あの明久の訪問の後の翌日・・・・
僕はいつも通りに三上さんとジャイアンと登校していて、いつも通りに別れると・・・
「というわけで雄二とのび太とジャイアン!今日も楽しく勉強会をしよう!」
「いきなり入って早々に何!?」
「狙ったタイミングで言った!?」
「・・・明久。似合わない台詞が気持ち悪いぞ?」
「なんとでも言ってよ。今の僕には体裁を気にしている余裕はないんだから」
んん?この様子だと・・・
「また減点されたのか?」
「うん・・・・ジャイアンの言う通りだよ。朝起きたら化学の問題を聞かれた」
なるほど・・・明久に起きたばっかで出来るわけがない・・・
「そうか。それで、今はどのくらいの減点なんだ?」
「確か、合計で290点。もうかなり厳しいんだよね」
「290ねぇ。そうなると、期末の総合科目は1090点くらいだよね?」
「そうなんだよ。今までは絶好調でも1000点ちょっとだったから、それに更に50点以上アップさせないと……」
「総合1000点以上となると、Eクラスの中堅レベルだからな」
そう・・・今の明久にとって見たら地獄だね・・・
でもなにも絶望することはない・・・
「明久にとって良い方法があるよ?」
「え!?何々!?教えて!?」
「かなり必死だな!?多分のび太の考えだと・・・暗記物か?」
「うん。暗記ならしっかりと勉強したらそれなりにとれるよ」
「のび太とジャイアンのいうとおりだ。お前の場合、上がり代が残っている世界史あたりが狙い目だ。確か今までは50~60点程度だったよな?」
「あれ?よく覚えてるね?」
「これでも一応クラス代表だからな」
あっそういえば、雄二はクラス代表だったね・・・。忘れていた
「それに振り分け試験と違って、期末の問題を作るのは田中先生らしい。お前にはありがたい話だろ?」
「田中先生か・・・。それなら確かに点数を取り易いかも」
世界史の田中先生はおっとりとした初老の先生で、あの人の問題は解き易いと評判だ。いつもなら意味はないが、明久にしてみればありがたい話だからね
「まっ、今さら数学なんぞ頭いれても仕方ないしな。・・・俺も人のこと言えないしな」
「いやいや!?この間の総合点すごかったよね?!しかも半分数学であの点でしょ!?」
「まぁ・・・そうなんだが・・・」
「モチベーションがでないのね?」
「あぁ・・・・。まっ俺のことおいといて、勉強するならどこでだ?」
みんながう~んと考えていると、秀吉と島田と姫路が来た
「おはようございます・・・ってどうしたのですか?」
「おはよー・・・ってなんかすごく考えてるわね?」
「あっごめんごめん!おはよう!実はーー」
明久が島田と姫路に説明している間、僕らは今日は誰の家でやるかと考えていたのだが・・・
「なら、僕の家でやる?」
「え?いいのか?」
「うん」
「いや、お前の家って・・・いいのか?」
「うん。勉強するわけだしね」
僕ととジャイアンの会話を聞いていた雄二が顔あげたのだ
「きまりだな」
「本当!?良かった~。僕の家だと参考書あんまりないからね」
「あんまりじゃなく、ないのでしょ?」
「うぐぅ!?」
まぁ落ち込んでる明久はおいといて・・・
「まぁまぁ。行くメンバーは昨日のメンバーでか?」
「うん、その方がいいかなと思うし・・・」
「まぁ、今回俺らも少しでも良い点取りたいならチームワークで行くか!」
「だね!あっ、そうだ、昨日玲さんが僕らの出身小学校言っていたよね?」
「あー、そういえばどういうことなんだ?明久、お前は俺たちの小学校に通っていたのか?」
「え、いや。僕は少なくとも二人の通っていた学校とは接点もないし、通っていた覚えないよ?」
うーん、明久がそういうならそうなんだろうけど・・・・
「ってか、今日久々にキャッチボールするか?」
「いいね。グローブなんか無意識に入れてしまったよ」
「のび太もか?昨日の話でなんか久しぶりにした食っていれてしまったよ」
「ほう?なら俺も参加して良いか?たまにはそんな休み時間もありだとおもうしな」
「なら僕も参加するよ」
「なら休み時間に外でキャッチボールだね。グローブは体育の倉庫から借りたら良いし、西村先生には許可もらってるしね・・・」
「用意が良いな?ってかなんでお前はそんなにOKされるんだ?」
「「日頃の行い!」」
「「・・・・二人がそれを言うと説得力があるな・・・」」
落ち込んでる二人ほっておいて、先生が来たのですぐに座ったのだ。やはり今日も明久は保健室いきなさいと指示されたのだ。
そんなこんなで休み時間になり・・・・
「でも・・・・(パシッ)」
「なんだ?のび太・・(パシッ)」
「昔なら考えられないね?僕とジャイアンがキャッチボールなんてね」
「あー、確かにな・・・(パシッ)」
そんなの話ながら明久と雄二がなんかもめていたので僕は仲介して話を聞こうとすると・・・
「ねぇ、ジャイアン。明久がピッチャーするみたいだから、キャッチしてくれだってさ?」
「明久が?できるのかよ?」
「さぁ?審判は僕がするから、雄二はバッターにたってくれない?はい、バット」
「おう。・・・・ぶっとばしてやる・・・」
あれ?何かおかしいような気が・・・・?それに少しの間に何があったのさ・・・
「こい!!明久!お前の玉なんぞ一発でホームランだ!!」
「いったな!?打てるものなら打ってみろ!!」
「じゃあ・・・プレーボール!」
「打てるものなら・・・打ってみろ!!」
「!(玉が甘い・・・)そんな球打てるぞ!!(かきーーん!!)」
雄二が初球で明久の球を打ったのだが・・・
「とっ・・・(チーーン!)!?!!!!」
「「「あ・・・・・明久ー!?」」」
別の意味で明久の体にホームランとなったのだ・・・・その後の一時間の授業は明久は保健室でダウンしたということだけは書いておこう・・・
ここまで読んでいただいてありがとうございます!次回もよろしくお願いいたします!