪悪な笑みを浮かべている

 

『一つだけ誤解を解いておきたいと思ってね』

 

『誤解?何をいってるのですか?お兄様の仲違いさせた男が今更誤解というのですか?お姉さまのお付き合いのことですか?どちらも演技だというのは知ってます』

 

「っちょっと待って!!本当に待って!!冗談じゃないよ!止めてー!って!ジャイアンなにするのさ!?」

 

「悪いな!お前の面白い話し聞きたくってな!!」

 

悪いな!!こんな面白い話し聞きたくなるだろ?ついでに坂本に手伝ってもらって黙ってもらった。今のあいつは呻き声しかない

 

『いや、美波の魅力知ってるのは君だけじゃないってことさ・・・』

 

『何をいってるのですか・・・?お姉さまに悪口をいってる男が女の子として大切に扱わないのに!!』

 

『うん、その事に関しては否定しないよ。その通りかもしれない』

 

『だったらお姉さまの魅力を何が知ってるというのですか!?』

 

『確かにお姫様みたいに扱っているわけじゃないし男友達に接するみたいに雑な態度になっているかもしれない。けどね──』

 

「んーん!!!」

 

悪いな!!明久!呻き声でしかないから言いたいこと分からない!そうしてる間に話しは進んでいった

 

『けど・・何ですか?』

 

『けど、僕にとって美波は、ありのままの自分で話ができて、一緒に遊んでいると楽しくて、たまに見せるちょっとした仕草が可愛い、とても魅力的な──女の子だよ』

 

・・・・・・・・・・・

 

「「「「・・・・・・」」」」

 

俺達は驚いた表情で明久を見ていた

 

「いや、意外だった・・・」

 

「う、うむ。もう少し歪曲してるかともおったのじゃが」

 

「・・・・直球勝負」

 

予想以上の言葉に俺らはそれぞれ言った

 

「明久・・・お前いうときは言うんだな」

 

俺がそういうと雄二や秀吉やムッツリーニーもそれぞれのコメントを言っていた

 

すると突然ムッツリーニーが険しい顔で廊下飛び出していった

 

 

まさか・・・

 

「・・・油断した」

 

「油断したというのはどういうこじゃ?」

 

すると最悪のことを静かに告げられた

 

「・・・・多分張本人」

 

というと、島田か・・・

 

「そ、そうか。すまない明久」

 

「悪いな、明久」

 

「すまぬ明久」

 

「・・・ごめん」

 

「まぁ、別にいいよ。張本人が相手なら。それより、悪いと思うんなら美波との仲直りに協力してよ。アレ以来ずっと地味に険悪なままなんだから」

 

ん?いや、あれを聞かれたんだから心配ないと思うが?

 

「いや、それは多分大丈夫じゃろうな」

 

「そうだな。仲直りどころか・・・・」

 

「・・・・うん」

 

「恐らく大丈夫だろ」

 

まっ、明久はわかってないみたいだな・・・

 

 

その張本人はというと・・・

 

ガチャ

 

「あ!お姉ちゃん、お帰りなさいですっ!」

 

「た、ただいま・・・・」

 

「?お姉ちゃん?どうかしたですか?お顔が真っ赤ですよ?」

 

「あのね、葉月」

 

「はいです」

 

「お姉ちゃんね・・・もう、どうしようもないくらい人を好きになっちゃったかも・・・」

 

こんな会話をしてるとは明久は知らない・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場面かわって

 

あのあと、坂本が荷物をもって俺らに声かけた

 

「さて、帰ろうか?」

 

「あれ?そういえばのび太は?」

 

あ・・・・完全にさっきので忘れていた・・・

 

「仕方ない。あいつを迎えにいこうか?」

 

「おっ、なら明久はのび太の荷物を持ってくれよ?」

 

「分かったよ」

 

明久が荷物を持とうとすると・・・・

 

ガラガラ!!!

 

!?

 

俺達はドアが強く空いた方向を見ると・・・

 

そこにいたのは・・

 

「はぁはぁ・・・・・」

 

今回の事件で起こしていた清水だった

 

「ど、どうしたの?美波ならもういないよ」

 

「た、大変です・・・・」

 

ん?いつもなら豚野郎と明久に罵ってるのに様子がおかしいぞ?よく見れば、息切れを起こしていた

 

「お兄様が・・・お兄様が!救急搬送されました!!」

 

・・・・え?

 

俺達はその報告を聞き・・・固まったのだ

 

のび太が・・・救急搬送された?

 

 

 

そんなことを知らない三上は・・・・

 

「・・・・のび太君・・・って!ダメダメ!三上美子!あの人がやったことを許してはいけないわ!」

 

学校から家へと帰っていたのだ

 

一体何があったのか・・・それは誰も知らない・・




ここまで読んでいただいてありがとうございます!次回も宜しくお願いします!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。