その後にプロフィールがあります。
今回はすごく短いです。
人はなんで死ぬ可能性が出てくると何かしらの形にして生きていた証を残したくなるんだろうか。
誰かに生きていたと知ってほしいから?
身近な人に自分がいたことをずっと覚えていてほしいから?
僕の場合は後者だ。
僕が戦いに行くことを知っている人は少ない。
だからもし、別れの挨拶をする前に死んでしまった場合に備えて今日から日記をつけることにした。
と言っても思ったことを書いたりするだけなんだけどね。
友奈ちゃんは桜、東郷さんはアサガオ、部長はオキザリス、犬吠埼さんは鳴子百合、三好さんはサツキ。
花言葉もどれもぴったしだし、みんなによく似合っていると思う。
僕につけられた花はチチブイワザクラ。
まだ四国より外の世界があったころに咲いていた花らしく、一部の地域でしかなかった花だとか。
何故そんな花を僕につけたのかというと、神様方が、神に直訴しにくるアホは珍しいからという理由だった。
この花には珍しいため花言葉もなかった。
花言葉がないのも理由らしい。
でもこの花はとても綺麗だ。
だからこの花に恥じないよう戦い抜こう。
敵は十二星座がモチーフとして名前がつけられている、バーテックス。
十二星座なので十二体攻めてくる。
それを今回、僕一人で満開や精霊の補助なしで戦わなくてはならない。
正直戦いの途中で僕は死んでしまうだろうと思う。
だから、僕が生きた証をこの日記に残します。
出来たら友奈ちゃんに読んでもらって、僕のことを忘れないでほしいな。
神世紀300年 9月30日
「何を書いているの?」
「日記ですよ。僕の大切な人に覚えていてほしいために書いているんです」
「そっか」
僕のとなりにいる人はそのまま何も喋らない。
今回の戦いはとても危険なものだと理解しているから、話すのは慰めになると感じているのだろう。
でも死ぬとしても僕は絶対、助けに行くよ。
待っててね、友奈ちゃん。
ここから下は主人公のプロフィールとか設定です。
時期は中学2年4月です。
身長は友奈ちゃんより少しだけ低いぐらい。
あまり伸びない身長に絶望中。
周りからは背が低いほうが女装が可愛いのでそのままで、と思われてたりする。
文化祭の後から学校の生徒が主人公の女装に目をつけて、中学2年生の4月現在、勇者部の活動でも指名がくるぐらい人気になった。
部活での指名がくるようになってからは色々な人と関わるようになったので多少、人見知りや内気な性格が変わりつつある。
牛鬼の所に行って食べ物をあげることが学校が休みの日にも行っているので日課になっている。
学校が休みの日に行くときは生徒にバレないように園子ちゃんの所に行く、大赦の仮面とローブなどをつけているので、学校のバックに最近は仮面とローブが入れっぱなしだったりする。
部活での指名の時に大体が女装での指名なので女装することに慣れてしまった。
今では男子の服装を着ることの方が少ない。
クラスメイトとも普通に話せるようになってきている。
友奈ちゃんとは今もよくお風呂に入ったりしている。
当然、友奈ちゃんとはとっても仲良し。
友奈ちゃんに対しては、楽しい生活に出会わせてくれたことに感謝しており、恩人と思っている。
なので自分が友奈ちゃんに恋をしていることに気づいていない。
東郷さんには、友であり、友奈ちゃんの写真を撮る仲間であり、友奈ちゃんを狙うライバルと思われている。
主人公はそんなに深く考えていない。
園子ちゃんとは何も変わらず平行線のまま。
部長とは、ノリについていけない時もあるが上手く付き合いが出来ている。
文化祭で登場した、谷、山本、長谷川の女子3人は、東郷さんが作った『友奈ちゃんファンクラブ』の会員である。
3人とも東郷さんから渡されているインスタントカメラで友奈ちゃんのことを撮影したりしている。
1年の夏休みが終わったあたりにファンクラブは作られており、東郷さんが会長、主人公は副会長、他3人は会員である。
しかし、主人公はこのファンクラブのことに気づいていない。
東郷さんは近頃主人公の女装姿も盗撮し始めており、なかなかにヤバい人になりつつある。
主人公は自分が勇者候補者であることは知らない。
感想や評価など、いつもありがとうございます!
やっと物語が進んできました。
ちなみに次の章は、勇者の章ではないです。