リアルが忙しかったのと、ゆゆゆいでの赤嶺ちゃんと友奈ちゃん、この作品のオリ主の三角関係の妄想ばっかしていたらこんなことに・・・
そして友奈ちゃん、誕生日おめでとう!!
作者は一生、友奈ちゃんについていきます。
友奈ちゃん、愛してるよ!
園子ちゃんの所に行ったのが土曜日で今日は日曜日なので今日も学校は休みなのでいつもより少し遅くに起きる。
着替えて居間に行くと両親の置き手紙があった。
昨日のお役目のことで三好さんから話があるらしく大赦本庁に行くと書いてあった。
特にやることがない日はいつも友奈ちゃんの家にいく。
小学6年生の頃からの習慣みたいなものである。
友奈ちゃんの家に行き、友奈ちゃんの両親と挨拶をする。
友奈ちゃんの両親は買い物で午前中は出掛けると言っており、僕は快く留守番を引き受ける。
今日は特に予定もないし、昨日のことで頭がパンクしていたので友奈ちゃんのぬくもりを感じていたいと思っていた。
友奈ちゃんの両親が出掛けるのを見送った後、寝ている友奈ちゃんの所へ向かう。
「友奈ちゃん、入るよ」
ノックをしてドアを開ける。
友奈ちゃんはベッドの上で小さな寝息を立てながら眠っている。
「友奈ちゃん、風邪引いちゃうよ」
ベッド際まで近づき、はだけている掛け布団をかけ直す。
ベッド際でそのまま座り、その後は友奈ちゃんの幸せそうな寝顔を眺める。
「ん~、もう食べられないよ~、きょう君・・・」
友奈ちゃんが寝返りを打ちながら寝言を言っている。
しかも友奈ちゃんの夢の中で僕は出てくるらしい。
夢の中でも友奈ちゃんと一緒にいられていることに嬉しくなって軽く顔がニヤけてしまう。
そして友奈ちゃんの寝顔を眺めるだけでは終わらない。
そう、寝ている間に友奈ちゃんのほっぺたをぷにぷにするために友奈ちゃんの部屋に来たのだ!
小学生の頃に、友奈ちゃんが起きないのでほっぺたをぷにぷにしたときがある。
そのときに味わったほっぺたの弾力、ほっぺたから指に伝わる体温、間近で友奈ちゃんを感じられることに喜び、そのときからずっと続けている習慣である。
流石に学校がある日とかは時間がないのでやらないけど、休みの日には急ぐ必要がないので触らせてもらっている。
ちなみに僕が友奈ちゃんのほっぺたを触っていることを友奈ちゃんは知っている。
僕から友奈ちゃんに対してスキンシップをすることは少ないので、僕が密かにスキンシップを取っていたことを知るとなぜか涙目で
「きょう君が自分からスキンシップをしようとするなんて・・・きょう君成長したね~」
と話していた。
友奈ちゃんはスキンシップをするのもされるのも好きで、僕からのスキンシップについては喜んでいた。
そんなわけで本人の許可も得ているので早速友奈ちゃんのほっぺたをぷにぷにする。
友奈ちゃんが痛がらないように、優しくほっぺたに触れる。
人差し指と中指で少しの力で押していく。
柔らかい感触を指で感じる。
そして友奈ちゃんの体温を感じる。
友奈ちゃんのほっぺたをぷにぷにしている僕の顔はきっとニヤついているのだろう。
でも大丈夫!
この家には僕たち以外の人はいないし、友奈ちゃんは眠っているから見られる心配はない。
友奈ちゃんのほっぺた柔らかいな〜
友奈ちゃんの寝顔を眺めたり、ほっぺたをぷにぷにするのを交互に行い、1時間ほどすると友奈ちゃんは起きた。
「ん〜、あ、きょう君だ〜。おはよう〜」
そう言いつつ友奈ちゃんは上体を起こして僕に抱きついてくる。
「うん。おはよう、友奈ちゃん」
早口に返事をする。
いまだに僕は友奈ちゃんに抱きつかれたりするとドキドキしてしまい、鼓動が早くなる。
でも友奈ちゃんに気付かれるのは恥ずかしいのでなるべく冷静に振る舞う。
けれどやっぱり僕の考えていることは分かりやすいらしく、友奈ちゃんに
「そんなに緊張しなくていいんだよ~」
と背中を手でポンポンされながら声をかけられる。
「今日もほっぺた触ってたの?」
「うん。友奈ちゃんのほっぺた触ると、こう、なんていうか安心できるんだ・・・」
「そっかー。きょう君が好きでやっていることだから私が起きてるときとか何時でもいいんだよ?私は嫌じゃないし」
「そ、それはちょっと恥ずかしいよ・・・」
一段と顔が赤くなるのを感じる。
「恥ずかしがるきょう君可愛いよ~」
そう言いつつ友奈ちゃんが抱きしめた状態で頬ずりをしてくる。
「ゆ、友奈ちゃん、くすぐったいよ~」
友奈ちゃんに抱きしめられながらいくつか話をしたあとに一緒に朝食を食べる。
「う~ん、おいしー!」
友奈ちゃんの輝く笑顔を見ながら尋ねる。
「友奈ちゃんは今日は何か予定でもあるの?」
「何もないよー。きょう君は?」
「僕も特に予定はないよ」
「じゃあ今日は家でのんびりしていよっか」
「うん。そうだね」
朝食を食べた後は友奈ちゃんの部屋で別々なことをして過ごす。
友奈ちゃんは趣味の押し花を、僕も趣味の裁縫で東郷さん人形を作っている。
東郷さんの誕生日が近いので誕生日プレゼントとして贈る予定なのだ。
「友奈ちゃんは東郷さんにどんなプレゼントを贈るの?」
「私は桜の押し花を贈るつもりだよ」
友奈ちゃんらしいプレゼントだと思う。
「きょう君は人形を作るの?」
「うん。僕が一番思いを込められるのが裁縫だから。大事な友達の誕生日プレゼントは全力を尽くさないと何か申し訳ない気持ちになるんだ」
「きょう君は裁縫上手だから東郷さんも喜ぶよ!」
「喜んでもらえたらいいな。友奈ちゃんの押し花も東郷さん気に入ると思うよ」
そんな話をしつつ黙々と作業を行っていく。
友奈ちゃんは物事に集中すると周りを気にせず作業に集中することができるのでその技を生かして押し花づくりをしていた。
僕も話が得意ではないので黙々と東郷さん人形を作っていく。
昼頃に友奈ちゃんの両親が帰宅し、4人一緒に昼ご飯を食べる。
昼ごはんの後も作業を続ける。
日が傾き始めたあたりで僕の作業は終わった。
僕の全てを出し切った人形が完成し、満足しつつ友奈ちゃんの方を見る。
友奈ちゃんも押し花を作り終わったのか、ベッドに背中を預けてうたた寝していた。
このままでは風邪を引いてしまうかもしれないので、友奈ちゃんをお姫様抱っこしてベッドに寝かせる。
掛け布団をきちんとかけて、友奈ちゃんの寝顔を見る。
寝ている時も笑顔なので、見ているこっちも元気が出る。
友奈ちゃんの寝顔を見ていると僕も眠くなってきてしまい、ベッドに寄りかかる態勢で寝ることにした。
「あ、きょう君起きた!おはよう!」
友奈ちゃんの顔が僕のことを覗き込むように見ている。
気が付くと僕は何故か友奈ちゃんに膝枕をされていた。
「へ?ゆ、友奈ちゃん、これは・・・」
「きょう君が私のことベッドまで運んでくれたんだよね?そのお礼だよ」
そう言いつつ友奈ちゃんが頭を撫でてくる。
「きょう君の寝顔を見られたから私は幸せだよ~」
恥ずかしくなって顔が真っ赤になる。
今の僕の顔は湯気が出そうなほど暑い。
そんな顔を見られたくないので両手で隠してしまう。
「あ、ご、ごめんねきょう君。嫌だったかな・・・」
友奈ちゃんが悲しそうに言う。
「あ、いや、嫌じゃないから安心して。逆に、友奈ちゃんのことを近くで感じられて嬉しいよ・・・」
緊張や恥ずかしさなどで逸らしそうになりながらも、友奈ちゃんの目を見ながら自分の思いを告げる。
「えへへ~、嬉しいなー!」
友奈ちゃんは一瞬きょとんとした後、ほっぺたを赤くして花のようなきれいな笑顔で話す。
「もう少しこのままの態勢でいいかな?」
「うん!いいよ!」
友奈ちゃんとの生活は、僕の心を幸せで満たしてくれる。
ずっとこのまま友奈ちゃんと一緒にいれたらいいな。
いつも感想ありがとうございます!
そして前回、初めての評価ありがとうございます!
素人が書いたものなのに読んで下さりありがとうございます!
作者の励みになりますので感想などありましたら、どしどし送ってください。