普通の大学生活を送りたかった...   作:しっぷ

3 / 5
第3話

ゲームに熱中していたあまり外を見てみると日が落ちはじめており、時間の経過を感じた。時間にするとだいたい6時間ほど経っていたようだ。

 

「やばいな。いつの間にかすごい時間が経ってる。お腹も空いたし夕飯作るか...」

 

夕飯を作るために冷蔵庫にある物を確認すると、中にものが全く入ってないことに気づく。

 

「あーそういえば何もないから大学から帰ってくる途中で買ってこようと思ったんだった...すっかり忘れてたな」

 

ゲームをしすぎて固くなった体を動かしつつ、外に出る準備をしているとスマホにメッセージが2件ほど届いてた。送り主はRinさんとひとみだった。Rinさんは「家に帰ったからゲーム一緒にやろー。」との事。ひとみは「将人ー、課題のレポートについて少しわからないところがあるから教えてほしいんだけど大丈夫?」と送ってきていた。とりあえず返信しようと考えロックを解除する。

 

「ひとみには(ちょうど今から外出るからひとみがよければ家に行くよー。)っと。って間違えてRinさんに送ってしまったじゃん...」

 

まさかのミスである。しかしいつも返信がすぐに来るRinさんからは既読がついているが全然返信が来ない。とりあえず送る人間違えましたとは送ったがそれでも全く返信が来ない。とりあえずひとみにメッセージを送り、外に出た。

 

少しするとひとみから返信が来て「おっけー。じゃあ待ってるねー」と届いてた。それからは少し歩くペースを早くした。

 

 

 

一方その頃ひとみは

 

 

 

「ま、将人が家にくる。やややヤバイ、いろいろと片付けなきゃ」

 

と慌ててはいるが、こまめに掃除をしていたため全く散らかってはいないがテンパっている。床に落ちているクッションなどを定位置に戻し少しすると家のチャイムがなった。

 

ピンポーン

 

「ま、将人が来た!おかしいところないよね?」

 

部屋の中を確認し、鏡で服が乱れてないかなどを確認し、ドアを開ける

 

「ひとみいきなりすまんな。ちょうど外に出る用事があったからいきなり来てしまった」

 

「い、いや大丈夫だよ?こっちの方こそごめんね?わざわざ来てもらって」

 

「いやひとみのためだから全然大丈夫だよ。気にしないで」

 

ひとみのためだからと言われ、ドキッとする。

 

「ありがとう。中に入ってクッションがあるからそこに座って」

 

「おっけー。お邪魔しまーす」

 

家の中に招き、座ってもらう。とりあえず課題のレポートが全く進んでいないのでわからないところを将人に教えてもらう。

 

「わからないのはここなんだけど...」

 

「あーここかー。この前教授が〜〜〜〜って言ってたよ」

 

「えっ?そんなこと言ってた?全然話が頭に入ってこなかった...」

 

「確かに俺も講義が終わってから聞きに行って話が理解できたからとっても難しいと思うよ。教授もここの話はとても難しいって言ってたし」

 

将人に説明してもらっていると机の上においてあったスマホのバイブがなる。自分のかと思い確認してみるとメッセージなどは全く来ておらず反対側の方にあった将人のスマホに届いたようだった。盗み見るつもりはなかったが送り主の名前がRinという人ということだけが見えた。将人は自分のではないと思い、全く気にしていなかったようなので

 

「将人、メッセージ届いてるよ」

 

と教えてあげると、将人はスマホを確認する。画面見ると将人は表情を曇らせ

 

「ごめんひとみ。ちょっと用事ができたからもう帰るね。またわからないところがあったらメッセージを送って」

 

と言ってきた。相手から届いたメッセージがとても気になるが将人に感謝を伝える。

 

「わからなかったからとっても助かったよ。本当にわざわざごめんね」

 

そう伝えると将人は「じゃあ明後日の講義で」と言って出ていってしまった。

ひとみはさっきのメッセージの相手についてもう一度考えてしまう。

 

「Rinって誰なんだろ...やっぱり名前からして女の人だよね...?まさか彼女?いや朝の講義が終わってから聞いた話しだと彼女はいないって言ってたし。本当に誰なんだろ...」

 

これ以上考えるのは無駄だと考え、テレビの電源をつけて番組を見ているが全く集中できなかった。

 

☆★☆★☆★☆

 

将人はひとみの家を出てからスーパーで夕飯の材料わ購入している時さきほどRinさんから届いたメールについて考えていた。内容は

 

「ねえ、ひとみって誰?名前からして女の子だけど誰?送り先を間違えるって相当だと思うけどわざと?もしわざとだとしたらなんでこんなメッセージ送ってきたの?ねえ?......」

 

と来ており、このあともつらつらと文章が書かれてあり、将人は返信に困っていた

 

「本当に間違って送っちゃっただけなんだけどな...こんな書き方されると返信に困る...」

 

今まで一度もなかったメッセージの内容で返信に困っているとポケットに入れていたスマホのバイブがなる。送り主はRinさんで

「まーくん今日インしないの?昨日やろうって約束したじゃん。」

と届いていた。さっきとは全く違う感じのメッセージが乱れてないか届いており、将人はもっと困惑し、まだ返信していなかったことを思い出し夕飯食べたらインする旨を送った。

 

 

 

 

家に帰ってから夕飯を作って食べ終わる頃には20時過ぎており、スマホを確認するとメッセージが数件送られてきていた。送り主はRinさんで「まだインしないの?」や「まーくん早くして」、「早くしないと家に行っちゃうよ?」などと来ていた。

 

「家に行っちゃうよって住所しらないでしょ...今日のRinさんおかしいな。なんかすんげー怖い。待たせてるみたいだしいい加減ログインするか」

 

ゲーム機の電源をつけログインしてみるとRinさんはログインしておらずオフライン表示になっていた。

 

その日Rinさんはオンラインになることはなくこちらからもメッセージを送ってみたが既読はつくが返信は来なかった。




一日すっぽかしてしまった...できるだけ更新していこうと思うのでなにかありましたら感想に書いていただけるとありがたいです。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。