普通の大学生活を送りたかった...   作:しっぷ

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今回書くの難しすぎる...文章ガタガタですけどよければ読んでください


第4話

今日も大学の講義を終え、家に帰るために電話をする。

 

「古場さん、講義が終わったのでいつものところで待っているわ」

 

「かしこまりました凛お嬢様。10分ほどでつくので少しお待ちください」

 

短い会話であるが電話を切る。一緒に講義を受けてた友達と別れ、いつも迎えに来てもらう場所へと向かう。教室から出て歩いているといつも通り知らない人からの目線が集まる。ヒソヒソと話ながらこっちを見る人や上から下まで舐めるような目線もある。この時間がとても嫌いで歩くスピードを早め外へと出る。

 

私、萩原凛(はぎわらりん)は才色兼備だと自分でも思っている。告白された回数だって覚えていないが30はくだらない。大学の入試の成績も1位で、入学式の時に代表挨拶もした。それ以上に萩原家の娘という言葉でだいたい察してもらえると思う。私の両親は日本で生きていれば必ず一度は聞く会社の社長を務めており、その娘が私というわけだ。

 

 

そんな私であるがゲームをやることがとても好きである。両親は家柄のこともあり厳しいが娘の私の趣味にまでは干渉して来ないため家では呼び出しがない限り部屋にこもりゲームをやっている。今日もまーくんと一緒にゲームをやるために家に帰っているようなものだ。

 

「まーくん今何してるかなー。あの敵の練習してるのかな?」

 

古場さんの迎えを待ちながらぼーっと考える。誰かと話している時も脳内ではまーくんのことばかり考えている。しつこくメールアドレスを聞いたのもまーくんと常に繋がっていたいという気持ちもあるが調べるためということもある。ここに関しては両親の力を使わせてもらった。

 

「まさか住んでるところが近いとは思わなかったなぁ。しかもあんなに可愛い子だったんなんて。」

 

胸の中にしまっていた気持ちが溢れそうになる。どうしても一緒にいたい、ネットだけの関係ではなく現実の、それも恋人としていたいという気持ちが。

 

そんなときにまーくんとあった時のことを思い出す。あのときはFPSのゲームをやっていた。いつもどおりランクマッチに潜っていた。自慢ではないが私はこのゲームは得意で、キルレシオ(キル数÷デス数で出すもので、角待ちの芋という場合もあり得るが単純にその人の上手さがわかる)は2.5を超えており、混合(装備縛りなどをして特定のゲームマッチで戦う)などにも参加しており、割と有名人だった。そんなときにマッチングした相手にまーくんがいた。正直上手いといえるわけではないが何故か自分噛み合わず、一方的にやられてしまい、その時のデス数の大半がまーくんから倒されたものだった。その後数戦やっていたのだが全部まーくんにやられ続けた。私は興味が湧き、フレンド申請を送ると許可をされたのでそれからちょくちょくボイスチャットをしながらゲームを一緒にやっていると趣味が一緒ですぐに仲良くなり今では自分にとってなくてはならない友達になった。

 

そんなことを思い出していると見慣れた車が前に停まる。迎えが来たのだ。「いつもありがとう」と感謝の意を伝え、車に乗る。

 

スマホでゲームのアップデートがないか調べているとすぐに家についた。車からおり、家族数人か住むには大きすぎる家に入る。近くにいるメイドさんから「凜お嬢様、お帰りなさいませ」と言われ、適当に返す。すぐに自分部屋に入り、まーくんにメッセージを送る。

 

「(家に着いたからゲーム一緒にやろー。)っと。早く電源つけてログインしなきゃ」

 

ゲームをつけて準備をしているとまーくんからメッセージが届いたときの着信音がなる。すぐにスマホのロックを解除し、内容を見る。しかしそこにはわけがわからない内容が届いていた。

 

「ひとみって誰」

 

多分誰かが私の言葉を聞いていたら怖がるほど冷たい声音で言っていたと思う。しかし今の自分にはそんなことは気にならなかった。

 

「ひとみって誰。まーくん、私の名前は凜だよ?誰誰誰誰誰誰誰誰...」

 

頭が真っ白になっていく。いつの間にかコントローラーをテレビに叩きつけていた。声を荒げて誰なのと叫び続ける。大きな声を出していたため古場さんが

「お嬢様!?凜お嬢様どうされたのですか!?」

とドアを叩きながら言ってくるが頭に入ってこず、叫び続ける。

 

「誰なの!?ひとみって誰なの!?誰!?」

 

全く反応しないためか古場さんやメイドさんが部屋に入ってきたが、中の惨状に驚く。テレビの画面が割れておりコントローラーが近くに落ちていた。凜が怪我をしないように落ち着かせメイドが話を聞いている。

 

「凜お嬢様どうなされたのですか?」

 

「まーくんが...まーくんが...誰か知らない女に盗られたかもしれない」

 

「まーくん様...?古場さん何かご存知でしょうか?」

 

「おそらくいつもゲームを一緒にされているお友達のことでしょう。送迎の時にいつも楽しくその方について話しておられる」

 

「古場さん。まーくんの周りにひとみという名前の女がいない調べて。やっぱりまーくんは私がいないと駄目みたい」フフフ

 

「凜お嬢様、流石にそれ」

「いいから調べて。まーくんにくっつく害虫は駆除しなきゃ。」

 

古場さんは凜の今の状態に恐怖を感じていた。目に生気はなく誰でも殺してしまいそうな雰囲気を醸し出していた。返す言葉が出てこずに引き受けてしまった。

 

「心配して来てもらったのは悪いけど一人にして」

 

部屋の片付けも終わっており、早く出ていってと伝えられ、仕方なく部屋から古場さんとメイドが出ていく。

 

「まーくんにメッセージ送らなきゃ」

 

数件送ってみたがまーくんからの返信はなくやっぱりあの女なのかと考えてしまう。

 

「やっぱりあの女なのね。まーくんが騙されてるから助けてあげなくちゃ」

 

凜は、胸にしまっていたまーくんに対する気持ちが溢れてしまい、自分のまーくんにするために行動を始める。




お気に入りに追加してくれた方ありがとうございます。これからも頑張っていきますので今後もよろしくお願いします
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